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長崎県南島原市のエリア情報

南島原市は、長崎県島原半島南部に位置する市で、長崎市の南東約60キロメートル、島原半島の南東部から南端部にあたる一帯の地域を市域としています。北西には雲仙市、北東には島原市と接しています。特産品としては「かす巻」というものがあり、これは「カステラ巻」とも呼ばれ、名前の由来はカステラ生地で餡を巻いたもの、もしくはカステラをどら焼きの生地で巻いたものからきていると言われています。カステラが主体となっていて、カステラで餡を巻くか、カステラ自体を焼き皮などで巻いているものを言います。
市内には「日野江城（ひのえじょう）」があり、南島原市のほぼ中央、有馬川河口付近の小高い丘にあります。縄張りには北西に三の丸、東に二の丸を配していて、中央の丘頂部に本丸が置かれた連郭式平山城となっています。発掘調査によって、安土城にしかみられなかった直線階段や、海外の技術を取り入れた石組み、金箔を施した瓦などが出土しています。
南島原市に駅はありません。