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いちき串木野市は、鹿児島県にある人口約3万人の市で、特産品は「つけ揚げ(薩摩揚げ)」です。薩摩揚げは、魚肉のすり身を成型し、油で揚げた料理で、魚肉練り製品となります。薩摩揚げは中国由来の料理が琉球に伝わり、薩摩を経由して全国に広がったとされています。「島津斉彬」が諸藩のかまぼこをヒントに鹿児島の高温多湿の風土に合うように揚げ物料理を考案させたという説も残っています。魚肉のすり身に塩・砂糖などで味付けし、形を整えて油で揚げ、丸型や角形など形は様々です。また、ゴボウやイカ・ゆで卵などの素材を包み込んだものもあります。
2000年頃には、市のPRとして、「まぐろラーメン」を考案しています。マグロの頭でスープをつくり、まぐろのヅケやステーキなどがトッピングされたラーメンが特徴です。市内食品企業によってインスタントラーメンも販売されています。そのほかにも「いちきポンカレー」も開発され、ご当地カレーライスとして評判を得ています。
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