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豊胸手術の値段相場は?意外な落とし穴と、デメリットについて解説

この記事は約7分で読めます。

前回の記事「理想のバスト別!豊胸手術の方法を解説!あなたに合った手術は? 」で豊胸手術の種類やメリットについて解説しましたが、基本的に豊胸手術にはメスを使う比較的大掛かりな手術が多く、費用も高額になりがちです。

今回は、それぞれの豊胸手術の値段相場やデメリットについて解説していきます。

ヒアルロン酸注入以外の豊胸手術は一生ものの手術であり、失敗したくないものです。

豊胸手術を考えている人は、参考にしてみてください。

豊胸手術の値段相場

前回の記事で、豊胸手術には「ヒアルロン酸注入」「脂肪注入」「シリコンバッグ」「ハイブリッド豊胸」の4種類があると解説しましたが、それぞれの値段相場は以下のようになっています。

●ヒアルロン酸注入……1㏄注入で3~7千円程度
●脂肪注入……80~150万円程度
●シリコンバッグ……30~100万円程度
●ハイブリッド豊胸……100~150万円程度

こうして見ると、ヒアルロン酸注入が一番手軽にできるプチ整形のように見えます。

しかし、ヒアルロン酸の注入によってバストを1カップ上げるのには、両胸で50~100㏄程のヒアルロン酸が必要になります。

そのためヒアルロン酸注入で豊胸手術をおこなう場合、1カップ大きくするのに30~70万円程が相場となっています。

ヒアルロン酸代以外にも手術料や麻酔、血液検査の料金も加算されるため、最終的な費用は50~100万円程になります。

このように、豊胸手術は金額に大きな差があります。

これは、クリニックや使う材料により値段が異なるためです。

シリコンバッグはシリコンバッグの形や種類によって値段が変わりますが、シリコンバッグの大きさが大きくなるほど値段が高くなるというわけではありません。

知り菌バッグには表面がツルツルしているスムースタイプと、ざらざらしているテクスチャードタイプのものがありますが、縮にくいテクスチャードタイプの方が高額になります。

また、姿勢によって形状が変化するティアドロップ型のものは、割高に設定されていることが多くあります。

ハイブリッド豊胸は、シリコンバッグと脂肪注入を同時に行うため、他の施術よりも高額になります。

豊胸手術のデメリット

前述の値段相場を見て「ヒアルロン酸注入が思ったより高かった……」と思っている方もいると思います。

豊胸手術はどの手術をするにしても、1度の手術で50万円以上の金額がかかると考えておいた方が無難です。

高額な手術となりますが、もちろんそれぞれのデメリットもあります。

施術ごとにデメリットを紹介していきます。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸注入による豊胸手術は、ヒアルロン酸をバストに注入し、ボリュームやハリをだし、希望のバストの形に整形する手術です。

メスを使うことなく施術も30分程度で短く、プチ整形とも呼ばれるほど、お手軽な豊胸術です。

ダウンタイムも他の手術に比べて短く、痛みも少ないのですが、時間の経過とともにヒアルロン酸は体内に吸収されていきます。

そのためボリュームや形を長く保つことができず、早ければ数カ月程度、長くても2年までしか持ちません。

そのため、長期的な目で見れば高額になってしまうことが多くあります。

理想のバストをを持続させるには同じ箇所に繰り返しヒアルロン酸を注入し続ける必要があり、適切でない施術や製品の質がよくなかった場合、しこりを発生させてしまうリスクもあります。

そしてヒアルロン酸注入によってできるバストアップは2カップ程度が限界であり、大幅なバストアップには向いていません。

手軽に1カップ程度上げたり、形を整えたいという人には向いています。

シリコンバッグ豊胸

シリコンバッグは入れるシリコンの大きさによって、大幅にボリュームアップをすることができるため、元のバストが小さい方や脂肪があまりついてない人でも、大きくボリュームのあるバストに仕上げることができます。

