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岸和田市/貝塚市/熊取町は大阪府泉南地域に位置する市と町です。
「岸和田市」は、「和泉」と称される府南西部に位置していて、「大阪湾」から「和泉山脈」に至る細長い市域を形成しています。「岸和田市」は城下町として栄え、明治時代中期以降は泉州綿織物を主とする紡織工業都市として発展してきました。「岸和田」といえば、「岸和田だんじり祭り」として有名で、毎年9月に行われる祭りです。速度に乗った「だんじり」を方向転換させる「やりまわし」が醍醐味でコースの曲がり角には大勢の見物客で溢れ返ります。まただんじりに施された彫刻も見どころで、休憩時に申し込めば見物を許可してくれることもあるそうです。
「貝塚市」は、「願泉寺」の寺内町を中心に発展してきました。古くから「櫛(くし)」の生産が行われていて、日本最古の櫛の生産地と言われています。また、昭和中期には、「東洋の魔女」と呼ばれた「日紡貝塚女子バレーボールチーム」の活躍でその知名度を上げています。
「熊取町」は、1964年(昭和39年)に「京都大学原子炉実験所」の設置と引き換えに「熊取駅」が快速停車駅になり、そのことで丘陵地を中心に大規模な住宅開発が行われ人口も増加。農村型集落から一気に大都市近郊住宅都市へと変貌を遂げました。