美容院において、お客様に対してさまざまな施術ができる＝一人前の美容師として活躍できるのが「スタイリスト」です。
ただ、すべての人がいきなりスタイリストから仕事に携われるわけではなく、徐々にランクアップしていくこととなります。
そのランクの一つが「ジュニアスタイリスト」であり、いわばスタイリストの卵のことを指します。
「スタイリスト」と呼称されてはいるものの、一人ですべての施術を任されることは少なく、基本的には高度な技術を必要としないカットやカラーなどを担当します。
ただし、アシスタント時代にはできなかった業務を任されることが増えてきますので、業務の幅が広がっていることは体感できるはずです。
注意点は、スタイリストのランクは一律で決まっているわけではないということです。
定義はそれぞれのサロンで独自に決められており、そもそもジュニアスタイリストという名称で呼ばれない美容院もあります。
また「どのくらいの期間を頑張ればランクアップできるのか？」という明確な条件も美容院によって異なります。
「特定の技術を習得する」ことでランクアップできるケースもあれば、一定期間を経たり、売上や指名数など具体的な数字で決まるケースもあります。
ランクアップの条件については、勤務する美容院に直接確認を取るのがベストかと思われます。
いずれにせよ、ランクアップするには自身の努力が不可欠といえるでしょう。