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福岡県北九州市戸畑区のエリア情報

北九州市戸畑区は、北九州市を構成する7区の行政区のひとつで、北九州市の中央部に位置しています。区域北部や北西部の海岸は「洞海湾」に面し、北東部は「響灘」「関門海峡」に面しています。北九州市の行政区の中では最も面積の小さい区です。区域北部にある「新日鐵住金八幡製鐵所」の戸畑区が区の面積の約半分を占めています。
区内には「中央公園」があり、「小倉北区」「戸畑区」「八幡東区」の3つにまたがった公園で、総面積は89.8ヘクタール。福岡県が約37.5ヘクタールを、北九州市が約52.3ヘクタールを管理しています。園内には様々な施設があり、レクリエーションやスポーツの拠点として市民に利用されています。また園内には「金比羅山（標高125メートル）」や「金比羅池」などがあることからその周辺エリアでは「金比羅公園」とも呼ばれています。この公園は明治100年記念事業として1967年（昭和42年）から整備されてきました。
毎年7月には、「戸畑祇園大山笠」という祭りが行われ、国の「重要無形民俗文化財」に指定されており、毎年10万人の観衆が訪れています。この祭りは4地区の氏神を中心に展開し高校生以上の大人が担ぐ「大山笠」と中学生が担ぐ「小若山笠」の全8基による山笠行事です。女人禁制の祭りであり、昼山から夜山へと姿を変える祭りは全国でも例がなくこの祭りの見どころとなっています。夜の姿は57個の提灯をつけた神輿を一気に担ぎ上げるもので、その風景は圧巻の一言です。