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日本の美容整形って実際どうなの?海外との美容整形手術を徹底比較!

この記事は約11分で読めます。

「もっと鼻が高ければ……」「もっと目が大きければ……」と自身の身体や顔にコンプレックスを抱える人は多いものです。

そんな人々の悩みを解決してくれる方法の一つとして『美容整形手術』があります。

かつて美容整形手術は「親からもらった身体や顔にメスを入れるなんて……」といわれていた時代もありました。

しかし現在は安価な値段でできるプチ整形をはじめ、

「ちょっと美容室に行ってきます」の感覚で

「ちょっと美容整形してきます」という人も増えてきています。

美容整形手術が身近なものになってきている昨今、海外に美容整形手術を受けに行く人達も増えています。

今回は日本で盛んになってきている美容整形について、日本の整形手術の現状と海外の

美容整形事情について検証していきます。

日本の美容整形

日本人の受ける整形手術の特徴として、レーザーによるシミ・シワの解消、注射によるヒアルロン酸の注入、脱毛などのメスを使わない施術が美容整形の施術全体の60%以上を占めています。

日本人に馴染みのある美容整形大国『韓国』ですが、施術件数の数でいえば韓国よりも日本の方が美容整形の件数が実は多いのです。

いわゆる『プチ整形』が日本人には人気です。

日本人の特徴として、メスを入れることにリスクを感じる人が多くいるためです。

外科手術を伴う美容整形手術は回復に時間がかかり、元に戻すのも難しいといわれています。

日本人は美容整形で大きなリスクを取りたがらないのです。

また整形する箇所にも海外と大きな違いがあります。

アメリカ人やブラジル人などはお尻や胸を大きくするといった身体全体を整形するのに対して、日本人は整形手術を顔に整形手術を施す場合がほとんどです。

なんと日本人の整形手術の個所の92%が顔や頭部に対しておこなわれています。

海外では美を身体全体でとらえるのに対して、日本人は顔で美を捉える傾向があります。

また美しさを異性にアピールするために整形をする外国人に対して、日本人は同性からの評価を得るために整形手術を受けるという傾向があります。

コロナ禍における国内美容整形手術の需要の増加

コロナ禍において国内の美容整形手術の需要が増えているようです。

リモートワークの増加に伴い、外出が減ったため整形したことがバレにくく、このタイミングで整形手術をする人が多いようです。

またマスクの着用が求められるようになり、手術痕を隠しやすいというのも関係しているようです。

さらに韓国などの海外で整形手術を予定していた人たちが新型コロナウイルスの影響により、海外に行けなくなったため、国内で整形手術をする人たちが増えているようです。

今後の日本における美容整形

男性も美容整形を受ける時代へ

今後は美容整形手術は女性だけのものではなく、男性にもさらに需要が出てくるようになると予測されています。

実際に某テレビ番組で持続化給付金の使い道についてのインタビューで、20代の男性が二重手術をしたと言っていました。

さらにそれを見た弟も二重手術をしたそうです。

このように、男性が美容整形をするようになることも今後は増えていくと予想されます。

世界的に見ても整形手術をする男性は増えてきています。

アメリカではこの約20年間で美容整形をする男性の数が3倍ほどに伸びてきています。

男性が好む美容整形の施術内容としては髭や髪の毛の延命や植毛手術、ケミカルピーリングや脂肪冷却による痩身手術など、メスを使わない美容整形が比較的心理的ハードルが低く、受けやすいという事でした。

また男性の生殖器に対するコンプレックスを解消するために、美容整形手術を受ける男性もいます。

美容整形を受ける年齢の低年齢化

日本では整形手術を受ける低年齢化が進み、なじみのあるものになってきました。

18~39歳までの女性に「整形手術をしたことがあるか?」というアンケートをおこなったところ、約12%の女性が整形手術を受けたことがあるという結果になりました。

過去5年間の間に初めて整形したという女性の割合は10代・20代が約半数を占め、若年層の整形手術が増加傾向にあります。

このことからまだ整形手術を受けたことがないという人の中にも、これから整形手術を受けるという美容整形予備軍が多数含まれているということが見込まれます。

現代の日本人女性が生涯のうちに美容整形を受ける割合は30~40%ほどになるのではと予測されています。

3人に1人が美容整形手術を受ける時代になると予測されます。

それだけ美容整形手術が身近になってきているということです。

美容整形も国際化が進む

ま美容整形でもグローバル化が進んでおり、中国人や韓国人が日本に来て整形手術をおこなったり、日本人が韓国に行って整形手術をすることも多々あります。

前述のように、日本において整形手術に対する世間の認識は「整形手術は身近なものになった」という認識にもかかわらず、美容整形業界で働く日本の医師たちの認識は変わりません。

