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中央区は、大阪市を構成する24行政区のひとつで、東区と南区の合区によって1989年(平成元年)に発足しました。ここは伝統的な大阪の中心業務地区であるために、早くから居住に適さない環境となり、30年以上にわたって「ドーナツ現象(中心地の人口が減少し、郊外の人口が増加する人口移動現象)」による人口減少が続いてきました。しかし、バブル崩壊後、老朽化しているビルなどを取り壊し高層マンションなどを建築して著しい人口増加につながりました。
中央区にあるのはなんといっても「大坂城」でしょう。大阪城は、安土桃山時代に建設され江戸時代に修復された城で、「太閤はんのお城」と親しみを込めて呼ばれることもある「日本三名城」のひとつです。現在は江戸初期から後期にかけて建てられた櫓や門など13棟が存在しており、城跡は71万平方メートルの範囲が国の「特別史跡」に指定されています。天守は1931年(昭和6年)に鉄骨鉄筋コンクリート構造になって復興されたものですが、現在「登録有形文化財」となっています。