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「面貸し」はミラーレンタルとも呼ばれており、サロン内の空いているスペースや営業時間外を活用して、お店で働く従業員以外の方に場所を貸し出す制度のことです。
自分の店舗を所有していないフリーランス美容師の利用が多く、オーナー側にとっても「空き時間を有効活用できる」というメリットがあって、面貸しをしている店舗が増加傾向にあります。
また、面貸しは美容室だけでなく、ネイルサロン・エステサロン・アイサロンなどの他業態でもおこなっているケースが増えています。
働き方が多様化するなかで、フリーランスとして活動する美容師・ネイリスト・エステティシャンも増えており、今後も面貸しをする店舗は増加していくと考えられます。
面貸しは、費用を最小限に抑えながら個人サロンデビューが可能です。
レンタルスペースや美容室の面貸しを上手に活用しながら、理想的な働き方を確立してみましょう。

「面貸し」はミラーレンタルとも呼ばれており、お客様の入らない空いた時間や余っている席を他の美容師にレンタルすること指します。
面貸しするケースが多い業態の一つが「美容室」であり、美容室は2012年度末時点で全国に231,134か所、5年後の2017年度末には234,089か所に増加しています。
東京都の特別区である23区を除いたとしても面貸しをする美容室は増加しているため、お探しの方は検索機能を活用して、自分に合ったお店を探してみましょう。

面貸しでは、借りる美容師と貸す美容室(オーナー)のどちらにも「面貸しだからこそ」のメリットとデメリットがあります。
借りる美容師が注意すべき点の一つとして、収入が安定しない可能性があるというのが挙げられます。
雇用される場合は、売上に関係なく固定した額の給料がもらえます。
しかし、フリーランス美容師はあくまで個人事業主であり、お店側も「お店を貸しているだけ」であるため、売上が収入に直結することとなります。
業務委託の場合は最低保証金額が設けられているケースもありますが、フリーランスの場合は顧客が集まらないと利益を得ることはできません。
サロンで勤務するよりも収入が不安定になるケースも多いため、この点には注意が必要です。
逆に、たくさんお客様を獲得し売上を伸ばすことができれば、雇用されるよりも収入が増えることも充分考えられます。
自分の頑張りで収入が決まるため、フリーランスになる前に、知識と技術の習得・実績・人脈づくり・集客方法の確立などをしっかりおこなっておきましょう。

美容bizでは、面貸しをおこなっている店舗を検索することが可能です。
条件は店舗によって異なりますので、自分のこだわりに合わせて納得のいくお店を探し、気になる点があれば問い合わせをしてみましょう。