今の世界の美容整形手術において、安くて質がいいのは当たり前になってきています。

その最たる例が韓国であり、韓国での整形ツアーはとても人気があります。

ヨーロッパやアメリカも同様に安くて質がいいのが当たり前になってきているのが現状です。

中国でも、美容産業は中国国内のトップ5に入るほどで、業界の質も年々上がってきています。

日本のいわゆる偉い美容整形の先生たちは「韓国や海外の美容整形は質が悪い」と口を揃えて言っていますが決してそんなことはなく、世界において高品質・低価格が進む美容整形業界で日本は遅れをとっています。

その原因は日本の美容整形が高すぎるためといわれています。

日本の美容整形における技術や方法論は年々進化しています。

しかし薬剤や機材は10年前からあまり変わっていないのが現状です。

整形大国、韓国の美容整形ツアー

美容整形といえば韓国というイメージを持っている人も多いものです。

最近は中国人だけでなく、日本人にも韓国の美容整形ツアーが人気になっています。

美容整形ツアーは美容整形の紹介だけでなく、通訳やホテル、空港までの送り迎えとツアー会社によって様々なサービスを受けることができます。

中には韓国政府認定の整形ツアーエイジェンシーもあります。

会社によっては不定期で大阪や東京で説明会をしている会社もあります。

気になる人は積極的に参加してみてください。

また韓国の整形ツアーは割引特典を受けることが可能です。

50万円以上の手術を受けたら5日分のホテル代が無料、100万円で1週間、150万円で2週間など、金額によってはホテル代が無料になるツアー会社もあります。

高額な手術をすればするほどお得になりますが、ダウンタイムを考えるとそのくらいの長期間の滞在は必要といえます。

整形手術には多額の費用がかかってしまい、日本で美容整形外科で入院するとおおよそ1泊1万円程度です。

その点、韓国で高額の手術を受けてもホテルが無料になるのは大きなメリットです。

また通訳を付けることができるのも大きなメリットです。

美容整形においてカウンセリングは重要なので通訳さんに同行してもらい、細かく希望が伝えられることも魅力です。

日本で爆買いをすることで知られる中国人ですが、韓国整形ツアーを爆買いする中国人も多くいます。

この韓国整形ツアーは中国人に非常に人気であり、あまりにも人気がありすぎて中国人からは別料金を取っている病院もあるようです。

中国人だけでなく、最近は日本人にも人気です。

その理由として韓国は美容整形大国であり、整形の技術が高いこと、日本よりも安く質の高い整形手術が受けることができるという理由で人気です。

また日本で使える薬剤や機械が日本と違うのも人気のある理由の一つです。

韓国人の国民性は日本人に比べせっかちであり、即効性を求める人が多いのです。

そのため脱毛などの機械も日本の物に比べて出力数が高く、施術が早く終わらせることができるのも韓国で美容整形を受ける日本人が多い理由です。

さらに韓国では日本以上に整形手術が一般的におこなわれており、整形手術に対する偏見が日本よりも低いです。

顔面に包帯を巻いたままショッピングを楽しむ人や、鼻にギブスを付けたまま歩いている人も街中では多く見かけるようです。

術後顔がはれていても、コソコソする必要がないのも韓国で美容整形手術を受ける魅力の一つです。

価格は日本と同様、美容外科によって異なります。

韓国の美容整形外科では『美容整形外科』として一くくりではなく、“鼻専門”であったり、“脂肪吸引専門”、“豊胸手術専門”とそれぞれのジャンルに分かれていることが多いです。

また日本は『プロテーゼ』と『小鼻縮小手術』がバラバラな場合が多いですが、韓国は『プロテーゼと小鼻縮小手術』をセット価格で破格に受けることができる美容整形外科も多いのが特徴です。

