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ジュニアスタイリストとは?美容師のランクとジュニアスタイリストについて

この記事は約10分で読めます。

美容室に行くと、髪の毛を切るのは「スタイリスト」の仕事です。

一人前の「スタイリスト」になるには、実は段階があります。

どの美容室も美容師のランクは大きく分けて

〇アシスタント
〇スタイリスト

の二つがあります。

アシスタントを経て、スタイリストとしてデビューする前に『ジュニアスタイリスト』として経験を積むことも多いものです。

よく聞く『ジュニアスタイリスト』という言葉ですが

「ジュニアスタイリストとはいったい何なのか?」

「スタイリストなのか、アシスタントなのか?」

「カットはできるのか、できないのか?」

意外と知らない人も多いのではないでしょうか。

美容師を目指すなら、ジュニアスタイリストについて知っておきたい知識です。

今回はそんな『ジュニアスタイリスト』について、美容師のランク制度と共に詳しく解説していきます。

美容師のランク制度について

指名の美容師のランクが上がったため指名料が1000円上がっていた、という経験がある人もいるのではいでしょうか。

最近の美容室ではこの「ランク制度」を導入しているところが多く、指名金額や給料に反映されている場合が多いです。

ランク制度は美容師の経験や技術によってランク分けされていることがほとんどで、大手を中心に多くのヘアサロンで採用されている制度です。

ランク制度を導入するメリットとは?

ランク制度を利用するサロン側の利点は

〇美容師のランクを付けることによって、経験年数や人気度を可視化できるようになる
〇美容師にとって、ランクを上昇させることがモチベーションにつながる
〇ランク上がることにより、給料などの待遇が良くなる
〇転職の時に実力を示すことができる
〇客観的な評価であるため、独立するときの指標になる

などが挙げられます。

またお客側のメリットとして

〇目的に合わせて美容師を選ぶことができる
〇初めての来店であっても、美容師をランクから指名しやすくなる
〇安心して施術を受けることができる

というものが挙げられます。

美容師のランク

それでは、美容師のランクについて少し詳しくみていきます。

まず、美容師は大きく分けて「アシスタント」と「スタイリスト」に分けられるとお伝えしましたが違いは大まかに分けて以下の通りです。

アシスタント…カットができない美容師
スタイリスト…カットができる美容師

スタイリストの中でもランク分けがあり、「ジュニアスタイリスト」「スタイリスト」「トップスタイリスト」とランクが上がっていきます。

役職がつくと「オーナー」「店長」「ディレクター」などに分かれます。

サロンによって基準が若干異なるため、次のランク分けは大まかなものなので、あくまで参考にしてもらえればと思います。

アシスタント

アシスタントとは美容師の卵であり、前述のようにカットをすることはできません

名前の通りスタイリストのアシスタントをするのが「アシスタント」の仕事です。

新卒で美容院に就職する人や、スタイリストの経験がない人はここからスタートします。

美容専門学校を卒業してから大体3年ほど「アシスタント」として働くのが一般的です。

給与もスタイリストよりも低く、13~17万前後といったところが多いです。

ジュニアスタイリスト

スタイリストになりたての見習いスタイリストジュニアスタイリストと呼びます。

アシスタントから晴れてジュニアスタイリストなったからと言って、すべての施術をできるわけではありません

アシスタントとスタイリストの中間となり、高度な技術を必要としないお客様を担当する場合が多いです。

給与はアシスタントよりも少し多い16~23万前後が一般的です。

スタイリスト

美容室のスタイリスト基準に合格した美容師のことをスタイリストといいます。

基準はサロンによってさまざまですが、カットのチェック、売り上げなどをクリアし、一人でもお客様の施術ができる美容師を指します。

給与は会社や売り上げなどによって異なりますが、平均して20万前後であり、多い人では30万ほどもらっています。

トップスタイリスト

サロンの技術者の多くがトップスタイリストにあたります。

簡単なスタイリングの提案や、パーティーなどのアップヘアも担当します。

スタイリストの上のランクであり、トップスタイリストになるにはコンスタントに一定の売り上げを上げる必要があります。

売り上げを基準にしているところも多くあり、美容師としての人気がないとなれません。

アートディレクター

美容室のシーズンコレクションの撮影、雑誌や広告などの撮影などを担当する美容師です。

美容室以外での仕事もする美容師です。

ディレクター・店長

ディレクターと店長は同じ意味合いで使われることが多いです。お客様の施術だけでなく、店舗管理、人材教育も行います。

美容師としてのセンスや技術力よりも管理能力やリーダーシップが取れる人が抜擢される場合が多いです。

代表・オーナー

その美容室の代表の美容師です。

美容室の経営や人材教育、売り上げや取引先などの店舗管理など、美容室のすべての責任者です。

ジュニアスタイリストとは

前述のように、ジュニアスタイルストとはアシスタントが一通りのカリキュラムに合格し、一人前のスタイリストになる前の段階をいいます。

ジュニアスタイリストの定義

すべての方の髪を担当をできるわけではなく「アップができない」「男性のカットができない」「女性のカットができない」など、できないことがあってもジュニアスタイリストになることができます。

お店やオーナー側が

「あのお客様は難しそうだな」

と思えばそのお客様の担当はできません。

ジュニアスタイリストの定義はお店によって異なります。

例えば……

〇ジュニアスタイリストデビューから1年間はジュニアスタイリストであり、1年後にスタイリストに昇格する日数で決まるサロン
〇一定の指名数、売り上げなどの具体的な数字で決まるサロン
〇できない技術を習得してから(アップヘアやメンズカットなど)の試験に合格してからなれるサロン

などサロンによって規定は違います。

しかし、お店によってはアシスタントを卒業したら明日からスタイリストになり、ジュニアスタイリストというポジションを設けていないお店もあります。

ジュニアスタイリストのお給料は?

