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人をきれいイにするお仕事!美容業界のお仕事6選

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美容師やネイリスト、メイクアップアーティストやエステティシャンに憧れ、美容業界を目指す人は少なくありません。
その中でも美容業界には様々な職種があります。

美容業界で求人を考えている方はどのような仕事内容で働きたいと考えているでしょうか。

今回は意外と知られていない美容業界のお仕事、美容師、理容師、美容部員、エステティシャン、ネイリスト、メイクアップアーティストの6つを紹介していきます。

美容師

美容師の仕事内容

美容師の仕事は「お客様の容姿を美しくする」仕事です。

おもな仕事内容は、美容室にご来店された方にシャンプーやセット、カットやパーマ、カラーなど髪の毛のお手入れを全般におこなっていきます。

髪の毛のお手入れ以外にも、着付けの資格もあると仕事の幅が広がります。

美容師のやりがいはなんといってもお客様が笑顔になってくれることです。
カットやカラーなどの技術はもちろんのこと、お客様のなりたい自分を引き出すためのヒアリング能力、どんなお客様にも合わせられる会話能力などのコミュニケーションスキルも必要です。

また流行の髪型やトレンドをリサーチして研究する勉強を怠らないことも大切です。
美容が好きで興味があり、人と喋るのが好きな人に向いています。

美容師になるには

美容師になるためには国家資格である「美容師免許」が必要です。美容師免許取得に年齢制限はなく、学歴も必要ありません。
しかし美容師試験を受けるには厚生労働省が認定する美容学校に通わなければなりません。
中卒でも美容学校に通い、美容師免許を取得することは可能ですが、多くの美容室は「高卒以上」の学歴が必要なので高校は卒業資格はあるほうがいいでしょう。

美容師免許合格率は50~70%であり、難しすぎる試験ではありません。
国家試験には「実技試験」と「筆記試験」があり、合格基準を満たせば合格となります。

理容師

理容師の仕事内容

「お客様の容姿を美しく」するのが美容師なのに対し、理容師は頭髪の剃り込み、顔剃りにより「お客様の容姿を整える」のが理容師の仕事です。

一番の美容師との違いといえばやはりカミソリを使った「顔剃り」でしょう。

最近では美容師と理容師との間で仕事内容に差はなくなってきていますが、シェービング=顔剃りができるのは理容師だけです。

ここ数年シェービングを求めて理容室を利用する女性も増えてきており、女性理容師の需要も高まってきています。

理容師になるには

理容師になるには国家資格である「理容師免許」が必要です。
国家試験を受けるには厚生労働省の認定する理容学校の昼間過程を2年以上、通信課程を3年以上のどちらかを終了する必要があります。

試験の合格基準や開催月等は美容師の国家資格とほぼ同じです。

美容部員

美容部員の仕事内容

美容部員は会社や店舗により呼び方が「ビューティーコンサルタント(BC)」「ビューティーアドバイザー(BA)」「化粧品販売員」など、呼び方が異なります。

お客様にお肌やメイクの悩みをカウンセリングし、商品を販売することが主な仕事内容です。
カウンセリングしたのち、コスメカウンターで実際にメイクやスキンケアを美容部員が行う「タッチアップ」を行い商品の提案をします。
また商品の使用感や香りを実際に手の甲で体感してもらう「ハンドデモ」をおこない販売を促進します。

メインの接客、販売以外にも会計、商品陳列、在庫管理、商品発注や店舗清掃等、様々な業務を行うので事務処理能力も大切です。基本立ち仕事やがメインとなるため体力も必要になってきます。

美容部員というと百貨店やショッピングモールの国内・海外の有名ブランドの店舗に立つというイメージがありますが、大手化粧品メーカーの美容部員の絶対数が多く、百貨店で働くのは狭き門となっているのが現状です。

美容部員になるには

美容部員になるには美容師のように国家資格は必要ありません。勤務先となる化粧品メーカーや百貨店などの採用試験に合格すれば美容部員として働くことができます。

雇用形態も様々で、正社員から契約社員、パート勤務までさまざまな働き方があります。また未経験でも採用している企業が多くあり、美容業界の中でも比較的就職しやすい業種であります。
しかし高い技術が求められるため、美容専門学校やスクールに通う人もいます。
採用になってから社内研修を受けるところも多くあります。

エステティシャン

エステティシャンの仕事内容

エステティシャンの主な仕事内容は施術とお客様のカウンセリングで、そのほかに商品販売や在庫管理、店舗清掃等の仕事があります。

おもな施術内容としてお肌お手入れや小顔効果などの「フェイシャルエステ」美白や痩身などの「ボディエステ」ムダ毛処理を行う「脱毛」があります。

エステティシャンに求められる能力は技術力はもちろんのこと、コミュニケーション能力や人を癒す能力も求められます。

エステティシャンとは全身美容のプロフェッショナルであり、痩身や脱毛などの効果だけでなく「癒し」も求められる仕事です。エステサロンに来られるお客様は見た目の美しさだけではなく癒しを求めて癒しを求めて来店します。

そうした人たちと会話をリラックスできる雰囲気を作ることも大切です。

エステティシャンになるには

エステティシャンになるには美容師や理容師のように国家資格はありません。未経験で採用しているエステサロンも多くあります。美容部員と同様、未経験でも就職しやすい業界といえます。

