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豆乳コスメはどんな人にオススメ?美肌成分と向いている肌質について

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女性ホルモンに似た働きをする食べ物の代名詞と言えば、豆乳です。

低カロリー・高たんぱくの豆乳は、ダイエット食品として取り入れている人も多いかと思います。

最近では、豆乳の成分が配合されているコスメも販売されています。

実は豆腐工場で働く女性スタッフが、豆腐作りをするうちに手がキレイになったといわれるほど、豆腐や豆乳などの大豆製品には食事から摂取する栄養効果以外にも、直接肌に付けることによって得られる美容効果もあります。

昔から日本人に馴染みのある豆乳ですが、化粧品として成分が配合されている場合、どのような美容効果があるのでしょうか。

今回は、豆乳コスメの美容効果について解説していきます。

豆乳に含まれる美容成分

豆乳コスメに含まれる美肌効果を紹介する前に、そもそも豆乳にはどのような栄養素が含まれているのかについて解説していきます。

豆乳は文字の通り、大豆からできています。

豆乳は大豆を水に浸し蒸してすりつぶし、水を加えて煮詰めた汁をこして作られます。

牛乳は動物性のタンパク質ですが、豆乳は大豆である植物から作られているため、植物性たんぱく質の食品です。

豆乳に含まれる主な栄養素には、以下のようなものがあります。

●タンパク質
●ビタミンB群
●ビタミンE
●イソフラボン
●レシチン
●サポニン
●オリゴ糖

これらの栄養素について、特に美容に効果のあるものを紹介していきます。

また、大豆に含まれる美容成分『大豆芽エキス』『大豆油』も併せて紹介していきます。

大豆たんぱく質

タンパク質の栄養素を評価する基準として『アミノ酸スコア』という指標がありますが、このスコアが100に近いほど、良質なタンパク質であるという指標です。

大豆に含まれるたんぱく質のアミノ酸スコアは100であり、豆乳のタンパク質は吸収率が95%と非常に高く、体内で効率よく吸収されるタンパク質であるといえます。

タンパク質は皮膚や髪、筋肉や血液を作る重要な栄養素であり、身体の約20%がタンパク質でできています。

全身の血流を改善する効果があるため、ターンオーバーの促進や血色を良くする効果があります。

イソフラボン

美肌ホルモンといわれる大豆イソフラボンには、女性ホルモンと似た働きをする成分であり、エストロゲンの働きを補ってくれます。

肌の新陳代謝を促進し、肌のツヤやハリを保つ効果があります。

またストレスや生理周期などによるホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌を抑制し、コラーゲンを増やす働きがあるため、もっちりとした肌を保つ働きがあります。

サポニン

サポニンは植物の根や茎、葉などに含まれており、特にマメ科の植物に多く含まれています。

サポニンがどのように作用するかは植物の種類によって異なりますが、脂肪の吸収を阻害する効果があります。

サポニンは天然の界面活性剤と呼ばれており、石鹸の泡が油分を溶かして洗い流すように、余分な脂質を洗い流してくれるため、皮脂の過剰分泌を抑えてくれます。

レシチン

レシチンは脳の神経物質などに多く含まれる細胞膜を主成分とし、必要なものを取り入れ不要なものを通さないという働きがあります。

この細胞膜によって血行が改善され、新陳代謝が活発になります。

大豆芽エキス

アミノ酸を含み、角質の水分量を増加させ、肌の保湿をすることができます。

その他にも、紫外線によって発生するシミを抑制してくれます。

大豆油

植物性の油分、大豆油には、肌に浸透し古い角質を浮き上がらせるという効果があります。

そのため、肌についた汚れを落としやすくしてくれます。

また油分が肌の水分を閉じ込めるため、乾燥に強い肌になります。

豆乳コスメの選び方

食べる以外にも、肌に直接付けることによって乾燥を防ぎ、余分な皮脂の分泌を抑えてくれる豆乳コスメですが、向いている人・いない人がいます。

肌質としては、乾燥するけどテカリやニキビが気になるというような、混合肌の人に特におすすめです。

保湿効果と同時に、皮脂の分泌を抑えることができるため、乾燥も皮脂の過剰分泌を防いでくれます。

豆乳コスメの保湿効果により、弾力を保ち、テカリやべたつきを抑えることができます。

豆乳コスメの特徴として、洗顔料は泡が肌をしっかりと包み込み、洗い流した後もパサつかず、しっとりもちもちの肌に洗い上げることができます。

一方で、乾燥肌の人や敏感肌の人には油分が足りないという場合もあります。

乾燥肌、敏感肌の人が豆乳コスメを選ぶのであれば、洗浄力がマイルドで肌の刺激を抑えた洗顔料がオススメです。

洗い上りは肌のツッパリを感じることなく、潤いを保つことができます。

その他にも、豆乳成分配合の化粧水や乳液に、エタノールが配合されているものは肌への刺激となってしまうことがあるため、敏感肌の人は特に注意が必用です。

豆乳コスメは香料や着色料の入っていない、天然成分配合のものが多く販売されていますが、エタノールには注意が必用です。

また乾燥肌の人は、アルコールフリーのものや保湿効果の高いものを選ぶのがオススメです。

まとめ

自然派スキンケアとして、人気の豆乳コスメについて解説しました。

イソフラボンやサポニン、大豆油など、天然成分が多く含まれている豆乳コスメは混合肌の人に特にオススメですが、敏感肌の人はアルコールフリーのものを、乾燥肌の人は保湿力の高い豆乳コスメがオススメです。

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