そのため1度の施術で早く安く済ませることができます。

まさに韓国人の特徴を得ている美容整形といえるでしょう。

韓国整形ツアーエイジェントは気軽にLINEやSNSで問い合わせることも可能です。

また日本人モニターが載っているSNSやブログを併設しているところも多くあり、安心してツアーに参加することができます。

韓国の整形ツアーの費用は2万円からとリーズナブルなので、韓国で整形を考えている人は美容整形ツアーを利用するのも検討してみることをオススメします。

メリットばかりではない、海外で美容整形を受けるデメリット

海外で整形手術を受ける際、どうしてもデメリットとなるのが言葉の壁です。

言葉がうまく伝わらず、微妙な日本語のニュアンスが伝わらず思った通りの仕上がりにならなかったというケースもあるようです。

そのため少し韓国語が話せるという人でも通訳さんに付き添ってもらうことをオススメします。

医療用語などの複雑な単語を使って話さなくてはならないので、自分の思った通りのイメージを伝えるため通訳さんがいたほうが安心です。

また海外で美容整形受ける場合、美的感覚に国際間でズレが生じることも多く、思っていたのと違うなどトラブルの原因となってしまいます。

そのため自分のなりたいイメージの写真や、憧れの芸能人の写真を持っていくこともオススメです。

トラブルが生じた時も慣れている通訳さんがいてくれた方が安心して対応することができます。

その他海外の美容整形手術事情

ここからは日本と韓国以外の海外の美容整形事情についてみていきます。

アメリカ

美容整形件数世界ナンバーワンの国といえばアメリカです。

多種多様な民族が住んでいる国だからこそ、見た目に関してもコンプレックスを抱く人が多いるためです。

アメリカでの美容整形の件数で多いのが豊胸手術や豊尻手術など、身体をグラマーに見せる美容整形が特に人気です。

日本では「低い鼻を高くする」「目を大きくする」といった顔のパーツを大きくする手術が一般的ですが、アメリカでは「高すぎる鼻を低くする」「顔のパーツに合わせて手術をうける」という美容整形を受ける人が多いのが特徴です。

日本以上に美容整形に関して寛容に受け入れる国民性なので、日本人のようにプチ整形で悩むことはなく、ショッピング間隔でサクッと済ませてしまう人も多いです。

整形外科医の数が多いのもアメリカの美容整形業界の特徴です。

またアメリカは歯が命の国民性を持っています。

歯列矯正などの施術も含めると美容整形の数は群を抜いてナンバーワンになるでしょう。

美容整形の件数も年々増加傾向にあります。女性の写真

ブラジル

整形大国ナンバーワンのアメリカと同じ国土と人口を誇るブラジルは、整形大国の中でも人口1000人あたりに対する手術件数が多く、整形大国といえる国です。

『ブラジリアンワックス』という言葉が日本に定着してきたことを考えると、ブラジルは美意識の高い国だということが伺えます。

美容整形外科医もアメリカに並んで多く、1000人当たりの手術件数でみるとアメリカよりも多いといわれています。

アメリカ同様、豊胸手術・豊尻手術が盛んに行われています。

またブラジルは一重に対するコンプレックスが強く整形手術でくっきり二重にする人も多くいます。

美容整形に対する考え方もオープンであり、日本のように整形したことコソコソ隠すような文化はありません。

むしろ整形手術ができる人をお金持ちだとする傾向があるので、整形手術を受けたことを自慢するブラジル人さえいます。

中国

中国は人口がとても多いので、必然的に美容整形手術の件数が多くなります。

中国は人口が多いため他人に負けたくないという、負けん気の強い人たちが多い国民性です。

そのため他人からよく思われたいという熱意が美容整形手術に向けられることも少なくありません。

特に中国人は顔に対するコンプレックスを強く持っており、整形手術で顔を変えてしまう人もたくさんいます。

中国は貧富の差も激しいので整形できる人、できない人といますが、近年は借金をしてでも美容整形手術をする人も増えています。

美容外科医の技術も金額もまちまちであり、良い医者も悪い医者も同じくらいいるといわれています。

中国で整形手術を受けるのは自己責任ということになります。

まとめ

世界の美容整形事情について理解は深まったでしょうか。

●日本では新型コロナウイルスの影響により美容整形手術を受ける人が増えた

●美容整形は女性だけのものではなく、男性が受ける人数も世界的に年々増えている

●日本人の美容整形手術を初めて受ける年齢が低年齢化しており、今後3人に一人の女性が美容整形を受けることが予想される

●整形大国韓国での外国人向け整形ツアーが人気である

●世界ではアメリカ・ブラジル・中国・日本・韓国で美容整形手術が盛んにおこわれており、国によってどのような施術が人気かさまざまである

新型コロナウイルスの影響ですぐに海外に行って美容整形を受けるのは難しそうですが、落ち着いたら旅行がてら海外で整形手術を受けてみるのもいいかもしれません。

納得のいく施術を受けるために、どこで整形手術を受けうるにせよしっかりとカウンセリングを受けることが大切です。

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