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「ポア」って何?ポアケア専門店とポアリストについて徹底解説!

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エステサロンには、キレイになりたいというさまざまな悩みや要望を持ったお客様がご来店されます。

「ムダ毛のないつるつるのお肌を手に入れたい」

「透明感のあるツヤのある肌になりたい」

「痩せたい、引き締まったキレイな体を手に入れたい」

などお客様の悩みはそれぞれであり、脱毛や痩身など、さまざまな施術内容があります。

その中でもあまり聞きなれない「ポアケア専門店」とはどのような施術なのでしょうか?

今回はポアケア専門店と、『ポアリスト』と呼ばれる人たちについて、みていきたいと思います。

ポアケア専門店とは?

ポア』とは、毛穴のことを意味します。

ポアケア専門店」とは「毛穴ケア」を専門に扱うエステサロンのことを指します。

若い方は皮脂による毛穴の黒ずみや開き、毛穴が詰まる、年齢を重ねてくると今度は毛穴のたるみが気になる人もいます。

年齢に関係なく、毛穴の目立たないきれいな肌を手に入れたいと思う人はたくさんいます。

毛穴ケアの事を「ポアケア」や「ポアクレンズ」と呼ぶことがあります。

さらに毛穴ケアに特化した施術ができる人を「ポアリスト」と呼びます。

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、最近では女性だけでなく、男性化粧品の増加とともに男性もポアケアに力を入れる人が増えてきました。

パナソニックの調査によると、他人の毛穴が気になったという女性は80%を超えています。

また男性も女性に対して毛穴が目立つ女性に対してどう指摘していいのかわからないという人が50%を超えていました。

他人の毛穴の汚れが気になるということは、自分も見られているということです。

自分自身の毛穴が気になるという女性は80%を超えています。

年を重ねるごとに毛穴が気になるという女性は多いのです。

至近距離人と話すとき毛穴が気になって話に集中できないという人も半数以上おり、毛穴を隠すために写真を撮るときはアプリで美肌加工を絶対にするという女性たくさんいます。

自宅でポアケアできる家電製品やコンビニでも手軽に毛穴ケアができる商品が売られるようになりました。

雑誌などでも毛穴のない肌のことを「ポアレス」と呼び特集が組まれたり、「ポア」という言葉も少しずつですが、馴染みがでてきています。

ポアケア専門店の施術内容

ポアリストはフェイシャルエステを扱うエステサロンに勤務することが多く、仕事内容としては

1、カウンセリングとカウンセリングシートの記入
2、肌質にあった施術
3、取り扱い専用化粧品の販売

です。

カウンセリング

人それぞれ肌の悩みや生活習慣が違います。

その中でお客様すべてに満足してもらえる施術をするのは簡単なことではありません。

ただマニュアル通りの施術をおこなうのではなく、お客様一人ひとりに合わせた施術を心掛ける必要があります。

カウンセリングの時間をしっかりとり、精神的な悩みにも耳を傾けることが大切です。

ポアリストは、お客様の見た目をキレイにするだけではなく、気持ちや体調に寄り添い、心身ともに健康な状態を作り出す役割も担っています。

施術内容

基本的には以下のような施術の流れになります。

1、クレンジング、洗顔

施術前にクレンジングで化粧を落とします。

ポアリストがマシンやハンドでやってくれるサロンもあれば、自社製品を使いセルフでクレンジング、洗顔指導をしてくれる店舗もあります。

2、洗浄と吸引、肌の引き締め

スチームや超音波などにより肌を柔らかくし毛穴に詰まった汚れを浮かせ、不要な角質も一緒に除去します。

浮いた汚れや角栓などをマシンなどにより吸引します。

普段のホームケアでは落としきれない毛穴のないツルツルのお肌にしていきます。

3、コラーゲンやヒアルロン酸などの導入

最後にコラーゲンやヒアルロン酸などの化粧水、美容液などを浸透させ、パックなどを施します。

その後クリームなどで保湿をし、潤いを閉じ込めるのが一連のポアケアの流れです。

自宅ケアのアドバイスや取り扱い商品の販売

施術が一通り終わるとお客様に施術したキレイな毛穴の状態を長く保ってもらうため、自宅でできるホームケアの方法や生活習慣で気をつけることをアドバイスすることもあります。

