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島原市は、長崎県南東部の島原半島にある市で、島原半島の中心都市です。島原城や武家屋敷など旧城下町の街並みが残り、市内に湧水群のある観光都市です。1637年(寛永14年)に、農民に重税をかけ、さらにはキリシタン弾圧などの悪政を続けたためによる「島原の乱」が有名です。
市内には「島原城」があり、別名は「森岳城」や「高来城」と呼ばれ、城跡は長崎県指定史跡に指定されています。有明海に臨み、雲仙岳の麓に位置しています。城郭の形式はほぼ長方形の連郭式の平城で、高く頑丈な石垣が特徴的です。江戸時代には島原藩の政庁となっていて、当時の領主である松倉氏の知行は4万石でしたが、それに見合わない総石垣と櫓49棟を立て並べ、火山灰や溶岩流からなる地盤での普請工事は困難とされ、続く松倉勝家の代に領民の一揆を起こす一因となりました。
島原市の駅は、島原鉄道島原鉄道線 有明湯江駅・大三東駅・松尾駅・島原駅・霊丘公園体育館駅・島原船津駅・島原港駅です。