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今年のトレンド眉とは?トレンドの流れと春夏のトレンドを予測!

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「目は口ほどのに物をいう」という言葉があるように、目元によって顔の印象の8割が決まるといわれています。

その中でも特に顔のパーツとして大切なのが『眉毛』です。

時代と共にメイクや髪形のトレンドが変わるように、眉毛にもトレンドがあります。

最近ではアイブロウメイクもアイカラー同様、様々なカラーが出てきたり、アイブロウのアートメイクも定着してきています。

今回は眉毛のトレンドの変化を紹介するとともに、最新のトレンド眉毛について解説していきます。

眉毛トレンドの移り変わり

時代ごとにトレンドの眉毛があります。

眉の太さや、形、カラーなど、日本ではどのようなトレンドがあったのでしょうか。

1950~80年代

戦後の女性たちが、おしゃれに目覚めだしたといわれる1950年代には、海外女優のメイクをお手本にしていたといわれており、くっきりとした太眉が特徴的でした。

60年代になると、アイメイクを濃くするメイクが流行りました。

目の周りを囲むアイライン、長いつけまつ毛、彫りの深さを強調させるようなアイホールにがっつりラインというメイクが主流でした。

ヒッピースタイル、フェススタイルというファッションが流行り、それまで外国人風太眉がトレンドだったものが、アイメイクは濃く、眉毛は細くというように変化していきました。

1990年代前半

1990年代、日本はバブルの真っ只中であり、肩パットの入ったジャケット、フロントを立ち上げたワンレンのヘアスタイル、ボディラインのはっきり出るボディコンが流行った時代です。

メイクも自己主張の強いものが主流となり、自眉を活かした色も太さもとにかく濃い眉毛がトレンドでした。

形は直線で、とにかく“濃い眉毛”が流行りました。

太く濃い眉毛は、バブル期のエネルギッシュな強い女性の象徴でした。

1995~2000年代

1990年代中盤には、ルーズソックスやガングロメイク、厚底ブーツなどの『ギャル文化』が誕生しました。

その頃にカリスマ的歌姫だったのが、歌手の安室奈美恵さんです。

流行語大賞では『アムラー』がノミネートされ、メイクやファッションを真似る人が続出しました。

当時の眉のトレンドは、ペン一本で描いたような超極細眉毛がトレンドでした。

2000年代前半

ガングロブームから美白ブームとなり、浜崎あゆみさんが女性の憧れ的存在になると、明るい髪色や巻き髪ヘア、目元を大きく見せるアイメイクがトレンドとなりました。

この頃から、眉毛も髪色に合わせて明るくするというメイクが流行りだしました。

セルフブリーチした人は、余ったブリーチ剤で眉毛も一緒にブリーチしてしまうという人も……

明るい髪色に合わせるように、キャラメルブラウンのような淡色で、『へ』の字の形をした眉毛がトレンドとなりました。

2000年代半ば

白ギャル文化から、キレイ目のワンピースにカーディガンのような『コンサバファッション』にトレンドが変換されると、海老原友里さんや押切もえさんのような、人気雑誌のモデルさんたちがメイクのトレンドとなりました。

目を大きく見せるために、アイシャドウやアイメイクのフチを囲むメイクが再びトレンドとなり、とにかくアイメイクを盛る『アイメイク至上主義』がメイクのトレンドとなりました。

この時代の眉毛のトレンドは、アイメイクを強調させるため、眉毛は色を抑えた明るいブラウンカラーがトレンドとなり、やや細めで角度のある眉尻の上がった上昇眉が眉メイクのトレンドでした。

