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東淀川区は大阪市を構成する24行政区のひとつで、市域の北東部最北端に位置しています。「江口」や「井高野」には大阪市営の団地が立ち並んでいてベッドタウンとなっています。人口は大阪市24行政区のうち「平野区」「淀川区」次いで多い地域となっています。
東淀川区には「崇禅寺」があり、「曹洞宗」の仏教寺院で本尊は釈迦如来坐像となっています。寺伝では天平年間(729年から749年)に創建されたと言われています。慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦いの前哨戦にて「石田三成」の人質になることを拒否した「細川ガラシャ」は自らを家臣に殺害させて屋敷に火をつけました。その焼失した跡地を宣教師が遺骨らしきものを掘り起こし、細川家の菩提寺である崇禅寺に収めたとされ、この経緯から崇禅寺は細川ガラシャの菩提寺となり現在は墓が残っているそうです。崇禅寺は、建立依頼幾度となく焼失・再建されています。近年では1945年(昭和20年)の「大阪大空襲」によって焼失し、1989年(平成元年)にようやく再建がなった鉄筋コンクリートつくりのものとなりました。