しかし日本エステティック協会が認定する民間の資格もあります。そのため美容学校やスクールに通う人もいます。最近では自宅で学べる通信講座もあります。

直接お客様に触る仕事なので、美容の知識や技術力が求められます。

またサロンによっては店舗ごとに必要な資格を求められる場合もあります。
美容専門学校を卒業したエステティシャンの中には「学校で教えられたことの型を店の規定に変えるのが大変だった」という人もいます。

ネイリスト

ネイリストの仕事内容

お客様の爪の健康とネイリストのおもな仕事内容は「接客」と「施術」です。

ひとりあたり1時間半から2時間ほど施術をします。

来店されたお客様に好みや希望のデザインをうかがいます。
こちらから季節にあわせたデザインや流行、お客様に合うデザインや、ネイルの状態に合わせた提案をすることもあります。

ネイルの施術は主に爪の補正や巻き爪などの矯正などの「リペア」、やすりで爪を整え甘皮処理をする「ネイルケア」、ジェルネイルやスカルプなどの「ネイルアート」がおもな施術内容です。

ネイルのオフや付け替えだけでなくハンドケアやチップの作成、店舗の清掃、材料の補充も仕事に含まれます。

ネイリストになるには

ネイリストになるには爪に関する知識と施術技術が求められますが、美容師のように国家資格はありません。
国家資格はありませんが、ネイルストの代表資格にネイルサロン衛生管理師とJNECネイリスト検定があります。

JNECネイリスト技能検定では筆記試験と実技試験で技術レベルが問われます。

一方ネイルサロン衛生管理師はネイリストとしての経験や技術を問われるものではなく、ネイルサロンを経営していくうえで必要な衛生管理について問われる試験です。

他のサロンと差別化を図るため独立を考えるネイリストやネイルサロンオーナーが取得しています。

ネイリストが働く職場はおもにネイルサロンです。
最近では美容室やエステサロン、ブライダルケアなどのトータルビューティーを売りにしているサロンも多くあり、そこで働くネイリストもいます。

また自宅で開業するネイリストや芸能人の専属になるネイリストもおり、雇われるだけでなくフリーのネイリストとして活動している人も少なくないです。

ネイリストは座り仕事で細かい作業をし、長時間目を酷使する仕事なので慢性肩こりになる人もいます。

メイクアップアーティスト

メイクアップアーティストの仕事内容

メイクアップアーティストはさまざまな場所で活躍する芸能人や一般人に対してメイクやヘアセットをするのが仕事です。
メイクだけでもヘアセットだけでなく、どちらの技術も知識も必要です。

メイクアップアーティストはプロダクションや化粧品メーカー、サロンに所属する場合と、フリーで活躍する場合があります。

プロダクションに所属している場合、CMやテレビなどのメディアの仕事が多いです。

多くの人がイメージするメイクアップアーティストの仕事はメディアの撮影の仕事だと思いますが、結婚式やイベントなどの現場や化粧品メーカーで働いて活躍したり、メイク講師の仕事をする人もいます。

どちらの場合も仕事のおおまかな流れは同じです。メイク道具などを準備をして現場に向かいます。
現場で撮影前に出演者にメイクを施し、撮影などの合間にメイク直しをします。
撮影が終わると片づけをする流れになります。

どの現場でも時間内にクライアントの期待に応えるヘアメイクを施すことが求められます。

またメイクは一人で行いますが多くのスタッフとも作品を作り上げるため、臨機応変に立ち回る適応能力も必要です。

メイクアップアーティストになるには

メイクアップアーティスト関連の資格はいろいろありますが、メイクアップアーティストの活躍に必ずしも資格が必要ではありません。
経験や知識、クライアントの求めることを的確に作り上げる技術力のほうが求められます。

未経験でメイクアップアーティストを目指す人は美容専門学校のヘアメイクコースに通うのが一般的です。

必須資格がないメイクアップアーティスト業界ですが、求人は美容専門学校を卒業している人を対象にしている場合が多いです。特別なコネがない人は専門学校を卒業する事がメイクアップアーティストになる近道でしょう。最近ではオンラインで学ぶ講座もあります。
また美容師をしながら美容室でメイクの勉強をしたり、休日にフリーでメイクアップアーティストとして活動し経験を積んでいく人もいます。

基本的なヘアメイクの知識・技術があるのはもちろんのこと、移り変わりの多い流行に敏感であることも大切です。
またクライアントに求められるイメージを忠実に引き出し再現するため高い対人コミュニケーション能力が求められます。

そしてクリエーターとしてほかのデザイナーやプランナーなど一緒に作品をつくりあげているという意識も大切です。

まとめ

この他にも美容業界の仕事にはリフレクソロジスト、アロマセラピストなどの仕事があります。

美容業界の仕事はどの仕事にも技術力だけでなく、クライアントの希望をヒアリングするコミュニケーションスキルも必要です。人とかかわるのが好きな人、お客様を笑顔にしたい人に向いています。

また美容業界に入った人のほとんどが美容に興味があり、自分自身の健康と美の向上につながるので美容が好きな人に向いている職業です。

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