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意外と知らない?美容効果を高める正しい入浴法と入浴前後のケア

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12月に入り寒さが本格化してきました。

暑い夏はシャワーのみでさっとお風呂を済ませてしまう人も多いかもしれませんが、気温の下がる冬は湯船にお湯を張って入浴する人も多いことと思います。

冬場は乾燥や冷えが特に気になったり、夏場に蓄積されたダメージが出てくる季節です。

今回は寒い冬にオススメの美容効果を上げる正しい入浴法について解説していきます。

「正しいと思っていた入浴法が実は間違っていた」なんてことも……

肌・髪・ボディケアなど、お風呂に入りながらキレイになれる方法を紹介します。

また入浴前、入浴後の美容に効果的なルーティーンについても解説します。

入浴は毎日の習慣なのでぜひ参考にしてみてください。

入浴前にやっておきたいこと

お風呂時間の美容効果を上げるために、毎日のルーティーンとして取り入れてもらいたい入浴前の準備がいくつかあります。

すべてできなくても一つだけ取り入れてみたり、余裕のある時などに実践してみてください。

水分補給

入浴中はぬるま湯に浸かっていたとしても、水分を消費し汗をかきます。

脱水や乾燥の原因となってしまうため、入浴前は最低限コップ一杯分の水分を摂るようにします。

汗をかいてスッキリしたいという場合には、温かい白湯などのホットドリンクがオススメです。

メイクを落とす

お風呂でメイクを落とすという人も多いと思いますが、できれば入浴前にメイクを落としておくのがオススメです。

浴室では湿度や蒸気によって普段取ることのできない皮脂や汚れが取りやすい状態になっており、メイクをしたままだと皮脂の汚れや詰まりが浮き上がってくるのを塞いでしまう原因となってしまいます。