ジュニアスタイリストの給与は店舗によって異なりますが16~23万前後が一般的で、アシスタント、スタイリストの給与もあまり多くはありません。

しかし、ジュニアスタイリストでもアシスタント時代から人気があれば売り上げがすごく高くなることもあります。

人気のスタイリストが「明日からスタイリストデビューします」といえば予約で一日中埋まってしまう可能性もあります。

ジュニアスタイリストの期間が日数で決まっているお店の場合、役職は「ジュニアスタイリスト」ですが、その気になれば店長よりも売り上げを上げることも可能です。

売り上げや指名数で決まる店舗であれば、そのような人はすぐにスタイリストになってしまうでしょう。

給与が歩合制であるところでは、人気のあるジュニアスタイリストは店長の給与を超えてしまうこともあります。

そこまで指名があるジュニアスタイリスとは滅多にいません。

しかし、お客様の中にはベテランスタイリストよりも若手スタイリストのほうがいいというお客様もいます。

ジュニアスタイリストの苦悩

美容室に入社し、1~5年ほどアシスタントを経てスタイリストになります。

人やお店によってはもっとアシスタント時代が長いところもあります。

ようやく「スタイリスト」としてお客様を担当できるようになり、

「さあ、これから!」というときに実は悩みが多く出てきます。

指名が増えない

指名が増えない」「リピート率が伸びない」など、ジュニアスタイリストだけではなく、多くのベテランスタイリストも直面している課題です。

しかし、ジュニアスタイリストになりたての時が一番悩むものです。

「ほかのスタイリストはたくさん指名を取っているのに……」

と焦ってしまうジュニアスタイリストは多いです。

しかし、ジュニアスタイリストはそこまで「売り上げ」や「指名数」を気にする必要はありません

スタイリストに昇格したら嫌でも気にしなくてはいけなくなります。

それよりも、どうすればお客様に喜んでもらえるか?を考え、目の前のお客様一人ひとりに全力で向き合うことのほうが大切です。

ジュニアスタイリストはスタイリストの卵であり、まだまだ半人前です。

そんなジュニアスタイリストが「売り上げ」や「指名」を気にするのは贅沢な悩みです。

今できる技術で、お客様が喜んでもらえることだけを考えましょう。

なかなかお客様の担当をさせてもらえない

晴れてジュニアスタイリストになれたのに、お客様をなかなか担当させてもらえない……

この悩みは店舗の規模に関係なく、多くのジュニアスタイリストが抱える悩みです。

メンズカットができない、レディースカットができないなど、できない技術がある場合は練習を重ね、テストに合格することが一番にするべきことです。

もし両方合格をもらっていて、お客様を担当できる技術なはずなのにそれでもお客様の担当をさせてもらえない場合はその美容室を辞めたほうがいいかもしれません。

親切なお店、店長であればとっくにお客様を担当させてもらえているはずです。

既存のお客様を失ってしまう

既存の指名なしで来店されているお客様に施術をしリピートしてもらえなくなる、または他のスタイリストの指名になってしまう事があります。

これは誰にでも起こりうることであり、ジュニアスタイリストの段階ではあまり気にせず、技術や接客のスキルの向上をはかりましょう。

美容師の現実を知ってしまう

美容師の仕事は一般の企業よりもブラックです。

朝9時に出勤して掃除から始まり、夜20時に営業が終わりそこからカットなどのレッスンや講習が入ります。

もちろん残業代はでないので、美容師は好きでないと続かない仕事です。

接客がつらい

アシスタント時代は主に練習はウイッグであったり、スタイリストのヘルプで接客することがほとんどです。

スタイリストになったら自分のお客様を自分で担当するので、アシスタントとは違ってきます。

美容師は技術だけでなく、接客も大事な仕事です。

とにかく接客がつらい……そう思う美容師は実は多いものです。

解決策としてとにかく数をこなしてみましょう。

3年もすると接客とは何か?がわかってきます。

3年以上美容師をやっていて、それでも接客が辛いと思うなら、残念ながら美容師に向いてないのかもしれません。

しかし3年もすると技術も付いてくるので、余計な接客もいらなくなってくるものです。

メンタル的にキツイ

前述したように、美容師という仕事自体が一般の会社からするとブラックです。

売り上げや指名数、接客やクレーム対応、給与面などの生活など、悩みは尽きないものです。

指名や売り上げなど数字についてはジュニアスタイリストになりたての時は気にしなくて大丈夫です。

クレームを受けることがあるかもしれませんが、ベテランスタイリストになってからクレームを受けて心が折れてしまう人も少なくないものです。

また、クレームを言ってくれるお客様は、自分に足りないことを助言してくれているのです。

社会人になると褒められることもなければ怒られることも少なくなるものです。

単なるクレームとしてとらえるのではなく、自分を成長させる糧だと思いましょう。

給与などに関しては、正直アシスタントからジュニアスタイリストになってもあまり上がりません。

スタイリストになって、歩合で稼ぐしか方法はありません。

もし給与の面で不満があるなら、ジュニアスタイリストでも歩合で給与を払ってくれるサロンに転職を考えてもいいかもしれません。

まとめ

〇ジュニアスタイリストはアシスタントからスタイリストになりたての中間ランク
〇ジュニアスタイリストは全ての人を担当できて、全ての施術ができるわけではない
〇アシスタント時代から人気のジュニアスタイリストは、店長の売り上げを超えることも不可能ではない

ジュニアスタイリストについて理解は深められたでしょうか?

今回は美容師のジュニアスタイリストというランクについてまとめました。

ぜひ参考にしてみてください。

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