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お酒を飲むとなぜむくむ?むくみの起こる原因と対策を徹底解説!

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年末が大詰めに近づくにつれ忘年会やクリスマス、お正月などでお酒を飲む機会が増えてくることと思います。

そこで気になるのがアルコールによるむくみです。

顔やまぶた、身体がむくむと身体がだる重く、メイクをする気もうせてしまいます。

次の日の憂鬱のため、飲み会を断ったりお酒を控える人も……。

しかし、なぜお酒を飲むとむくんでしまうのでしょうか。

今回はアルコールによってむくんでしまうメカニズムについて解説していきます。

そしてお酒を飲んでもむくまないようにするにはどうすればいいのでしょうか。

アルコールによるむくみを最小限におさえる対策や、今すぐできるむくみ解消法も合わせて紹介していきます。

お酒を飲むとなぜむくむ?

お酒を飲むとむくんでしまう主な原因は、アルコールによって血中のアルコール濃度が高くなることと塩分の摂りすぎ、脱水によって引き起こされます。

血中アルコール濃度の上昇

アルコールを摂取すると、トイレが近くなる人がことが多くあります。

お酒には利尿作用があることはご存じかと思います。

またビール100mlで体内の水分を120ml消費してしまうことがわかっており、アルコールを摂取すると脱水状態になりやすくなっています。

お酒を飲むと利尿作用が高まり身体の水分を消費するのに、なぜむくんでしまうのでしょうか。

むくみとは血管外の脂肪やリンパ管などの組織に余分な水分が溜まっている状態をいいます。

お酒を飲むと血中のアルコール濃度が高くなり、血管が拡張して血管から水分が漏れ出します。

ヒトの身体の細胞には細胞の内側と外側の水分バランスを同じにしようとする浸透圧が働き、アルコールなどが原因でバランスが崩れると血管を流れている水分が外に出て戻れなくなり、細胞間に水分が留まってしまいます。

余分な水分が体内に溜め込まれてしまうため、むくみが生じます。

特に顔や目の周りの組織は粗いため水が溜まりやすく、身体の他の部位に比べて気になる人も多いのです。

塩分の摂りすぎ

お酒を飲むときは味の濃いつまみと一緒に飲むことが多いことと思います。

味の濃いつまみには塩分が多く含まれており、塩分を摂取すると血中のナトリウム濃度が上がり、血管内のナトリウム濃度を下げるために水分を欲しがります。

すると喉が渇いて水分を欲しがり、またアルコールや水をガブガブ飲むということを繰り返してし、余分な水分が溜まりむくみを引き起こしてしまいます。

アルコールを摂取しなくても、塩分の高い食べ物を摂取すると次の日むくんでしまうというのはよくある話です。

体液量を増やしてナトリウム濃度を戻そうという作用が働き体内に水分を蓄えてしまうたま、むくみの原因を作ります。

アルコールの利尿作用による脱水

お酒を飲むとトイレが近くなるのは、アルコールが利尿を抑えるホルモンの働きを抑えてしまうからです。

すると身体は脱水症状を引き起こし、体内の毒素を埋めようと更に多くの水分をため込んでしまいます。

お酒を飲んでもむくまないようにするには

年末年始はいつもよりお酒を飲む機会も多いことと思います。

また今年は新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言も解除になっているため、2年ぶりに忘年会などをしているところも多く普段以上に羽目を外してお酒を飲む場が多いのではないでしょうか。

