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名古屋市天白区は、名古屋市を構成する16行政区のひとつで、名古屋市の東部に位置しており、住宅地の性格が強い区です。「天白川」「植田川」周辺の平坦な地形と、北部の「植田山」などに見られるような丘陵部の両方を持っています。区の名前は1906年に「愛知部天白村」が成立したときに、区域を流れる川(天白川)から名前を取ったと言われています。「天白川」は、河口付近に「天白神」が祀られていたことに由来し、その上流から下流の一部は江戸時代に埋め立てが進むまでは「鳴海潟」と呼ばれる干潟でした。
この天白区には「名古屋市農業センター」があり、農業に関する研究や、指導、普及活動を行っているところで、1965年(昭和40年)に開設されました。敷地内には牛や羊などの放牧場や10種以上の鶏を飼育していて、また有料で貸し出されている市民農園などがあります。一方で、花壇や散策路が整備されており園内には12品種700本余りの枝垂れ梅が植えられ、毎年2月から3月にかけて多くの人が訪れます。