美容業界の求人をお探しの方は美容bizへ。詳しくはこちら!

【糸リフト】糸の特徴や料金、メリット・デメリットを徹底比較!

この記事は約6分で読めます。

たるみの気になる人たちのリフトアップの美容医療として、人気の施術が「糸リフト」です。

糸リフトの施術を考えている人も多いと思いますが、種類の違いがよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

近年の糸リフトは溶ける糸を使用した糸リフトが主流ですが、溶ける糸・溶けない糸の違いや種類についても解説していきます。

糸リフトの施術について詳しく知りたい人は、参考にしてみてください。

糸リフトの効果

顔のリフトアップ施術として、以前はメスを使用したフェイスリフトが主流でした。

しかし、現在では糸を使用したリフトアップ施術が主流となっています。

糸リフトはメスを使用した施術に比べ、ダウンタイムや身体への負担が少ないのが特徴です。

また即効性を感じやすく、長いもので3年ほど効果が持続するため現在では人気の施術となっています。

ほうれい線やマリオネットラインなどのたるみ、輪郭を整えたり小顔効果を期待できたりすることができます。

その他にも、糸を入れることによって肌細胞を刺激し肌の再生機能が活性化されるため、美肌効果や肌の引き締め効果を期待できます。

糸リフトの種類

糸リフトの種類は、主に「ショッピングスレッド」「スレッドリフト」の2種類の方法があります。

ショッピングスレッド

ショッピングスレッドは、緩んだ皮下脂肪を30~50本ほどの多くの糸を使用して引き上げるため、効果の即効性を実感することができます。

フェイスラインやあごのたるみを改善するだけでなく、頬の高さを引き上げたり、目の下のたるみを改善することも可能です。

肌細胞を刺激する効果もあるため、肌の引き締めや肌にハリを与えることが可能で自然な仕上がりを期待できます。

持続期間は、約半年~1年ほどです。

スレッドリフト

一方、スレッドリフトは顔全体で6~10本ほどの糸を入れリフトアップしていく施術です。

突起の付いた糸を皮下組織に挿入し、顔のたるみを物理的に引き上げることができます。

施術をした箇所の周りのコラーゲンが増生されるため、ハリ感や美肌効果も期待できるため、人気の施術となってます。

持続期間は半年から長いもので3年程度もちます。

溶ける糸と溶けない糸の違い

糸リフトには、身体に吸収されて溶けるものと溶けないタイプのものと2種類あります。

現在は、溶けるタイプの糸リフトの施術が主流です。

溶けないタイプの糸リフトに比べて持続期間が短いのがデメリットですが、自然な仕上がりや術後のトラブルが少ないため人気となっています。

溶ける糸

溶ける糸を使用してリフトアップ施術をおこなう場合、半年から長くても3年程度で身体に吸収されてなくなるといわれています。

そのため施術をおこなってからしばらく経つと戻ってきた場合、新たなたるみやシワができた場合でも再び施術を受けることができます。

また、身体に異物を入れることに抵抗がある人にも人気です。

一方、身体に吸収されてしまうため、溶けない糸に比べて実感できる持続効果が短いというデメリットがあります。

溶ける糸を使用した場合、一時的な改善策であるということは念頭に置いておく必要があります。

溶ける糸によるリフトアップでは、PDO、PCL、PLA(PLLA)の3つの素材のものが主流です。

PDOは糸リフトの定番ともいえる糸であり、糸リフトの持続期間が短くリフト力が低いのが特徴です。

初めて糸リフトを受けるのであれば、オススメの溶ける糸です。

PCLはPDOに比べ持続期間が長く、リフトアップ効果が数年程持続します。

リフト力もPDOに比べて長く、柔らかい糸であるため良く動かす口周りなどに効果的です。

また、術後の痛みが少ないという特徴があります。

PLA(PLLA)はPDO・PCLに比べ硬いのが特徴で、重度のたるみに効果がありリフト力も他の2つに比べて強力です。持続期間は1~2年程ですが、術後の痛みが2週間ほど続く場合もあります。

以下の糸リフトは、美容クリニックでおこなわれている主な溶ける糸リフトの種類です。

シルエットソフト(3Dリフト)

シルエットソフトは、硬さのあるPPLAを使用した糸リフト施術です。

持続期間は1~2年程度であり、円錐状のトゲがついているため立体的なリフトアップをおこなうことができます。

1本あたりの相場は3~4万円ほどで、日本では厚生労働省の許可は下りていませんが海外では安全であると認められている糸です。

ミントリフト

ミントリフトはPDO素材を使用した糸リフト法であり、効果は2年ほど期待できます。

糸の双方に突起がついて肌を引き上げるため、強度が高いという特徴があります。

1本あたりの値段相場は6~8万円程度であり、PDOを使用した糸リフトとPLLAとPCLを組み合わせたミントリフトⅡもあります。

テスリフト

トゲと3Dメッシュが一体型となっているテスリフトは、皮下組織にしっかりと食い込むためリフト力が高いのが特徴です。

テスリフトはPCLに分類され、継続期間も1~2年程度です。

1本あたりの料金は6~8万円程度が価格相場となっています。

VOVリフト

溶ける糸の中でダントツで効果を維持する期間が長いのは、VOVリフトです。

糸の先端が丸く、施術後の痛みが少ないという特徴があります。

素材はPCLを使用しているため、効果の持続期間は2~3年ほどです。

VOVリフトの1本あたりの値段相場は、5~7万円ほどです。

溶けない糸

現在人気の糸リフトはほとんどが時間の経過とともに体内に吸収され溶ける糸を使用する施術です。

しかし、クリニックによっては維持できる期間が短く、溶けない糸によるリフトアップを推奨しているクリニックもあります。

溶ける糸の効果の持続期間が長くても3年ていどなのに対して、溶けない糸は3~5年ほど効果の持続を実感することができます。

そして体内に残る糸であるため、たるんだ皮膚を支える効果もあります。

一方、失敗した場合や新しいたるみなどが気になった場合、取り出したくても皮下組織に複雑に絡み合っているため取り出すのが難しいというデメリットがあります。

異物を体内に埋め込むため、感染症や炎症のリスクが高く、施術後時間が経ってからトラブルを起こす可能性もあります。

さらに、加齢などが原因で顔が変化した場合、糸が顔から出てきてしまったり、顔が不自然に見えてしまったりというトラブルが起こることがあるのも事実です。

スプリングリフト

溶けない糸リフトの中で、メジャーな施術がスプリングリフトと呼ばれるものです。

シリコンポリエステルの糸を使用し、効果の持続期間は3年ほどで長いのが特徴です。

伸縮性のある4方向に高密度の突起がついている糸を使用するため、強力にリフトアップすることができます。

まとめ

今回は、糸リフトについて詳しく解説しました。

糸リフトはメスを使用しない施術であり、リフトアップ効果だけでなく美肌効果も期待することができる人気の施術です。

糸には溶けるものと溶けないタイプのものがあり、溶けるタイプのものではシルエットソフト、ミントリフト、テスリフト、VOVリフトが人気です。

一方、溶けない糸は感染症などのリスクがあるものの持続期間が長いのが特徴です。

しかし、仕上がりを左右するのは施術をおこなうドクターにかかっているといえます。

糸リフトにも様々な方法があるため、施術を考えている方は今回の記事を参考に美容クリニックでカウンセリングを受けてみてください。

タイトルとURLをコピーしました