2010~2015年代

KARAや少女時代など、K-pop文化がトレンドとなると『オルチャンメイク』が女性たちの間で人気となりました。

陶器のような白い肌に、ほんのりチークを入れる、今までとは少し控えめなメイクにトレンドが集まりました。

韓国語で「かわいい」という意味の『オルチャン』が流行ると、今までアイメイク中心だったメイクが、眉毛に注目されるようになりました。

淡いブラウン系のパウダーでふんわりと仕上げた平行の眉毛や、八の字のように眉尻の下がる『困り眉』が人気となりました。

眉毛の色はなるべく薄付きで、眉頭が濃く、眉尻に向かって細くなるという平行眉、八の字眉がトレンドとなりました。

2015~現在

流行は20年ごとに繰り返されるといいますが、バブル期から20年が経ち、再び太い眉がトレンドとなっています。

2014年に中村アンさんが大ブレイクすると、かきあげ前髪や巻き髪ロングヘアが人気となりました。

それまで眉メイクは淡いブラウンがトレンドとなっていましたが、濃く一直線に描いた太い眉が人気となりました。

かっこいい印象になる、眉頭から眉尻までを一直線に描く眉毛が主流となりました。

現在では、自身の眉毛を活かした自然な毛並みが感じられたり、眉毛特有のふさふさ感を活かした、やや太めの眉毛がトレンドです。

眉毛に立体感とリアル感を求められるようになり、マツエクだけに限らず、眉毛エクステや眉毛専門店なども登場しだしました。

またアイブロウも、眉マスカラやパウダーからリキッドタイプまで、様々なものが登場しています。

最新の眉毛トレンドでは、眉山から眉尻にかけて斜めに下がり、眉尻にくびれを作るアーチ形の眉毛が人気です。

女性らしい優しさを印象付け、好感度がよくなる眉毛の形です。

またここ2年ほどは新型コロナウイルスの影響により、オンラインでも映える眉毛も注目が集まっています。

在宅ワークによるリモート会議やオンライン飲み会など、新しい生活様式が取り入れられている中で、オンラインでも消えない・ボケない眉毛に力を入れる女性も増えています。

ペンシルやリキッドのアイブロウで眉毛の隙間を埋めるように書き足し、目尻をいつもよりもしっかりと濃く描きます。

眉尻の下にハイライトを入れることによりより立体感が出るため、オンラインではこのように工夫している人も多いものです。

トレンド眉毛に仕上げるポイントは?

眉毛も時代と共に様々なトレンドがありますが、令和4年のトレンド眉毛に仕上げるためのポイントがいくつかあります。

まず、眉の手入れをする際に、眉毛の長さを揃えてしまわない事です。

前述のように、トレンドの眉毛は自然な立体感が必要です。

フサフサ感がある方が今っぽく見えます。

眉毛をカットし過ぎると毛並みが感じられず、不自然に見えます。

最小限眉毛を整えたら、眉マスカラで毛並みを整えるのがオススメです。

また眉毛に均一になるように色を乗せるのではなく、グラデーションを付けることによって立体感が出ます。

均一になると画用紙に絵を描いたような平面的な眉毛になってしまいます。

眉頭や眉尻よりも、黒目の真上が少し濃くなるようにメイクすると、自然な立体感ができます。

眉毛の輪郭をしっかり描くのもNGです。

あくまでナチュラルな眉仕上げるため、輪郭をどうしてもはっきり描いてしまう人は、最後にブラシでとかして輪郭をぼかすと、トレンド眉毛の出来上がりです。

またパウダーのみ、ペンシルのみで仕上げると、自然に仕上げるのが難しく、テクニックや時間も必要です。

地肌に直接書き足したり、ムラを調整するにはペンシルの方がキレイに仕上がりますが、自然なグラデーションを出すのはパウダーの方が優れています。

用途に合わせてパウダー、ペンシルと使い分けると、結果的にキレイに素早く仕上がります。

最後に、髪色よりもワントーン明るい色に仕上げるのが、若々しいトレンド眉毛に仕上げるコツであることもお忘れなく。

2022年のトレンド眉予想

今年の春夏は、ブルーやレッドなどのアイライナーなどが販売され、カラーメイクがトレンドとなっています。

眉毛もブラウンやグレーだけでなく、自然で立体感があるだけでなく、アイブロウもカラーバリエーションが豊富になるということが予測されます。

ピンクブラウンんは女性らしいふんわりとした印象になり、血色がよく見えます。

またカーキやオリーブブラウンなどは、クールで洗礼されたイメージとなります。

さらにイエローブラウンは優しい雰囲気に見せることができ、レッドブラウンは色っぽく浴衣にもよく合います。

アイカラーのようにはっきり色が付くわけではないので、ファッション感覚で服装に合わせて眉毛の色を変えることもトレンドとなりそうです。

まとめ

今回はトレンド眉毛の移り変わりと、最新のアイブロウ事情について解説しました。

眉毛は顔の印象の8割を決めるといわれています。

今年はアイブロウのカラーも様々な色が使われるようになると予測されるため、「もう何年も眉毛のメイク方法を変えていない」という人は、これを機にトレンドアイブロウメイクに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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