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意外と知らない脱毛に関する資格・施術方法一覧

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女子小学生・中学生、男性も脱毛サロンやクリニックに通っている人も多く、脱毛はポピュラーな施術となっています。

医療脱毛や光脱毛など、様々な脱毛施術がありますが、

「脱毛サロンで働く人たちはみんな脱毛の資格を持っているのか?」

ということが気になる人も多いことと思います。

『脱毛』とひと口にいってもさまざまな種類・方法があり、実は資格がないとできない脱毛施術も存在するのです。

今回はクリニックや脱毛サロンの脱毛方法と、脱毛に関する資格を紹介していきます。

脱毛の種類

クリニックやエステで受けれる脱毛には大きく分けて

●レーザー(医療)脱毛
●電気(ニードル)脱毛
●光(フラッシュ)脱毛
●ワックス脱毛(ブラジリアンワックス)

の4種類が主な施術方法です。

このうちレーザー脱毛、電気脱毛を行うには資格が必要です。

レーザー脱毛

レーザーを使う施術は医療行為にあたるため、レーザー脱毛は医療行為です。

そのため施術者は医師免許・看護師免許を持つ人しか扱うことができません。

そもそも医療用レーザー・脱毛器は医師免許がなければ購入することができません。

そのため美容クリニックなどのレーザー脱毛で施術をしてくれるのは有資格者となります。

施術も医療機関でなければ行うことはできません。女性の画像

電気脱毛

電気脱毛とは別名『ニードル脱毛』といわれており、プローブと呼ばれる針を毛根の一つひとつに差し込み、そこに電気を流して毛根を破壊する施術です。

毛根から消滅させるため、電気脱毛を施した箇所は半永久的に脱毛することができ、『永久脱毛』といわれる施術方法です。

アメリカでは140年以上前からおこなわれており医療用レーザーよりも歴史が古く、身体への副作用がないことも証明されています。

電気脱毛は『認定電気脱毛士』という民間の資格を持つ人しか施術を行うことはできません。

本来、針を使う施術は医師免や看護師免許等のを持つ医療従事者しか行うことができませんが、電気脱毛に限って認定電気脱毛士の資格を持っていれば施術を行うことが可能です。

そのため認定電気脱毛士の資格を持っていれば、エステティックサロンでも施術をすることが可能です。

認定電気脱毛士の資格

認定電気脱毛士はCPE(Certified Professional Electrologisist)といわれる資格です。

この資格は電気脱毛士のクオリティを管理する『米国電気脱毛協会(AEA)』が優秀な脱毛士として推奨している資格です。

CPEはTOEICやTOEFLを実施しているE.T.S.という機関が行っており、民間の資格の中では公共性が高い資格といえます。

日本では日本スキン・エステティック協会がAEAと連携しています。

認定電気脱毛士の資格は予備試験や実務経験などが必要であり、誰でも受けることができる資格ではありません。

認定電気脱毛士の資格取得条件は以下のいずれかを満たす必要があります。

●認定電気脱毛士の教育カリキュラム400時間(エステティックの基礎300時間+脱毛専科100時間)の修了者、または修了見込者
●脱毛専門学校での脱毛カリキュラム300時間(脱毛理論63時間+脱毛実技237時間)修了者、又は修了見込者
●美容電気脱毛を取り扱う店舗で(美容電気脱毛施術50時間以上)の実務経験1年以上の人
●合格有効期限内に美容電気脱毛技能検定3級以上の資格取得者、または筆記・技術試験のどちらかに合格している人

認定電気脱毛士の資格は筆記・実技試験の2種類があり、両方の試験に合格しなければ認定電気脱毛士の資格を取ることはできません。

実技試験では使用する脱毛器やグローブ、ニードルなどのは受験生の持ち込みとなり、脱毛モデルも受験生自身で準備する必要があります。

知識が十分にあってもエステティシャンとしての技術がない、技術があっても知識がないと認定されない資格です。

取得後も資格の有効期間は5年間であり、資格取得後も更新にはセミナーや通信教育を受ける必要があります。

エステ系の資格は1度講習を受ければ簡単に取得することが多い中で、美容電気脱毛士の資格は誰でも取れる資格ではないため、就職や転職、さらには自身で脱毛サロンを経営する際にもかなり有利な資格となります。

美容電気脱毛とは | 日本美容電気脱毛協会 

光脱毛

光脱毛は脱毛サロンで多く取り入れられている脱毛方法です。脱毛の画像

光脱毛の機械を扱うために特に資格が必要ということはなく、全くの無資格者でも従事することができます。

しかし一般のエステサロンではお客様が安心して施術を受けることができるように、自社独自の研修やセミナーを実施したり、第三者機関の資格を実施する資格取得を促すエステサロンもあります。

第三者機関として代表的な資格は、一般社団法人 日本エステティック協会の認定する『認定トータルエステテックアドバイザー』『認定エステティシャン』『認定フェイシャルエステティシャン』などがあります。

一般社団法人日本エステティック協会

ワックス脱毛

ここ数年、脱毛マシンや電気針を使わず、ワックスを使って脱毛施術をする脱毛サロンも増えてきました。

『ブラジリアンワックス』とはワックスを使いVIOのムダ毛を処理することであり、この言葉を聞いたことがある人も多いことでしょう。

ワックス脱毛はワックス剤でムダ毛を固め、一気に引きはがし脱毛する施術です。

光脱毛と違い毛根を直接照射するわけではないので、持続期間は1カ月ほどです。

「ワックス脱毛(ブラジリアンワックス)を続けると毛質が柔らかくなる」といわれることがありますが、実際には「繰り返し行うことで毛根が傷つき毛が生えなくなる場合もある」ということです。

確実に毛が柔らかくなる、生えなくなるというものではありません。

そのため冬場は温泉に行く機会が多くⅤラインの毛を残して夏場は蒸れが気になる為処理したいというように、時と場合によって毛を残しておきたい人にとっては人気があります。

脱毛サロンを経営しようと思うと光脱毛の機械だけでも初期費用が約200~300万円と高額なため、個人で手軽に始められる事業ではないことがわかります。

一方、ワックス脱毛(ブラジリアンワックス)であれば初経費を抑えることができるため、フェイシャルエステやホワイトニングのみの施術をしていたサロンがオプションとして始めているところも多くあります。

ワックス脱毛も光脱毛と同様、民間の資格しか存在せず、資格がなくてもワックス脱毛の施術をすることも可能です。

主なワックス脱毛の資格やセミナーは、日本ブラジリアンワックス協会主催のものや「スターピル」というブラジリアンワックスメーカー主催のセミナーなどで学ぶことができます。

まとめ

医療脱毛・ニードル脱毛などの『永久脱毛』と呼ばれる施術には医師免許・看護師免許や認定電気脱毛士などの資格が必要ですが、光脱毛やブラジリアンワックスなどは資格がなくても施術をすることが可能です。

エステサロンの中には店舗独自の資格しかないというサロンも多くあるため、第三者機関で資格取得やセミナーを受けている施術者のほうが安心できるという人も多いものです。

脱毛サロン選び、または就職先に脱毛施術を行える美容関連の仕事に就きたいと考えているのであればぜひ参考にしてみてください。

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