美容業界の求人をお探しの方は美容bizへ。詳しくはこちら!

美容家の仕事とは?仕事内容や適性・給与など徹底解説!

この記事は約5分で読めます。

テレビや雑誌などでよく見かける『美容家』という職業は、美容に関する知識やスキルを活かし、個人に合った美容法やメイク術などを提案する仕事です。

講師、レッスンの企画や美容に関する記事の投稿、オリジナル商品の開発など、様々な仕事内容があります。

美容師やメイクアップアーティストなどから転職する人が多く、特に資格は必要ではありませんが、具体的にはどのような仕事内容でどのくらい稼げる職業なのでしょうか。

今回は、美容家という職業について詳しく解説していきます。

美容家とは?

美容家とは美のスペシャリストであり、メイクなどの美容に関するスキルで個性や生活習慣に合った美容法やヘアメイクを提案する職業です。

主にメイクについて活動している人が多いのですが、スキンケアやマッサージ、ヘアスタイルやアレンジ、パーソナルカラーなど、様々な要素を組み合わせて活動している美容家も多くいます。

主な仕事内容はメディア・レッスンでの講師、オリジナル商品の開発など、その業務は多岐にわたります。

また最近ではSNSの発達に伴い、『美容系インフルエンサー』として活躍する美容家も多く、自身の専門チャンネルなどから広告収入を得ている美容家もいます。

美容家について明確な定義や資格はなく、誰でも美容家と名乗ることができます。

元々美容師やメイクアップアーティストをしていた人が多かったのですが、最近では趣味で美容系のSNSを上げていたところから人気になり、本格的に美容家として活躍する人も多くなっています。

美容家として働くには美容に関して興味があること、様々な情報をくみ取り適切な美容法をアドバイスできる能力、自分の強みを知りセルフブランディングする能力が求められます。

『美容愛好家』と呼ばれることもありますが、愛好家は自分磨きのために美容に関することが好きな人であり、美容家とは自分の得た知識を他人のために提供する人のことを指す場合が多くあります。

仕事内容

美容家の主な仕事内容は、テレビやSNS、ネットなどのメディアに美容講師として出演し、美容に関する知識を教えます。

また雑誌やネットメディアなどで美容の記事を書いたり、記事内容の監修やアドバイスなどもおこないます。

そのほか会員制サロンの運営や、美容のレッスンを企画し生徒を募り直接美容の知識を教えたり、ヘアメイクを施したりします。

SNSなどで人気が出れば、オンラインメディアで情報発信し広告収入で収入を得たり、オリジナル化粧品や美容グッズなどの商品の企画・販売なども携わることがあります。

美容家は個人の髪形や輪郭、生活スタイルや好み、肌質・体質などによって一人ひとり異なるため、ヒアリングしながら的確な美容の提案をする必要があります。

常に美容に関する知識やスキルを身に付け、最新の美容に関する情報を学び続けることが求められます。

また誰でも美容家と名乗れてしまうため、他の美容家と差別化を図るためのセルフブランディング能力も求められる仕事です。

美容家に求められる能力

まず美容家に求められるスキルは、美容・人体に関する幅広い知識です。

芸術や最新トレンドに常に触れ、ヘアメイクや化粧品、メイクの技術からスタイリング、美容ケア法まで磨き上げるセンスや想像力が必要な仕事です。

数多くいる美容家の中から、自分の強みを磨き、広くアピールするプレゼンスキルやファンを増やし分かりやすく人に伝える発信力も求められます。

また美容のトレンドについて知るマーケティング力や基本的には『個人事業主』として活躍する場合が多いため、人脈構築能力も必要とされます。

そして多くの人と連携して仕事をする場合が多いため、コミュニケーション能力も求められます。

美容家に向いているのはこんな人

美容家という職業に向いている人は、まず第一に「美容に関心があり、美容が好きな人」です。

どんなにヘアメイクが上手でも、常に美容に関する新しい情報を把握し勉強し続けることが好きでなければ、続けることができません。

また社交的で人とコミュニケーションを取るのが得意で、感性豊かにひらめきを大切にする人も向いています。

また美容家として収入を得るためには一定のファンを確保する必要があるため、情熱的で夢や理想を追いかけ、ファンが応援したくなるような人が美容家として向いているといえます。

年収・給与

美容家の年収や給与は知名度によって異なりますが、平均して月収20万円程度、年収は300万弱という場合が多いようです。

美容家としてサロン経営をしたり、化粧品のプロデュースができるようになれば数千万円の収入を得ることもできますが、駆け出しのころは十数万稼ぐのが精いっぱいであることも多いのが事実です。

もともと美容師やメイクアップアーティストとして活動していた人は、かつてのお客様などのコネクションを使って仕事を増やしていくことが多いようです。

またSNSを使った広告収入の場合でも、例えばYouTubeの場合、再生回数に応じて広告収入が入ってきますが、1再生での広告収入はおよそ0.1円程度にしかならないようです。

1万回再生されても1000円程度にしかならないので、SNSによる広告収入を得ようと思った場合、月に安定した収入を得るには相当な努力が必要です。

インスタグラムを使用した場合でも、広告料は1フォローワー1円程度が相場とされています。

ファンが増えていくことによって活動の幅を増やすことができるため、オフ会やイベントの企画、商品プロデュースや本の出版などにより利益を得られるようになります。

全く無名の美容家がいきなりインフルエンサーのように収入を得ることはかなり難しく、セルフブランディングを確立させ地道な活動をしていく必要があります。

美容家の資格

美容家と名乗るのに必要な資格はありません。

しかしたくさんの人に影響を与えるためには、資格があると安心して情報発信することができ、発信内容に説得力が増します。

美容家として活躍するのであれば、以下のような資格を持っていると役に立ちます。

美容師免許
●メイクアップ検定
●コスメ検定
●スキンケアアドバイザー
●カラーコーディネートなどの色彩関係の資格
●エステ系資格
●ビューティセラピーなどのディプロマ

まとめ

テレビなどのメディアでよく目にする『美容家』という職業ですが、もともとメイクアップアーティストや美容師であった人も少なくありません。

無名な美容家の時代はなかなか収入に繋がらないことも多く、地道にセルフブランディングしていく能力が求められます。

そのほかにも美容を愛する力、コミュニケーション能力やマーケティング能力、発信力など、様々な能力が求められ、美容系の資格を持っていると役立つことがあります。

美容家と名乗るのに必要な資格はないので、副業としておこなっている人も多くいます。

タイトルとURLをコピーしました