また、その毛穴ケア専門店で取り扱う商品を販売したり、次回の予約を促すのもポアリストの仕事といえます。

ポアリストのやりがいと求められる人物像

ポアリストの仕事はお客様の肌に直接肌に触る仕事のため、とても繊細な気遣いが必要です。

お客様はキレイになることを求めるのと同時に、自分のコンプレックスや悩みをポアリストにさらけ出す必要があります。

ポアリストはその悩みに共感し、適切なアドバイスをすることが求められます。

お客様との距離が近い分、毛穴ケア専門店をはじめとするエステ業界はクレームが多い業界であり、お客様の信頼を得るのは簡単なことではありません。

そのためお客様と信頼関係を築き、感謝の言葉をいただいた時の喜びと達成感は大きいです。

またどのような施術でもリピーター様の施術は一回で終わりではなく、繰り返し行うことになります。

担当になったお客様とは何度も顔を合わせます。

施術を受けるたびにキレイになっていき、お客様の理想の姿に近づく段階をまじかで見ることで自分自身も刺激を受けることができます。

お客様との会話の中にも知識が広がり、増えていくことでポアリストとしての自身の成長につながります。

さらに成長していくと自分の言葉や技術でお客様を安心・信頼させることができるのです。

ポアリストはエステティシャン同様、お客様とやスタッフ同士でしっかりコミュニケーションをとることが求められるので、笑顔で接客ができる人が求められます。

またお店によっては販売ノルマを課せられるところもあるので、アパレル店員などの販売業経験者も有利であるといえます。

もちろん未経験でも一人前のポアリストとして教育してくれるサロンも多くあります。

ポアリストはエステ業になるため美容師免許などの国家資格は必要ではありません

大切なのお客様にしっかりと耳を傾け、美容に興味があり向上心を持って仕事に取り組む姿勢です。

ポアリストの資格とは

前述でポアリストになるには未経験でも可能であり、国家資格が必要ではないことを述べました。

しかし一般社団法人 日本ポアリスト協会(JAPA)が主催する『日本ポアリスト協会検定資格』があります。

日本ポアリスト協会ではポアケアのスペシャリストの技術教育と協会認定資格の付与をおこなっています。

日本国内の美容業の発展に寄与し、安心・安全なポアケア技術の普及を目的としています。

エステサービスの中でポアエスケアとその他関連するのさらなる発展と向上を目的としています。

日本ポアリスト協会認定試験は2級、1級、上級の三種類があります。

日本ポアリスト協会認定試験2級

2級の出題範囲は基本的な毛穴の知識と理解で受験資格者は日本ポアリスト協会認定受講者でエステティック実務経験が1年のどちらも必要になります。

試験内容は記述式〇✕と3択問題です。

日本ポアリスト協会認定試験1級

1級は毛穴トラブルの原因を正しく理解し、適切なトリートメントが行えるかどうかの試験です。

受験資格は上記の2級合格から6か月以上の実務経験を経て毛穴トリートメントの実務経験が

1年以上のどちらの条件も揃っていなくてはなりません。

試験内容は筆記試験で〇✕、課題式、記述式の問題が出題されます。

毛穴トラブルの画像をもとに原因とトリートメント法を理論づけて選択し、文書づけてまとめるものです。

日本ポアリスト協会認定試験上級

上級は毛穴の専門家として、毛穴トラブルの原因、背景を深く理解し、適切な改善策を導き出すことができるかどうかが問われます。

受験資格者は上記資格1級取得後、実務経験を1年以上有するものとなっています。

試験内容は毛穴トラブル画像をもとに、トラブルの状態とトリートメントの選択、改善に向けて方向性に向けてプレゼンテーションするというものです。

JAPA -日本ポアリスト協会- | 世界初!毛穴に特化した教育と資格発給団体「日本ポアリスト協会」 (porelist.or.jp)

まとめ

今回はポアリストについてまとめました。

〇「ポアリスト」とは毛穴ケアのスペシャリストであり、最近ではポアケア専門店も存在する
〇ポアリストの施術内容は主にカウンセリング・ポアケア・取扱商品の販売が主な仕事である
〇ポアリストに未経験からでもなることができ、「日本ポアリスト協会認定試験」というポアケア専門の資格がある

ポアリスト、ポアケアについて気になる方は詳しく調べてみてください。

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