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新人教育はどうすべき?新人アシスタントの定着率を上げるには?

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明日から4月ですが、この時期は卒業、就職、転職が多く、人の出入りが多い時期です。

そんな中で、売り上げや集客と同様、大変なのが「新人教育」ではないでしょうか。

美容業界は常に人手不足であるため「一度入社したなら長く続けてほしい」「一人前に立派に成長してほしい」と、教える側は誰もが思っているものです。

しかし新人教育は、教わる側も教える側も大変です。

ジェネレーションギャップに苦しむ、新人も教育係も多くいます。

今回は美容業界、特に美容室の新人教育について、解説していきます。

新人教育で教育すべきこと

美容業界に限らず、一般企業でも新人研修やスキルアップ研修はなどの研修は多くあります。

企業が生産性を向上させるためのカリキュラムであり、一つずつ段階を踏み、即戦力となっていくのです。

研修や新人教育は、教える側も教わる側も、一人ひとりの人生を左右させる大切なものです。

これは一般企業でも美容業界・美容室でも同じです、

新人研修は人材を一人前に育て、売り上げを上げることを見込むものなのです。

美容室では、新人教育において、以下の3つの項目を指導していきます。

●接客
●知識
●技術

接客

美容師という職業は接客業であり、お客様の頭皮や髪の毛に直接触り、時にはお客様のパーソナルな悩みに接することのある、お客様との距離の近い仕事です。

美容室の顔として、この人になら悩みを打ち明けられると思ってもらえるように、自分を演出するにはどうしたらいいのかなど、常にお客様の立場に立って考えることが必要であり、マニュアルだけではない接客を教育する必要があります。

マニュアルで伝えられるのは『身だしなみ』や『所作』などの基本的な接客マナーですが、美容師は他の業種にはない「細やかな配慮」や「いたわりの気持ち」も教育していかなければなりません。