飲み会前や最中にできるちょっとした工夫によって、むくみを抑える方法を紹介していきます。

飲む前にコップ一杯の水を飲む

お酒を飲むと身体は利尿作用で水分不足になるだけでなく、アルコールを分解するためにも水分を使います。

そのためますます水分をため込みやすく、むくんでしまいます。

それを回避するために、お酒を飲み始める前にコップ一杯の水を飲んでおきます。

また飲み始める前だけでなく、飲み会の最中にもアルコールの入っていない水を積極的に摂り、水分を摂取します。

お酒と同じくらいの水やお茶を飲むようにします。

また一気飲みは多量のアルコールを分解し、身体の水分を多く使ってしまいます。

普段のペースで飲むよりもむくみやすくなってしまうため、注意が必要です。

味の濃いつまみを避ける

塩分には水分をため込む働きがあり、塩辛いつまみばかりを食べると更にむくみやすくなってしまいます。

むくみ防止に効果のあるカリウムを多く含む食べ物をつまみにすることをオススメします。

トマト、ナッツ、アボカド、カボチャ、長芋などがカリウムが豊富に含まれておりオススメです。

日ごろから代謝のいい身体づくりをする

代謝の良い人はお酒を飲んでもむくみにくいのです。

日ごろから代謝のいい身体にしておくことで、アルコールを摂取してもむくみにくい身体にすることができます。

代謝の良い身体を作るには日ごろから夜更かしをせず、利尿作用のあるお茶を普段から飲み、有酸素運動などで筋肉を増やし新陳代謝を高めておくことが大切です。

これらの習慣によって代謝の良い老廃物か排出されやすい身体にすることで、むくみにくい身体にすることができます。

それでもむくんでしまったら……

「気を付けていても飲みすぎた次の日はどうしてもむくんでしまう……」

そんな人も多いものです。

大事な予定がある日やぱっちりメイクで決めたい日でも、当日できるむくみ解消法について紹介していきます。

温める→冷やすを繰り返す

顔の血行を促進することにより、むくみを解消することができます。

顔に蒸しタオルを1~2分程度当て冷水で洗顔するというのを3回ほど繰り返すことにより、血行が良くなり、顔のむくみが随分軽減されます。

寝る前にコップ一杯の水を飲む

アルコールの分解には水分が必要です。

水分が不足するとアルコールの分解が十分におこなわれず、翌日もむくみが残ってしまいます。

これを防ぐためにも、お酒を飲んだ日には寝る前にコップ一杯の水を飲んでから寝るようにします。

水の代わりにお茶を飲むのもオススメです。

お茶に含まれるカフェインとカリウムには、むくみ解消の効果があります。

カフェインには交感神経に作用し、腎臓の血管を広げ血流量を増やし、尿の量を増やす働きがあります。

カリウムには不要なナトリウムを尿と一緒に排出してくれる作用があります。

むくんでしまった日には、お茶や水を積極的に摂取するようにします。

6時間以上の睡眠

水分の排出などの身体の循環を活発にするには、十分な睡眠が欠かせません。

年末年始は忙しくて十分な睡眠時間を確保するのは難しいかもしれませんが、なるべく6時間以上の睡眠を取るようにします。

マッサージ・ストレッチをする

むくんでしまった日にストレッチやマッサージをすることにより解消することができます。

椅子に座り両ひじを身体の後ろでつかみ、肩甲骨を寄せます。

そのまま首を左右に10秒ずつ傾けます。

これを3~6回ほど繰り返しておこなうと、鎖骨から首周りの血流が良くなり、顔や肩回りがスッキリするのが感じられます。

手首の親指側から4~5㎝のところにある「列缺」とよばれるツボは顔のむくみ解消に効果的なツボであり、ここを押したり温めたりするとむくみがひいていきます。

お風呂上りにむくみ解消のマッサージをするのもオススメです。

血行がいい状態でおこなう方がより効果的です。

マッサージクリームやオイルを塗ってからおこなうと、肌への刺激を避けることができます。

顔のむくみには首や鎖骨をマッサージするのがオススメです。

耳の下から鎖骨にかけて上から下に老廃物を流すイマージでマッサージしていきます。

次に鎖骨の上を外から内に向けてマッサージします。

最後に鎖骨の下を中心から脇に向かって流していきます。

これだけでずいぶん顔がスッキリします。

まとめ

飲み会シーズンに知りたい、むくみの起きる原因と対策について解説してきました。

これからクリスマスやお正月など、お酒を飲む機会も多いと思いますがむくみのメカニズムを知り、対処法を知っておくことですっきりと年末年始を迎えれることと思います。

今回の記事を参考に、良い年末年始を過ごしてくださいね!

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