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ムダ毛の処理ってどうしてる?セルフからクリニック・サロンまで脱毛方法徹底検証!

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つい最近成人式があったばかりですが、成人式のお祝いに脱毛サロンに契約してもらったとい新成人の話を聞きました。

最近では20代の若い女性だけでなく男性や10代の未成年、さらに介護が必要になった時のためにわざわざ脱毛サロンに通う高齢者も増えてきているようです。

しかし一口に脱毛といっても『ワックス脱毛』『ニードル脱毛』『光脱毛』と様々な脱毛方法が日々新しく出てきています。

今回はさまざまな脱毛方法を比較・検証していきます。

自己処理派?サロン・クリニック派?

新型コロナウイルスの影響もあり自宅でできる脱毛器が売り上げを伸ばしているようですが、読者の皆様は自己処理派でしょうか?

それともサロンに通って脱毛してもらう派でしょうか?

それぞれのメリットデメリットについてまとめました。

自己処理派のムダ毛処理方法

ムダ毛を処理するのに、自分でする方法の代表的な方法は主に次の4つです。

毛抜きで抜く

原始的でお金の一番かからない方法です。

脇や眉毛など太い毛は見やすく抜きやすいですが、産毛のような細い毛は見えづらく適していません。

また痛みをともなうので痛いのが苦手な方には向いていません。

毛根から抜ければ持ちはいいですが、途中で切れて埋没毛(埋れ毛)になってしまうと肌トラブルになる可能性もあります。

脱毛に通っていたけどたまに生えてきてしまう毛にも向いています。

剃刀で剃る

こちらもかかる費用は剃刀代とシェービングクリームなのでコスパがいいといえます。

剃刀の寿命は衛生面的に1週間といわれているので1週間に1本で交換するのがおすすめです。

毛抜きよりも痛みが少なく、広範囲を一気に剃れるので毛抜きで抜くよりも短時間で仕上げることができます。

デメリットは肌の弱い人は剃り負けしてしまう人もいます。

肌の表面に出てきた毛を切っているだけなので持ちが悪いこと、毛の断面がむき出しになるので時間が経つとチクチクしてしまうのが難点です。

除毛クリームで除毛する

除毛クリームで除毛する場合、表面の毛を薬剤で溶かしていきます。

毛を溶かすので剃刀のように断面が鋭利にならないため、処理後チクチクしません

薬剤を使用するので合わない除毛剤を使うと肌トラブルをおこしてしまう可能性があること、毛根から処理することができないので持ちが悪いのがデメリットです。

ワックスを使い広範囲を一気に脱毛

ワックスを肌に塗り乾いたら一気にはがすという脱毛方法です。

広範囲の毛を一気に抜くというイメージなので痛みがともないます

また毛先をワックスに絡めて抜くのである毛の長さが必要(1cm程)になります。

ワックスは水性、油性、ハードと主に3種類があり、痛さ・効果・扱いやすさは

痛み:水性<油性<ハード

効果:水性<油性<ハード

扱いやすさ:水性>油性>ハード

といった具合で、初心者は水性を使うのがおすすめです。

古い角質も一緒にはがすことができるので仕上がりはつるつるになりますが、毛抜き同様肌トラブルをおこしてしまう可能性があること、ワックスのニオイがきついことがあるのがデメリットです。

