「美容部員」とは、お客様にメイクアップやスキンケアのアドバイスをおこない、化粧品を販売する専門職です。
所属するメーカーや店舗によっては「ビューティアドバイザー」「ビューティカウンセラー」「ビューティコンサルタント」と呼ばれることもありますし、ほかにも「化粧品販売店員」や「美容スタッフ」として仕事に携わることもあります。
美容部員のメインとなる仕事は、美容と化粧品に関する専門知識を活かした「接客」と「美容用品の販売」です。
カウンセリングを通してお客様の悩みや要望をお伺いし、お客様に合った最適な化粧品を提案します。
主な勤務先となるのは、化粧品販売会社やデパート・百貨店・スーパー・小売店・ドラッグストアなどです。
美容部員になるために必須となる資格はありませんが、美容部員の仕事は化粧品の販売に直結するため、化粧品やメイクに関する高い知識と技術が求められます。
なかには就職後に研修制度が設けられている場合もありますが、そのなかでより突出した美容部員になるためには積極的に資格を取得したりしてスキルを磨いていく必要があるでしょう。
「美」への関心は常に高く、女性だけでなく男性にも需要があります。
販売方法が多様化している昨今では、商品の魅力を伝え方がより一層求められる可能性はありますが、顧客のニーズを理解することで長く携われる仕事といえるでしょう。