新型コロナウイルスの影響により、リモートワーク・在宅ワークが当たり前になりつつある今日ですが、ライターの仕事はパソコン1台あればどこでも仕事ができる職業です。
ライターとして働きたいのであれば、自分の興味のあるジャンルで記事を書くことが一番です。
美容に興味のある女性であれば、美容ライターとして働いてみるのはいかがでしょうか。
最近では美容ライター募集の求人もよく見かけます。
実際美容ライターとはどのような仕事なのでしょうか。
今回は美容ライターという仕事について紹介していきます。
美容ライターの仕事内容
美容ライターはライターの中でも、美容に特化して記事を書きます。
美容ライターの仕事は美容に関する情報を文章で発信する仕事です。
出版社やWeb会社、広告代理店などに就職して専属の美容ライターとして働くという働き方もありますが、現在はフリーランスとして活躍する美容ライターも多くいます。
家事や子育ての合間に美容ライターとして活躍する主婦や、平日はOLとして働きながら副業として美容ライターとして働いている人、美容ライターを本業として生計を立てている人もいます。
美容の専門家に取材をしたり、SNSやネットで情報を集めたりして記事をまとめるのが主な仕事です。
まとめた記事はWebメディアやメルマガ、雑誌などに掲載されます。
美容のトレンドは移り変わりが多く、鮮度の高い情報が求められるため、常に美容の情報に敏感である必要があります。
美容ライターになるには
美容ライターになるために、特別な資格は必要ではありません。
「美容ライターです」といえば誰でも美容ライターになることができます。
しかし美容ライターとして働くにあたり必要最低限のパソコンのワードスキル、またWebデザイン、コーディングの知識もあった方が見やすい記事を書けます。
しかし世の中にライターという仕事があふれかえっているため、安定的に仕事の依頼を受けるにいは語彙力、文章力が必要になります。
読者に読んでいて面白いと思ってもらえる記事を書くために、また仕事をもらうための営業力や取材時に必要なコミュニケーション能力も必要です。
あると使える美容ライターに役立つ仕事
美容ライターは国家資格もなく誰でも名乗ることができますが、美容ライターになるにあたり使える資格があるのでご紹介します。
日本化粧品検定(コスメ検定)
芸能人でも持っている人も多い、お馴染み『コスメ検定』です。
美容ライターとして活躍するにあたり、最低限の美容知識は持っておきたいところです。
コスメ検定3級であれば、Web上で無料で手軽に受けることができるので、美容ライターとして働くなら持っておきたい資格の一つです。
また後述するコスメライターの資格はコスメ検定2級・1級のいずれかがなければ受験することができません。
美容ライターを始めるきっかけのために、コスメ検定3級からとってみてはいかがでしょうか。
コスメ検定ってどんな資格?実際に受けてみた結果…… | 美容Biz Media (beauty-job.biz)
コスメライター
日本化粧品検定協会が主催する化粧品や美容に関する記事を随筆する仕事につきたい人のための民間の資格です。
薬機法などの化粧品の正しい知識と、SEO対策をしながら読者に響くライティングスキルを兼ね備えていることを証明する資格です。
正しい日本語、語彙力、文章力、目に留まりやすいキャッチコピー・タイトルのつけ方など基本的なライティングスキル、読者目線の文章構成や表現力を学ぶことができます。
また美容の記事に特化した表現方法を学び、薬機法の知識を習得し、法律に沿って魅力的な記事を書くスキルを磨くことができます。
また多くの美容の情報があふれる中、自分の記事を選んでもらうためにSEO対策を学ぶことも可能です。
コスメライターの資格を取るにはまずコスメ検定2級又は1級の資格が必要です。
コスメ検定2級以上を取得後、コスメライター養成講座ベーシックコースを受講します。
修了試験合格者のみアドバンスコースの受講が可能です。
アドバンスコースの修了試験に合格し、資格申請をすれば『コスメライター』の資格が授与されます。
美容ライターの給与・年収
仕事の受注ルートを確保すれば安定収入を得ることができ、美容ライターして十分に生計を立て、完全在宅で仕事をすることも可能です。
一方副業としてスキマ時間でライターをやっている人もおり、働き方は様々です。
そのため雇用形態や作業時間によって差が大きく、年収50万程度から年収500万円以上稼ぐ美容ライターもおり、様々です。
クライアント次第なところもあり、クライアントが不安定な場合は月によってお給料も違います。
定期的に決まった量の仕事が与えられるクライアントに出会えれば安定収入を得ることも可能です。
単価は会社によりますが一文字単位でお給料が決まるところも多く、大体単価は一文字につき0,7~2円と幅があります。
美容ライターに向いている人
美容ライターに向いている人はまずは文章を書くのが得意な人です。
まずは「人に読んでもらえる文章が書けること」が何よりも大切です。
誰にでもわかりやすく、読みやすい文章を書けるスキルが求められます。
またこれももちろんですが、美容に興味がある人も向いている仕事といえます。
美容業界のトレンドや傾向を常に把握し、最新の情報を発信していく必要があるためです。
またフリーランスの美容ライターとして働く場合、納期に間に合わせたり自分の仕事のできる範囲を把握できる、自らすすんで仕事に取り組める人には向いている仕事といえます。
まとめ
美容ライターの仕事はSNSの普及により、好きな場所で好きな仕事ができるようになり、美容業界で働きたい人にはぴったりのお仕事ではないでしょか。
またコスメライターの資格ができるなど、ますます注目が集まっており、パソコンのワープロスキルは必須となってきています。
今回は美容ライターの仕事についてでしたが今後は美容系You Tuber、美容ブロガー、美容系インフルエンサーなど、SNSに強い方が関わりやすい美容系の職業についても紹介していく予定です。