「セラピスト」とは、専門的な知識や技術に基づいて心身を癒したり、治療する人のことを指しています。「療法士」や「治療士」と呼ばれることもあります。
セラピストといっても、実にさまざまな分野に、さまざまな名称のセラピストが存在します。
施術方法は、体へのアプローチを主とした「ボディ系セラピー」、心や精神へのアプローチを主とした「メンタル系セラピー」、病院などで施術をおこなう「医療系セラピー」に大別されます。
エステサロンやリラクゼーションサロンで働く場合、必須となる国家資格はありません。
無資格や未経験からでも募集している求人はあり、サロンに就職後に研修を受けてスキルを身につけることも可能です。
働きながらでも通えるスクールもあるため、専門知識を身に付けてワンランク上のセラピスト目指すこともできるでしょう。
ただし「メンタル系セラピー」や「医療系セラピー」の場合は、公認心理士・理学療法士・あん摩マッサージ指圧師などの国家資格が必須となるため、まずは資格取得を目指さなくてはいけません。
それぞれで必要となる資格や知識・技術が大きく異なるため、セラピストを目指す方は「どの分野で活躍したいのか」を明確にすることから始めてみましょう。
そのうえで、専門学校や大学・通信講座を通じて、専門的なスキルを習得しましょう。