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夏は髪にも大きな負担が!夏の髪トラブル5選と対処法

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プールにレジャー……夏場は楽しいイベントが多く、開放的な気分になれる人も多いものです。

しかし夏が終わるころになると、髪の毛がキシキシ・ゴワゴワになって悩んでいる、という人も多く出てきます。

楽しいイベントは盛りだくさんですが、髪の毛も元気でイキイキした状態を保ちたいものです。

なぜ、夏場は髪の毛がダメージに悩まされる人が増えるのでしょうか。

今回は夏場の髪ダメージの原因と対策について、解説していきます。

夏場の髪ダメージの原因と対策

髪の毛は80~85%がタンパク質、12~15%が水分であり、内側からメデュラ→コルテックス→キューティクルというタンパク質の層によって構成されています。

髪の毛の一番内側にある『メデュラ』は柔らかいタンパク質でできており、すべての髪の毛に存在するわけではなく、髪の毛の細い人はメデュラが全くないこともあります。

その外側の『コルテックス』は髪の毛の内部のほとんどを占めるタンパク質の層です。

コルテックスにはメラニン色素が含まれ、これによって髪の毛の色が決まります。

健康な髪のコルテックスには12~15%の水分が含まれており、髪の毛の柔らかさやしなやかさの元になります。

髪の毛の一番外にある固さのあるたんぱく質『キューティクル』はうろこ状に重なりあい、濡れると開く性質があり、乾くと髪の毛の水分や内部成分を守る役割を担っています。

またキューティクルの表面を覆っているのがメチルエイコサン酸(MEA)であり、手触りや髪の毛のもつれを防いでくれます。

髪の毛の構造はこのようになっていますが、なぜ夏場は髪の毛が痛んでしまうのか、原因ごとに対策を解説していきます。

紫外線

夏場のヘアダメージの一番の原因は『紫外線』です。

髪の毛や頭皮も、肌と同じように日焼けをします。

メラニン色素によって紫外線ダメージを予防するのですが、キューティクルにはメラニンがないため、紫外線のダメージによってキューティクルのMEAが紫外線によって失われ、枝毛・切れ毛など、質感が低下する原因となってしまいます。

また、はがれたキューティクルから髪の毛の水分や美しい髪の毛を保つ成分が流出してしまうこともあります。

そのため紫外線に髪の毛が長時間当たると、キューティクルの荒れ・パサつき・ヘアカラーの色あせなどが起きてしまいます。

一番の対策法はとにかく髪の毛を紫外線にさらさないことです。

帽子や日傘で紫外線を物理的に避ける、髪の毛をまとめてダメージを最小限に抑える、髪の毛専用の日焼け止めを使う、などで対策をします。

また紫外線によってダメージを受けてしまった髪は髪の毛内部のアミノ酸が酸化し、乾燥が進みます。

酸化を防ぐために抗酸化作用のあるヘアオイルやミルク、乾燥には保湿効果の高いヘアケア商品を使うようにします。

また頭皮も肌や髪の毛と同じように紫外線ダメージを受けます。

頭皮が日焼けすると熱を持ち赤みの原因になったり、乾燥によってかゆみが生じてしまうことがあります。

冷房による乾燥

夏場の冷房による乾燥も髪の毛・頭皮にダメージを与えます。

髪の毛が乾燥すると、毛先のパサつきや髪表面に飛び出た『アホ毛』が目立ち、頭皮はカサつきかゆみやフケの原因になってしまいます。

髪の毛や肌など、美容によいとされる湿度は60~65%程度ですが、冷房の効いた部屋は50%以下にまで湿度が下がってしまうこともあります。

直接冷風が当たらないようにするのはもちろんのこと、オイル系トリートメントやスタイリング剤でコーティングします。

ミルクタイプのスタイリング剤よりも、髪の毛の乾燥にはオイルタイプのものがオススメです。

乾燥しやすい毛先を中心になじませます。

また頭皮ケアも忘れずにいおこないます。

お風呂上りなど、頭皮を清潔にした状態で頭皮用の保湿ローションでマッサージし、血行を良くするなどのケアをするのがオススメです。

頭皮は汗腺や皮脂腺が体の中で最も多く、汗をかいた髪の毛をそのままにしていると頭皮環境のバランスが崩れ、皮脂と一緒に髪のタンパク質が変質し、においやかゆみの原因になってしまいます。

