25件中、21~25件目を表示中
北九州市門司区は、北九州市を構成する7区の行政区のひとつで、九州の北端「企救半島」にあり、この半島の大半を占めています。西側は「関門海峡」を挟んで「下関市」と向かい合い、東側は「周防灘」に面し、南側は「小倉北区」「小倉南区」に接しています。本州から九州への玄関口であり「日本海」と「瀬戸内海」を結ぶ海路を抑える場所でもあり交通の要でした。しかし、戦後は、主要な貿易国であった中国と国交断絶があったことから門司港などの港の地位は低下。さらに1958年(昭和33年)の「関門トンネル」開通や1973年(昭和48年)の「関門橋」の開通、はたまた1975年(昭和50年)の新幹線の開通により門司の通過点化が進み、企業は流出、経済はますます沈静化していきました。しかし、「門司港レトロ」構想によって門司港地区に残る歴史的建造物の保存、活用が積極的に行われ、1955年(平成7年)に見事グランドオープし、その後も観光開発が進んで賑わいが生まれてきています。