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赤磐市は、岡山県中南部に位置する市で、南部には住宅団地があり、岡山市のベッドタウンとなっています。県内三大河川のひとつ、吉井川が北東部を流れ、岡山平野の北東部に位置しますが、市域の大半は丘陵と山林となっています。
市内には「熊山遺跡(くまやまいせき)」があり、ここは古来より信仰の対象となっていた熊山(標高508メートル)の山頂付近にあります。基底部と3段の基壇で構成された石積みの建造物となっています。この基壇の周囲には室町時代前期頃まで霊山寺という寺院があったと言われています。
また、穂崎・和田地区にある「両宮山古墳(りょうぐうざんこふん)」は、長さ206メートルを誇る前方後円墳で、本宮高倉山南東麓の扇状地に築造された巨大古墳です。この古墳は両宮山古墳群を構成する古墳のひとつで、国の史跡に指定されています。備前地方では最大、岡山県では第3位の規模を誇り、5世紀後半の頃の築造と言われています。
赤磐市の駅は、JR西日本山陽本線 熊山駅です。