家庭用脱毛器を使う

家庭用脱毛器にはサロンで使われているような『光美容器』と脱毛ローラーが毛を巻き込んで引っ張り抜く『脱毛器』とがあります。

人に身体を見られることがなく、サロンやクリニックよりも比較的安価で脱毛ができる点、お店に通わなくてもよく自分のペースで脱毛することができる点がメリットです。

デメリットとしてサロンに比べて脱毛効果が弱く、背中など自分で見づらい・手が届きづらいところは処理が難しい点がります。

また高いもので10万円を超えるものもあるので、結局ランニングコストがかかってしまうというのもデメリットです。

サロン・クリニックで脱毛処理をしてもらう派のムダ毛処理方法

一方サロンやクリニックで脱毛施術を受ける場合、自分では見えづらい場所も処理してもらうことができます。

仕上がりもきれいで脱毛効果も自己処理に比べて長く持続します。

また人に自分の身体をケアしてもらうということはリラクゼーション効果を得ることができます。

サロンやクリニックの脱毛はどのような種類があるのでしょうか。

医療脱毛

医療脱毛(医療レーザー脱毛)はクリニックでしか施術をすることができない医療行為です。

サロンの光脱毛に比べてパワーの強い照射ができるので、効果が早く出ることが多いのが特徴です。

毛の黒色素のメラニンにレーザーを反応させ、毛根を死滅させて脱毛します。

医療用レーザーは毛周期に合わせて5~8回ほどで施術が終わるのでサロンよりも脱毛に通う回数が少なくて済みます。

医師が常駐しているのでトラブルが起こった時でもその場で対応してもらえます。

また麻酔を使えるのもクリニックならではのメリットです。

※永久脱毛と謳っていいのはクリニックの医療脱毛のみです。
サロンで「永久脱毛ができる!」と謳っているのは薬事法違反に当たるので気を付けてください

医療用レーザーの種類

医療用レーザーには大きく分けて3種類があります。

複数のレーザーを使い分けているところも多く、部位や痛みの感じ方によって調節することができます。

〇ダイオードレーザー

医療用レーザーの中で最も人気が高く、痛みが少ないのが特徴です。

レーザーは黒いものに反応してしまうため、色の黒い人やほくろ・アザのある場所には施術をすることができませんでした。

しかしダイオードレーザーは日焼けをした肌にも施術可能で産毛にも効果的です。

〇アレキサンドライトレーザー

脱毛とともに美肌効果が期待できます。

人や部位によっては痛みを伴うこともあります。

ダイオードレーザーよりも強い照射が可能です。

〇ヤグレーザー

脇や局部など、剛毛への効果が高いレーザーです。

そのため他の医療用レーザーの中で最も痛みを伴うといわれています。

医療用レーザーは脱毛サロンのレーザーに比べて照射が強く痛みを伴います。

またサロンに比べて値段が高いことが多いというデメリットがあります。

光脱毛

エステサロンでマシンを使って施術をおこなう脱毛で、一番なじみのある脱毛方法です。

別名フラッシュ脱毛と呼ばれ、比較的低価格で脱毛期間も早く終わります。

光りかから目を保護するサングラスを着用し、光を吸収したりダメージを軽減する冷却ジェルを塗り、その上から脱毛ライトを当てて施術をおこないます。

光脱毛には主に4つの種類があります。

IPL脱毛

インテンス・パルス・ライトと呼ばれるメラニン色素に反応する光をあて、毛母細胞やに毛乳頭を破壊する方法です。

医療用レーザーと仕組みは同じですが、比較的痛みが少ないため敏感肌の人に人気な脱毛方法です。

メラニン色素に反応するため日焼けしている肌や自黒の人、ほくろには脱毛効果がないだけでなく、火傷をしてしまうので施術することができません。

また産毛や細い毛には効果が出にくいという特徴があります。

SSC脱毛

IPL脱毛が光の照射のみによって脱毛するのに対して、 SSC脱毛は『ビーンズジェル』と『クリプトンライト』を併用する光脱毛です。

ビーンズジェルは抑毛効果があるので新しいムダ毛の生成を抑えます。

またビーンズジェルには黒ずみの解消、毛穴を引き締める効果を発揮することから美肌効果も期待することができます。

そのため施術後の肌がキレイに仕上がるというメリットがあります。

SHR脱毛

別名蓄熱式脱毛とも呼ばれます。

毛根だけでなく、バルジ領域という毛を生み出す毛包部分に作用し、脱毛をおこなう方法です。

毛包部分にまで作用するため、成長期・退行期・休止期のすべての毛周期に対応します。

また肌質・毛質も気にすることなく脱毛ができ、新しい光脱毛の概念であり、最近ではSHRの脱毛器を導入サロンが増えてきています。

ハイパースキン脱毛

IPL・SSC・SHR脱毛が照射温度が約80度だったのに対し、ハイパースキン脱毛は約36度の光をあてて脱毛していきます。

そのため肌の弱い人や色黒の人でも安心して施術を受けることができます。

産毛への効果も高く肌に優しいため、VIOのキワぎりぎりまでの施術や眉毛のキワまで脱毛することができます。

デメリットとしては取り扱いのサロンが少ないこと、他の光脱毛に比べて金額が高めなことがあげられます。

ニードル脱毛

二ードル脱毛は別名『電気脱毛』と呼ばれています。

毛穴一つひとつに細い針を差し込み、電流や高周波を流して毛根を破壊する脱毛方法です。

海外では100年前から行われており、歴史の長い脱毛方法です。

毛根から死滅させるので、施術した場所からは二度と毛は生えてきません

針で刺すので医療脱毛・光脱毛の中で一番痛みを伴いますが、一番脱毛効果があり持続性に優れています。

光脱毛のようにメラニンに反応させる必要がないため、細い毛・薄い毛とわず効果があり、白髪に対しても唯一効果のある脱毛方法です。

またタトゥーをしている人でも可能な脱毛方法です。

脱毛当日に効果を実感できるのもひとつの魅力です。

ニードル脱毛は毛根一つひとつに針を刺していくため時間と費用がかかり、髭脱毛で10~100万円ほどかかるそうです。

また針で刺すので肌トラブルが出やすく、脱毛前に0,5~1㎝ほど毛を伸ばす必要があります。

使用される針は金属アレルギーを防ぐため、チタンやゴールドで加工されているものが一般的です。

ワックス脱毛サロン

最近よく聞く『ブラジリアンワックス』ですが、ブラジリアンワックスとは実はアンダーヘアをワックスで脱毛するという意味です。

発祥は名前の通りブラジルで、ビーチで水着になったときやサンバの衣装のTバックを履くときにアンダーヘアの脱毛が必要になり、後に欧米でもおこなわれるようになりました。

日本ではアンダーヘアの脱毛はメジャーではありませんでしたが、近年は多くの人がアンダーヘアの処理をしています。

日本人は毛の色は黒く、肌が黄色なので光脱毛が主流ですが、毛の色素が薄い白人、もともと肌が黒い黒人の方は光脱毛ができなかったり効果が出ない人もいるので海外ではなじみの深い脱毛方法でした。

自分ではワックスで脱毛できない背中やアンダーヘアの処理を、サロンでやってもらいます。

毛を一気に抜くので痛みを伴いますが、一気に抜いた爽快感、仕上がりのツルツル感がクセになるという人もいるようです。

一回の施術費用はVIOの処理で5000~7000円程度です。

全部処理してしまうより、アンダーヘアの形をデザインするほうが高い金額になるところが多いようです。

その他の部位では脇が2000円程度、その他の部位が5000円程度のところが多いようです。

繰り返しおこなうと毛が徐々に細く薄くなっていくようですが、医療脱毛や光脱毛のように毛根から破壊するわけではないため、2~3週間に1度の処理が必要です。

セルフでワックス脱毛をおこなうのと同様、施術前にある程度毛を伸ばしておくことが必要です。

まとめ

今回はさまざまなムダ毛処理方法について述べました。

セルフで処理する場合、サロンで処理する場合とありますが、トラブルに気を付けムダ毛のないツルツルのお肌を目指しましょう!

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