現代はスタッフに関わらず、お客様もコミュニケーションを取ることに苦手意識を持っている人が多い時代です。

そのような中で、髪の毛や頭皮に関わる悩みや希望の髪型を円滑に引き出していくために、悩みに対して受け答えをする具体的な方法を教育しなければなりません。

まずしっかりと身に付けるべきことは、挨拶・返事・笑顔・報連相・整理整頓といった接客の基本、そして社会人としての基本です。

新人といっても、お店に立つ以上お客様からすればスタッフの一員です。

接客マナーの基本がなっていないと、店の評判の低下につながります。

特に美容専門学校新卒の新人は、美容学校で学んだことしかわからず、実際の実務においてできることが少ないのです。

一般的な社会人のマナーもわからない子も多くいるため、まずは社会人の心得から教育していく必要があります。

特に現代の子は「我慢ができない」「できないことを言い訳する」という子が多くいます。

教育担当者は自分が学んできた体験をそのまま伝えても伝わらないことが多く、その世代に合った教育方法で教育していく必要があります。

立ち姿や表情の一つにも、接客に厳しいお客様は見逃しません。

立ち振る舞いがなっていないだけで、お客様の失脚にもつながりかねません。

接客の重要さは、大部分を占めます。

腕を後ろで組んだり、猫背になったりしないよう、簡単なことからでもいいので、きれいな立ち振る舞いを維持できる新人教育が必要です。

また仕事を円滑に進めるためにも、報告・連絡・相談や整理整頓の仕方など、サロンでのルールも教えておく必要があります。

お店の雰囲気に慣れることも大切です。

どの接客業においても挨拶・笑顔・気遣いなどは必要ですが、個人の性格などもあるため、その出し方は人それぞれです。

そのため接客マナーを強要するのではなく、お店に慣れることが大切なのです。

知識

新人美容師に必要な知識は、専門知識、商品知識、業界知識と、多岐にわたります。

ネットで検索すると様々な情報が簡単に手に入り、お客様の中にも専門家程の知識を持っている人も多くいる時代です。

美容師は髪の毛・頭皮のプロフェショナルとして、根拠のある正しい知識を元に、お客様に最適の施術を提供することが求められます。

そのためには知識のインプットだけでなく、アウトプットの方法を教えることも大切です。

サロンのコンセプトやブランドストーリーをしっかりと語れる人になるため、教育をおこなう必要があります。

技術

美容師が一人前にアシスタントとしてデビューするためには、シャンプー時のタオルの巻き方、バック・サイドシャンプー、マッサージから始まり、パーマのワインディング、デザイン巻き、パーマ剤の塗布、カット前のブロー、カラーリングに関する知識やカウンセリング、カラー剤の塗布など、習得しなければならない技術が多くあります。

またスタイリストとして活躍するようになるまでに、カットのワンレングス、ショート、レイヤー、メンズカット、パーマスタイルやセットアップなど、多岐に渡ります。

美容師に求められる技術は、対面でこそ表現することができます。

今ではSNSなどの美容師による簡単な前髪の切り方やヘアメイク、シャンプーの選び方など、たくさんの方法を知ることができますが、美容師のカットやカラーなどの施術は実際に施術を受けて初めて価値があります。

お客様の隠れた魅力を引き出したり、挑戦したことのないような髪形など、意外性を提案するのも美容師の仕事です。

またヘッドスパなどの頭皮ケアでは、今の悩みだけでなく、将来も理想的な髪の毛や頭皮の状態を提案する必要があります。

美容師は五感を駆使してお客様に最適な施術をおこない、この人に施術をしてもらってよかったと感動を引き出すのも仕事です。

お客様を感動させられる美容師になるには、場数を踏むことが大切ですが、ロールプレイングや技術の練習も欠かせません。

新人教育を円滑に進めるには?

世代が違うと「自分がこう教わった」というやり方が通用しない場合があります。

世代間の意識のズレによって、思わぬトラブルなどを招いてしまうことがあります。

では、スムーズに新人教育を進めていくために、どのような点に注意するべきなのでしょうか。

まずは、十分な研修を行うことが大切です。

「現場で見て習え」という方針のサロンもあるかもしれませんが、突然お客様に想定外の質問にあたふたしたり、何をしていいのかわからず時間を持て余すようでは、仕事にやりがいを感じることも、業務を効率的にこなすこともできません。

仕事内容を事前にしっかりと説明し、全体像が見えてくれば落ち着いて対応することができます。

また困ったときに誰にどう相談すべきかということも伝えておくことが大切です。

また、やるべきことをリスト化し「ToDoリスト」を作ることも、新人教育に役立ちます。

大きなサロンであれば新人教育のマニュアルがあるところもありますが、文字で整理して伝えることによって、新人教育を効率よく行うことができます。

一からマニュアルを作るのは大変ですが、電話予約の取り方やトイレ掃除の方法など、日々覚えてほしいことを簡単なリストにして渡すのであれば、スムーズに行うことができます。

また文章で残しておくことにより見返すことができるので、仕事を覚える効率がよくなります。

さらに、やることの意味を新人に説明することも大切です。

頭ごなしに指示するだけでなく、その作業にどのような意味があり、やらなければどのような不利益が生じるかを説明することにより、自発的に行動できるようになったり、仕事の意義や重みを感じることができるようになります。

長く信頼できる従業員になってもらうために

学生気分の抜けない新人美容師の中には、技術自慢でうぬぼれている新人もいることかもしれません。

お客様に接する態度、同僚とのコミュニケーションの取り方、困りごとがあったときの相談の仕方、社会人としてのルールやマナーを丁寧に教えることが最も大切であり、一つひとつの業務についてしっかりと丁寧に説明し、十分に理解していることを確認してから現場で活躍してもらうようにすると、定着率が高くなります。

新人教育は根気も時間も多く必要であり、通常業務以上に大変なことも多くあります。

しかし丁寧に細かく指導することにより、時間を手間をかけただけ定着率が高まります。

新人を教育する際は、親のような気持ちで新人教育に取り組むことも大切です。

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