入院する必要はありませんが、わきの下やバストの下を切開してシリコンバッグを挿入するため、ヒアルロン酸注入よりも大掛かりな豊胸施術となります。

そしてダウンタイムは2か月程度続きます。

特に術後3日間くらいは激しい痛みを伴う場合があり、痛みが落ち着くまで2か月程度かかる場合もあります。

耐久年数は10年程度であり、シリコンバッグは時間と共に劣化します。

そのため10年程度で入れ替えが必要となり、劣化したシリコンを入れたまま放置すると、硬くなり拘縮してしまうリスクがあります。

脂肪注入

脂肪注入による豊胸手術は、自分の太ももやお尻、おなかの脂肪を吸引し、バストに注入する豊胸術です。

自分の脂肪を入れるため副作用が少なく、効果も半永久的に持続させることが可能です。

また見た目や触り心地も自然で、人工物を入れるよりもアレルギーのリスクが少ないため安全性が高くなります。

自然なバストに仕上げることができますが、1回の手術で上げられるカップ数は1カップか2カップ程度であり、大幅なバストアップには向いていません。

脂肪をたくさん注入すればいいというものではなく、2割ほどの脂肪細胞は死んで体外に排出されるため、いかに脂肪が胸に定着するかという点が重要です。

ダウンタイムは脂肪を注入したバストよりも、脂肪を吸引した箇所に数週間から1か月ほど痛みが続く場合があります。

また大量に脂肪を注入し過ぎると脂肪が定着せず、壊死してしこりとなって残ってしまいます。

そのため、よりバストを脂肪注入によって大きくする豊胸手術をする場合、数回に分けて脂肪を注入する必要があります。

脂肪を吸引する量や注入する量によって値段が決まるのではなく、脂肪の加工技術・注入技術によって値段が設定されています。

そのため最新の技術を駆使して手術をおこなったり、脂肪加工技術や注入術にこだわりのあるクリニックでは値段が高くなっていることがあります。

ハイブリッド豊胸

シリコンバッグと脂肪注入を組み合わせた手術であるため、2カップ以上のサイズアップをしながら自然なバストに仕上げることが可能です。

またウエストやヒップなど、脂肪を取りたい部分からも脂肪を吸引するため、トータル的にバランスのいい身体に仕上げることができます。

左右差を整えたり、谷間を作ることも可能です。

手術後の内出血やむくみ、腫れが続くのは5日から2週間程度と言われており、違和感やつっぱり感、痛みなどは徐々に引いていきます。

またシリコンを入れるので、アレルギーを起こす可能性があります。

豊胸手術を安く受けるには?

美容クリニックの広告で、極端に低価格で豊胸手術が受けられるように謳っているものもありますが、麻酔代や診察料、検査代を後で別請求され、他のクリニックで受けるよりも高額になってしまったという場合もあります。

悪意があり、あえて誤解を招くような値段表記をしているクリニックがあるのも事実です。

豊胸手術はどの方法でも高額な手術になるため、事前カウンセリングでしっかりと確認することが必要です。

また美容クリニックの業界では、通常価格以外にもモニター価格があり、条件を満たすことによって通常より安く手術を受けることができる「モニター制度」があります。

審査があり、誰でも受けられるという訳ではありませんが、通常価格の2~4割引きで手術を受けることができます。

しかしあくまでモニターであるため、顔出しありで無料で受けられる場合や、顔出しなしでバストのビフォーアフターを写真で使用されたり、体験談を書いたりすることが多いです。

まとめ

豊胸手術は最低でも50万円程度はかかるものという覚悟が必要であり、手術である以上100%理想の形に仕上がる、失敗しないということはありません。

不自然な形になってしまった、思っていたのと違う、しこりができた、すぐに元の形に戻った、痛みや傷跡がひどい、感染症のリスクなど、確実に安全といえないのが現状です。

高い金額を払って思い通りの形やサイズにならないというばかりでなく、手術前よりも悪い状態になってしまった、ということもあり得ます。

思い通りのバストにできるかどうかは、運にかけるのではなく、失敗のリスクを下げるのであれば、腕の良く信頼できる医師に依頼することが大切です。

手先の器用さや経験、患者さん思いで利益ばかりを追求しない医師かどうか、メリットだけでなく、デメリットやリスクについてもきちんと説明してくれるかどうかが、信頼できるドクターかどうかで判断することができます。

女性にとって、コンプレックスを感じやすいバストの悩み。

豊胸手術を考えている方は、今回の記事を参考にしてみてくださいね!

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