新型コロナウイルスの影響により、大手家電量販店ではおうち時間が増えたことにより、去年の同じ時期に比べて冷蔵庫は1.2倍、ドラム式洗濯機は1.3倍増えており、売り上げを伸ばしています。
それに伴い、ホームケアのできる美容家電も人気を集めており、現在では様々な美容家電が販売されるようになりました。
今までエステに通っていた人が密を避けるため、エステに通うのをやめ、自宅で使用する人が増えたためです。
また政府による現金10万円の一律給付が、美容家電の買い替えや購入を後押ししたとみられています。
一口に美容家電といっても、毛穴、シミ、シワなどのエイジングケアから、髪の毛のツヤやムダ毛ケアなど、その使用場所や用途などもバリエーション豊富です。
今回は最新の売れ行き美容家電について、悩み別に解説していきます。
悩みの種類で選ぶフェイス用美容家電
現在数多くの美容家電が販売されていますが、選ぶポイントについて悩み別に解説していきます。
おうち時間を美容に充てたい、購入を考えている人は参考にしてみてください。
毛穴ケアには「ウオーターピーリング」
ウォーターピーリングとは水分を調音場の振動でミスト状にし、角質や毛穴ケアをしてくれる美容家電です。
普通に洗顔するよりもより毛穴にアプローチできるため洗顔だけよりも、効果的に毛穴の汚れを落としてくれます。
美顔器は専用のジェルが必要な場合が多いですが、ウォーターピーリングであれば本体と水のみで使用でき、簡単に使用することができるので美容家電を初めて購入を考えている方にオススメです。
小顔ケアには「エステローラー」
顔のたるみやフェイスラインの引き締め・リフトアップなどには、美顔ローラーや小顔ローラーと呼ばれるフェイスケアアイテムがオススメです。
顔以外にも脚や腕に使えるボディライン専用のものも人気があります。
エステローラーには手動のものと電動のものがあります。
手動のものは手でコロコロと動かして使い、電動のものはよりパワフルで付属機能のついているものも多くあります。
うるおいケアには「スチーマー」
乾燥肌に悩む人にオススメなのがスチーマーです。
洗顔前の毛穴のサポートとしても使用化ので、置き型のものや携帯型のものなど、様々な種類のスチーマーが販売されています。
置き型タイプのものは自宅でじっくり使用したい人にオススメで、携帯型はオフィスなど、出先で使用したい人にオススメです。
用途に合わせて購入します。
顔全体のケアには「多機能美顔器」
家電量販店には様々なフェイスケア商品が並んでおり、バラエティー豊かに商品が揃っています。
用途が細かく分かれているものもありますが、初めて美容家電を購入するのであれば種類が多すぎてどれを選んでいいのか悩んでしまう人も多いものです。
そんな時オススメしたいのが1つで多数の機能を備えた美顔器です。
顔全体をケアできるので、気軽にいろいろ試してみたいという初心者さんにオススメです。
悩み別に選ぶ頭髪用美容家電
美容家電は肌ケアだけではなく、髪の毛や頭皮のケアをするものまでさまざまに販売されています。
髪の毛を傷めずスタイリングする「高機能ヘアアイロン」
サラサラのストレートヘアにしたり、きれいで簡単に巻き髪にしてくれるヘアアイロンも美容家電の一つです。
髪の毛を傷めにくく、所要時間のかからないものであれば髪の毛のスタイリングだけでなく、キューティクルケアや保護にも繋がります。
マイナスイオンで髪の潤いを保ちながらスタイリングできるもの、アイロンの熱をツヤにかえるものなど、自分の髪質に合ったヘアアイロンを選ぶようにします。
熱ダメージを抑える高機能ドライヤー
髪の毛を乾かすドライヤーも美容家電の一つです。
最近のドライヤーは従来のものよりも大きな風力で素早く髪の毛を乾かし、長時間髪を熱風にさらすことで傷んでしまう髪ダメージを、最小限におさえるものが多くできています。
値段はピンキリですが、高級なものであれば10万円近くするものもあります。
さらにパサつきを抑える機能としてマイナスイオンやプラズマクラスターが搭載されたドライヤーも最新の美容家電です。
地肌・頭皮ケアには「頭皮マッサージ機」
美しくて強い髪の毛を作るには、シャンプーやドライヤーだけでは不十分です。
髪の毛を支える根元の頭皮ケアも大切です。
髪の毛を生えてくる段階でケアしたい人には、頭皮マッサージ器がオススメです。
頭皮の汚れを落とすことにより、シャンプーやトリートメントが浸透しやすくなり、丈夫な髪の毛を育てるのに役立ちます。
また頭皮マッサージ機はシャンプーの浸透を良くし、頭皮の汚れを取るだけでなく、もみほぐしなどのリラクゼーション効果もあり、眼精疲労や頭痛、肩こりや小顔効果も期待できます。
ピンポイントの悩みで選ぶポイント美容家電
ムダ毛や目元のシワなど、ピンポイントでダイレクトにケアしたいという人に向けて美容家電を紹介します。
ムダ毛ケアには「脱毛器」
薄着になる夏場はムダ毛の処理に困っているという人も多くいます。
そんなムダ毛ケアに応えるのが脱毛器です。
以前はシェーバーや毛を抜くだけの脱毛器などが一般的でした。
脱毛サロンの需要が増える一方で「サロンに行くのは恥ずかしい」「通う時間がない」などという人も脱毛サロンと同じように光脱毛が自宅でできるのが最新の美容脱毛器です。
ムダ毛の処理だけでなく、美肌効果の期待できる脱毛器もあり、こまめに処理をしても肌ダメージが少なく、ランニングコストも抑えられるのがメリットです。
目元のしわ・たるみ・疲れには「目元ケア製品」
目元専用のマッサージ器もはアイマッサージャーと呼ばれ、目元のシワや眼精疲労が気になる人にオススメの美容家電です。
パソコンやスマートフォン、モニターや細かい作業の多いネイリストなどにオススメで、アイマッサージは疲労回復に効果的です。
最近ではマッサージ機能の他にBluetooth搭載でスマートフォンと連動し、音楽を聴きながら使用できるものも多く販売されています。
就寝前のリラクゼーションアイテムとして購入する人も多くいます。
爪のお手入れには「電動ネイルケア」
美容師やエステティシャンなど、人前に出る仕事であるにも関わらず、ネイルがしづらい人にオススメなのが電動ネイルケアです。
ネイルサロンに通わなくても、自宅でネイルケアを素早く簡単にすることができます。
ポーチに入るサイズの電動ネイルケアが人気であり、どこでもネイルケアをすることができます。
静音性に優れているものが多く、騒音の心配もなく使えるものが多くあります。
アタッチメントも豊富であり、初心者でもピカピカのネイルに仕上げることができます。
毛穴汚れや角栓ケアには「毛穴吸引美顔器」
毛穴の汚れ・黒ずみ・角栓・角質が気になる人にオススメなのが毛穴吸引美顔器です。
毛穴の汚れはニキビの原因になり、角質・角栓・シワにも対応するだけでなく、超音波が出る最新のものもあります。
男女ともに使えるため、家族でシェアしている人も多いそうです。
まとめ
最新の美顔器は日々進化しており、次から次へと進化しています。
今回紹介した美容家電以外にも多くの美容家電があります。
おうち時間に自宅できれいになりたい、美に磨きをかけたい人はいろいろと調べてみてください。