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美容室の施術単価の地域ごとの違いって?高いお店と安いお店の違いは?

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地域によって物価が違うように、美容室の料金の相場も地域によって異なります。

例えばカットの料金の全国の平均単位化は約3500円、都心では約6000円とかなり差が出てきます。

さらに最近では激安カット・ワンコインカットなどのお店も出てきており、美容にかかる単価は多様化しています。

今回は都市部と地方の美容室の単価の違い、美容室における施術価格の違い(特にカットと縮毛矯正)について解説しています。

「私って美容室にお金かけすぎ?!」「美容室の平均単価が気になる」という人は参考にしてみてください。

地域ごとの美容室の平均単価

美容室における平均相場は地域によって大きく異なります。

地域ごとの平均単価は以下のようになっています。

  カット  パーマ  カラー  縮毛矯正 
北海道・東北  3245円  7289円  5427円  12682円 
関東・甲信越  3719円  7396円  5950円  13198円 
東海・北陸  3465円  7344円  5389円  13879円 
近畿  3411円  7600円  5745円  13495円 
中国・四国  3092円  6864円  5277円  12234円 
九州  3091円  6502円  5458円  11481円 

かなり大きく分けていますが、全国平均でみるとカットが約3500円、パーマが約7100円、カラーが約5500円、縮毛矯正は約12800円というのが相場のようです。

カットに関しては最近では1000円カットなどのシャンプー・ブローなどをしない2000円以下のお店が増えていおり、シャンプーやブローを合わせた金額になると約4000円が相場なようです。

さらに細かい地域別のカット料金の平均値の違いを見ると、

最もカットの平均単価が高い地域は新潟県新潟市の平均4643円です。

最も安いのが沖縄県那覇市の平均2133円です。

こちらはあくまで地域ごとの平均であり、美容室や担当者によって料金が変わってきます。

美容室の業界では価格帯によって『低価格サロン』『中間サロン』『高級サロン』『最高級サロン』などと呼ばれています。

それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

単価の違いによる美容室の違い

低価格サロン~超高級サロンまで、私たち消費者は自身のニーズにあった美容室を選ぶことができます。

それぞれの価格帯の違うサロンにはどのような特徴があるのでしょうか。

低価格サロン

最近よく見かけるのが10分1000円というようなカットにかかる時間によって料金が決まるお店だったり、タイムサービスで500円カットというような激安サロンです。

基本的にはカットのみで、シャンプーもブローもなく所要時間は10~15分程度です。

カット専門店と謳っているところも多くあります。

店舗側からすると回転率で経営を成り立たせているところがほとんどのため、雑に扱われていると感じる方も多いそうです。

一方でカットのスキルが低いかというとそういう訳でもなく、低価格サロンにはカットの上手い人から美容師なりたての人まで、様々な美容師さんがいます。

指名制でないところがほとんどなので、カットの技術は運次第なところもあるようです。

またスタイリストデビューまで通常の美容室であれば2~3年ほどかかりますが、カット専門店のようなお店の場合、早ければデビューまで3カ月というところもあるようです。

また店員もカットを専門にしていることが多く、多くの人をカットして数をこなしているため必ずしもカットが下手な人ばかりではないのです。

時間のない人、今すぐ切らなければまずいというにオススメです。

中間サロン

ここ数年で増えている価格帯のサロンで、カット料金が2000~2500円程度のお店が中間サロンと呼ばれます。

シャンプー込みのお店が多いのですが、サロンによってはシャンプーは別料金のお店もあるので、予約の際に確認することをオススメします。

技術的にもそこそこの人が多く、低価格サロンは安すぎて不安だけどカットにあまりお金をかけたくないという人にオススメです。

高級サロン

カット料金が3000~4000円程度のお店が、高級サロンといわれる部類に入ります。

カットの技術はもちろんのこと、店内の内装や外観、BGMやホスピタリティもしっかりしているところが多いです。

シャンプー・ブロー・セットがきちんとしてもらえ、時間も1時間程度かけてしっかりと施術してもらえます。

スタイリストさんも定期的に講習会に参加していたり、様々な美容に関するトレンドや知識を持っていて、技術向上のために日々努力されています。

最高級サロン

カット5000~15000円という価格設定で、得kに都心部の高級サロンにある価格帯です。

立地条件が良かったり、有名モデルを担当した実績のあるスタイリスト、テレビなどのメディアでよく取り上げられているというネームバリューのあるサロンに多くあります。

予約がなかなか取れないということもあるようです。

カットで1万円を超えるという美容師さんはなかなかいませんが、ニューヨークや中国などの超高級サロンではカットのみで4万円を超えるサロンもあるようです。

縮毛矯正の値段がピンキリな理由

カットだけに限らず、縮毛矯正も5000~30000円以上するところまで低価格サロンと高級サロンでも違いがあります。

縮毛矯正での料金の差は「縮毛矯正の薬剤の質」「トリートメントの使用」「技術力」の違いによるものです。

薬剤の質

縮毛矯正の薬はかなりたくさんの種類があり、薬の単価もバラバラです。

高級サロンであれば薬剤そのものが質が良く、値段が高くて髪に負担が少なかったり、様々な毛質に対応できる薬剤を揃えています。

5000円で縮毛矯正ができるサロンもありますが、髪の毛のダメージがあるためプラス料金のメニューを勧められ、結果的に一般的な価格と変わらなかったというのは良くある話です。

トリートメントの使用

縮毛矯正自体が髪の毛にダメージを与えるため、施術前や施術中、仕上げでトリートメントを付けながら行うものもあります。

高額な縮毛矯正の場合、これらのトリートメントが自動的についている場合もあります。

縮毛矯正と同時におこなっていくトリートメントは、縮毛矯正の薬剤にプラスして材料費がかかるため、安い縮毛矯正ではできない施術です。

技術力

値段が高いからと言って施術が上手いとは限りませんが、高級サロンに施術の上手い人が多いのは確かです。

薬剤やトリートメントの使用方法を熟知していたり、営業時間外でのレッスンなど、熱心に受けている人が多いのが理由として挙げられます。

またトップスタイリストやマネージャーなどの役職がついている人はランクによって値段が変わることも多く、役職や指名料が高ければ高い人ほど経験値が多く、施術の上手い人も多くいます。

まとめ

都心に行けば行くほどブランド料や不動産の関係上高単価になりがちですが、実は新潟市が一番客単価が高いというのは意外な結果だったのではないでしょうか。

高いだけがすべてではないですが、高級サロンはホスピタリティや外観などの雰囲気にもこだわっていて、行くだけでも満足感の高い空間に浸れることもあります。

低価格で施術をおこなってくれる美容室でも技術力の高い人もいるので、自分のニーズにあった美容室を見つけてみてください。

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