できるだけ入浴前にメイクを落とすこようにします。

髪・全身のブラッシング

入浴前に髪の毛をブラッシングしておけば、髪に付いた汚れやほこりを取ることができ、シャンプーの泡立ちが良くなり、頭皮の毛穴汚れが取れやすくなります。

また入浴前に髪の毛をとかして髪の毛のほつれを直しておくことにより、シャンプー中の切れ毛や抜け毛の予防にもなります。

また全身をドライブラッシングするのもオススメです。

ドライブラッシグとは、乾いたブラシで全身をこすることです。

血行が促進されるため、入浴後の血行促進効果をさらに上げることができます。

軽めのストレッチ

お風呂に浸かる前に軽めのストレッチをすることにより、より筋肉の緊張がほぐれます。

入浴だけでも筋肉の緊張をほぐすことができますが、入浴前にもストレッチをすればさらに効果的です。

また身体も温まりやすくなるため、血行促進効果もあります。

基本の入浴方法

ここでは基本的な美容効果がアップする入浴方法について解説してきます。

面倒なケアが続けられないという人は、以下のポイントを押さえて見えてください。

お湯の温度は40度に設定

お湯の温度は好みもあるかもしれませんが、40℃が一番快眠効果や美容効果に優れています。

入浴後に快眠へと導くには、身体の深部体温を上げることが重要です。

そのためには心臓に負担がかからず、適度な疲労感とじんわり汗のかける40℃がオススメです。

一般的に少しぬるいといわれている温度ですが、身体の芯から温めるにはベストな温度です。

またこれ以上温度が高いと保湿成分を洗い流してしまうため、オススメできません。

入浴時間は15分

入浴時間の目安は15分がオススメです。

長時間湯船に浸かるのがいいイメージもありますが、高温のお湯と同様肌、本来の保湿成分を洗い流してしまいます。

また温度に関わらず入浴によって血圧が上がり、40℃であれば次第に血圧が下がり、10分を過ぎたころに安定します。

そこから5分間浸かることにより快眠へと導いてくれます。

一時期「半身浴がダイエットに最適」といわれていましたが、半身浴はお湯に浸かっていない身体の面積が広く、深部体温を上げるのに時間がかかります。

そうすると肌の保湿成分が流れ出し、肌が乾燥していしまいます。

湯船に浸かるときは、肩まで浸かる全身浴をするようにします。

入浴剤

湯船に浸かるときは、入浴剤を使用するのがオススメです。

入浴剤には温浴効果や保湿効果を高めるだけでなく、塩素を除去する効果があるものがほとんどです。

水道水に含まれる塩素は肌を刺激します。

また入浴剤以外にも、以下のものを入れると美容効果がアップします。

お風呂に塩を入れることにより、身体を芯から温めることができ、代謝アップや血行促進、むくみ解消に効果的です。

さらに塩に含まれるマグネシウムには、保湿効果もあり美容に適しています。

手軽に使うことができるのでオススメです。

柑橘類の皮

ミカンやゆずなどの柑橘系の果物の皮を入れることにより、身体の芯から温めることができます。

新陳代謝の上昇や血行促進に効果的です。

またミカンには血行を促進するポリフェノールや保湿成分が含まれているためおすすめです。

日本酒

日本酒を入れることにより、冷え性改善の効果があります。

アルコールが含まれており肌に刺激を感じた場合は逆効果になるため、使用をやめるようにします。

身体の洗いすぎに注意

身体を洗うことは大切ですが、洗いすぎはかえって肌ダメージとなってしまいます。

ゴシゴシと強くこすって洗うのはもちろん、乾燥しやすい脚や二の腕などの部分は1日毎に洗う程度で十分です。

また硬めのタオルで洗うと肌荒れやニキビの原因となってしまうため、できれば手で洗うようにし、身体が硬くて洗いづらい背中などは柔らかいタオルやスポンジを使い、泡立ちが良いものを選ぶようにします。

入浴後のケア

入浴中のケアはもちろんですが、最も重要なのは入浴後のケアです。

お風呂でほぐれた肌はダメージを受けやすく、ケアを怠ると乾燥などの肌荒れの原因となってしまいます。

顔・身体・髪など、どこからケアしていくべきなのか、順を追って解説していきます。

全身の保湿

まずは身体を保湿します。

タオルで身体を拭く前に、化粧水やオイルを塗って保湿するのが理想です。

一度水分をふき取ると肌は一気に乾燥します。

そのため脱衣所に出る前の浴室で、濡れた状態でケアするのがオススメです。

最近では濡れたまま身体に塗れるボディオイルやバスミルクもあるので、上手に活用します。

顔も拭いたらすぐに乾燥が始まってしまうため、軽く水分を払ったらすぐに化粧水を浸透させます。

全身を拭く

脱衣所に出たらゴシゴシ擦らず優しくタオルを押し当てて、水分を押さえて取るようにします。

髪の毛もタオルで挟むように水気をふき取ります。

ここでしっかりタオルドライすることにより、ドライヤーによるダメージを最小限におさえることができます。

ドライヤーで髪を乾かす

髪の水分を拭き取ったら、素早くドライヤーで髪の毛を乾かします。

パサつきが気になる場合は、ヘアオイルやミルクを馴染ませてから使用するようにします。

ドライヤーを当てる際は根元から乾かしていきます。

頭皮や髪の毛にドライヤーを近づけすぎないように気を付けます。

フェイシャルケアの仕上げ

化粧水が浸透したら乳液や美容液、クリームなどで残りのスキンケアの仕上げをします。

髪の毛を乾かすのに時間がかかる場合は、先に顔のスキンケアからおこないます。

化粧水のみで保湿を終わらせず、乳液やクリームなどを使ってしっかりと保湿するようにします。

水分補給

入浴中は汗をかいているため、しっかりと水分補給を行います。

アルコールは利尿作用があるため、水分補給には適していません。

冷たすぎる水も身体に負担がかかるため、常温やぬるめの水、心地よい快眠を促してくれれる刺激の少ないハーブティーなどがオススメです。

水分補給を怠ると、肌が乾燥してしまうこともあります。

ストレッチ

入浴後は身体が温まっているため、身体が動かしやすくなります。

睡眠の質を上げたり、代謝アップにもつながるため、入浴後には余裕があれば首や腕を回したり前屈をしたり、全身のストレッチをするのがオススメです。

まとめ

今回は意外と知られていない美容効果を高める入浴方法について解説しました。

入浴時だけでなく前後のケアも大切なので、ぜひ今日から実践してみてくださいね!

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