また汗・皮脂・汚れが頭皮に詰まると髪の毛がごわつき、うねりの原因にもなります。

できれば汗をかく前に対処したいものですが、暑い夏は難しいものです。

そこでシャンプーを見直すことをオススメします。

しかしシャンプーでゴシゴシ洗うと、頭皮や髪の毛の乾燥の原因となってしまいます。

そこでオススメしたいのが「アミノ酸系成分」の頭皮に優しいシャンプーです。

皮脂や汗を落としながら、マイルドな洗浄力で頭皮の潤いを守ってくれるのがアミノ酸系シャンプーです。

しっかりと泡立て、指の腹で頭皮をマッサージするように優しく洗います。

またシャンプー後のヘアドライも大切で、頭皮が濡れたままだと毛根が蒸れてしまい、雑菌が繁殖しやすく、フケやかゆみの原因となります。

さらに濡れたままの髪の毛はキューティクルが開いているためダメージを受けやすくなっています。

シャンプー後は丁寧にタオルで水気をふき取り、ドライヤーでしっかりと根元から乾かします。

ドライヤーを使う際は強めの温風で根元から一気に乾かし、8割程度乾いたら弱めの温風に切り替え、毛先までしっかり乾かします。

最後に冷風で髪の表面、キューティクルを整えるとつやつやの髪の毛に仕上がります。

プール・海の水

海やプールの水も、夏髪ダメージの原因の一つです。

塩分を多く含む海水や、塩素などの消毒成分を含むプールの水によって、髪の毛が傷む原因になります。

ヒトの髪の毛は弱酸性なのに対し、海水や塩素を含むプールの水はアルカリ性です。

アルカリの性質はタンパク質を柔らかくする性質をもっており、パーマ剤やヘアカラー液はこの作用を利用しキューティクルをはがして髪の毛を染めたり、髪の形状を変えています。

海水やプールので髪を濡らすことは、普段の入浴の時よりもキューティクルがはがれやすい状態になっています。

またうろこ状のキューティクルは濡れると開く性質があり、ヘアカラーの色味が流出してしまったり、髪の毛内部の水分・成分が流れ出てしまうこともあります。

プールの塩素は酸化作用が強く髪や頭皮にダメージを与えるだけでなく、髪の毛の細胞の老化も早めてしまいます。

また海水に含まれる塩分は髪の毛や頭皮の水分を吸収し、乾燥させてしまいます。

ここにさらに紫外線ダメージが加わると、髪・頭皮へのダメージは相当なものになってしまいます。

しっかり泳ぐのであれば水泳キャップを着用し、髪の毛をできるだけ濡らさないように、髪の毛を束ねてアップヘアにするのがオススメです。

また海水やプールの水に濡れてしまった髪はなるべく早く洗い流すことが大切です。

シャンプーできるのが一番ですが、難しい場合は真水でとにかく洗い流します。

シャンプーする前もしっかりと真水で海水や塩素を落とし、髪だけでなく頭皮までしっかり洗い流します。

シャンプーは2回するのがオススメで、一回目は良く流して汚れや塩分を落とし、絡まった毛先を優しくほぐしながらごわつきを取ります。

2回目は地肌を中心にしっかりと洗っていきます。

そしてしっかりと乾かし、ダメージ補正機能配合のトリートメントを使うことをオススメします。

洗い流さないトリートメントもによるアフターケアも大切です。

旅行先での水質の違う水

夏休みに海外旅行に行った際、髪の毛がキシキシ・ゴワゴワになってカラーの色落ちがしたなどという経験がある人も多いものです。

その理由の多くは海外の"水"が原因です。

海外の水は日本と性質が違うため、肌や髪の毛に負担がかかることがあります。

海外の香水に含まれるカルシウムやマグネシウムが髪の毛のミネラルと反応し、髪の毛のタンパク質に付着することにより髪の毛が過度の乾燥状態になり、キシんだりゴワついてしまいます。

対策としては、海外に行く際は硬水対応のシャンプーを使用することです。

特にオススメなのはアミノ酸系のシャンプーです。

アミノ酸系シャンプーであれば硬水でも泡立ちが良く、頭皮に優しく乾燥も防ぎます。

日本のシャンプーは基本的に軟水に対応しており、硬水で使用しても泡立たないことがあります。

硬水のミネラルが洗いあがせずに残ってしまうことも髪の毛が痛む原因なので、しっかりとふき取ります。

また最後のすすぎだけは軟水のミネラルウォーターを使うのも効果的です。

まとめ

夏は楽しいイベントが多いですが、その分髪の毛や頭皮に負担のかかることが多くなります。

今回紹介したヘアケア方法を参考に、楽しく充実した夏を過ごし、髪も地肌も元気に過ごせるようにしてみてください。

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