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湯沢市は秋田県南部に位置する市で、古くから秋田(羽後国)の南の玄関口として発展してきました。市の南部を山地が占め、南西は「大黒森山」南東は「高松岳」までを市域としています。南東の高松岳から流れる「高松川」が南から流れる「雄物川」と合流し、「東鳥海山」と「檜山」の間を北上し「横手盆地」に抜けていきます。東側から流れる「皆瀬川」が「雄物川」に合流する周辺が市の北限となります。気候は、市全域が特別豪雪地帯であり、豪雪地帯として知られる秋田県の中でも雪が厳しい部類に入ります。「秋ノ宮温泉郷泥湯温泉」など各地に点在する温泉地や、「犬っこ祭り」「小町まつり」「七夕絵どうろうまつり」などの季節ごのとの様々なまつりなど、豊富な観光資源を揃え、年間約120万人の観光客が訪れています。現在はインバウンド対策としてGPS機能を利用した観光ナビゲーションなどを活用し、多言語に対応した情報発信も行っています。
「犬っこ祭り」は、約400年ほど前の江戸時代に起源のある小正月の民俗行事です。毎年2月に行われています。米粉で作った子犬や鶴亀などの縁起物の細工を盗難魔除けとして家の戸口などに飾って、雪でお堂と「犬っこ」の雪像を作るものです。夕方になると、お堂にはロウソクを灯し、犬っこの細工を餅や甘酒などとともに供え、雪ん子の姿の子供たちが遊ぶなど、同じ秋田県内にある「かまくら」行事との類似点も多々あります。
湯沢市の駅は、JR東日本奥羽本線 院内駅・横堀駅・三関駅・上湯沢駅・湯沢駅・下湯沢駅です。