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今が旬!夏野菜とフルーツの美容効果と選び方

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8月に入りお肌の大敵紫外線がピークに達し、暑さが日に日に増していきます。

そんな中、旬の野菜や果物を食べることによって、美容・健康効果があるのは「体の中からきれいに!春にオススメの美容野菜・フルーツ12選 」でもお伝えしましたが、一方で夏が旬のフルーツや野菜には身体を冷やす作用もあり、摂り方に気を付けなければならない点もあります。

では夏の旬の野菜やフルーツにはどのようなものがあり、どのような効果があるのでしょうか。

今回は夏に摂りたい旬の野菜とフルーツについて解説していきます。

夏野菜・フルーツの効果と特徴

夏の野菜は色鮮やかな野菜が多くあります。

ヒトの身体と同じように、野菜も強い紫外線を浴びると細胞が破壊されてしまいます。

紫外線いよる細胞破壊から身を守るため、夏の野菜は色鮮やかな濃い色に変色していきます。

またこの鮮やかな色素には抗酸化作用が多く含まれます。

夏の厳しい紫外線や、高温によって自律神経が乱れ、夏場は身体に活性酸素が増えます。

活性酸素はシワやシミの原因になり、夏バテも引き起こしてしまう老廃物です。

夏野菜に含まれる抗酸化作用には、体内の活性酸素を抑える働きがあり、美肌効果や夏バテ・肌老化を防ぐ効果があります。

そのほかにも、夏野菜やフルーツには水分の摂りすぎによるむくみ解消に効果のある『カリウム』、疲労回復に効果のある『ビタミンB群』、熱中症予防に効果的な『ミネラル』など、紫外線が多く暑い夏を乗り切る嬉しい効果があります。

一方で夏が旬のフルーツや野菜には身体を日指す効果があり、摂りすぎはかえって身体に不調をきたしてしまいます。

生で食べてもおいしい夏が旬の野菜・フルーツですが、グリルやスープに入れたり、生姜、ニンニク、唐辛子など身体を温める作用のあるものと一緒に炒めて調理するなど、工夫も必要です。

またフルーツを摂るときはハーブティなどの温かい飲み物と合わせるのも抗酸化作用が高まりオススメです。

夏に旬の野菜

ここからは夏が旬の野菜について解説していきます。

きゅうり

きゅうりは約95%が水分であり、カロリーも低く栄養のない野菜といわれていますが、栄養素はきちんと含まれています。

きゅうりに豊富に含まれるカリウムには、むくみ防止や熱を体外に排出する効果があります。

夏場のカリウム不足は夏バテの原因にもなります。

きゅうりを選ぶ際のポイントはイボがとがっていて、実にハリがあり、太さが均一なものがおいしいきゅうりです。

なす

インド原産のなすは5~9月が旬であり、最もおいしく食べられる季節です。

なすの鮮やかな紫色の皮にはクロロゲンというポリフェノールが含まれており、抗酸化作用や動脈硬化の予防、がんの抑制などの効果があります。

またなすは油の吸収が良く、油に含まれるビタミンEを効率よく摂取することが可能です。

なすを選ぶ際は、表面にハリ・ツヤがあり、ずっしりと重みのあるものを選びます。

ヘタにトゲが痛いほどあるものが新鮮な証拠です。

トマト

元々観賞用として育てられていたトマトは明治時代以降になってから食べられるようになった夏の野菜です。

トマトの真っ赤な色素『リコピン』には抗酸化作用が豊富に含まれており、シミ・くすみ・がんの抑制などに効果があります。

また体内のアルコール濃度を低下させる働きがあり、二日酔いや飲みすぎにも効果的です。

トマトのおいしい選び方は丸くてずっしりとした重みがあり、ヘタがピンと伸びていて緑色のものを選びます。

おしりに放射線状の筋のあるトマトは、糖度の高い甘いトマトです。

ピーマン

ピーマンにはビタミンCが豊富に含まれており、ヒトの身体には自分の力でビタミンCを合成することができず、食べ物から摂取する必要があります。

ビタミンCにはコラーゲンを生成する効果があり、美肌や骨粗鬆症の予防に繋がります。

またパプリカもピーマンの一種であり、夏が旬の野菜です。

パプリカにはピーマンよりも豊富なビタミンCが含まれています。

ピーマンにもパプリカにもカロテンが多く含まれ、体内でビタミンAに変換され、抗酸化作用が生まれ老化抑制効果があります。

新鮮なピーマンは色が均一で濃く、ツヤ、弾力があります。

オクラ

オクラに水溶性・不溶性の食物繊維が豊富に含まれ、血糖値の変化を穏やかにし便秘解消にも効果的です。

またコレステロール・血圧を抑える『ペクチン』、夏バテ防止に効果のある『ビタミンB群』、『カルシウム』『カリウム』『マグネシウム』も豊富に含まれています。

美味しいオクラを選ぶポイントは、表面の緑が濃く色鮮やかなもの、頭の切り口が新しいもの、産毛が多く均一なもの、大きさや形が揃っていて大きすぎないものを選ぶようにします。

トウモロコシ

トウモロコシには様々な種類があり、粒の固い「爆裂種」、でんぷんや飼料となる「デント種」、「フリント種」などがあります。

トウモロコシは糖分やでんぷんを多く含み、身体を動かすエネルギーとなります。

またリノール酸、アスパラギン酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸が多く、悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化を予防する効果があります。

トウモロコシは日持ちがしないため、皮つきのものを選ぶことをオススメします。

また色が鮮やかな緑色で、ひげがふさふさでしっとりしているもの、粒の大きさが揃っているものを選ぶようにします。

夏が旬の果物

夏が旬の果物にはどのような特徴・効果があるのでしょうか。

スイカ

原産はアフリカで中国よりも西からきているため『西瓜』と呼ばれています。

スイカにはカリウムが豊富に含まれており、スイカの種には葉酸、タンパク質なども豊富に含まれており、中国では種も一緒に食べます。

またリコピンやβカロテンが含まれ、皮膚の健康を保ち、老化を抑制する働きがあります。

スイカのしま模様がハッキリとコントラストになっていて、つるが茶色くなってないものが栄養価の高い新鮮なスイカです。

桃は中国原産であり、日本での発祥は岡山といわれています。

桃には『ペクチン』という食物繊維が豊富に含まれ、便秘解消に効果的です。

また桃の果糖はエネルギー源となり、疲労回復に役立ちます。

皮にも多くの栄養が含まれているため、産毛を落として皮ごと食べることもできます。

色の濃いもの、香りの強いものが甘いが強く、全体的に産毛があり、ふっくらとして丸みのあるものを選びます。

サクランボ

サクランボには栽培手間がかかり、育成できる場所も限られているため国産のサクランボは高級品です。

サクランボには一つの粒にビタミン、ミネラル、カロテン、ポリフェノールなど、様々な栄養素をバランスよく含んでおり、栄養価の高いフルーツです。

サクランボのおいしい見分け方は、全体的に赤くつやのあり枝が鮮やかな緑色のものを選ぶことをオススメします。

収穫後は時間が経つと味が落ちるため、早めに食べきるようにします。

パイナップル

南国フルーツの定番と言えばパイナップルですが、原産地は南米大陸、日本では沖縄県や鹿児島県で栽培されています。

パイナップルには疲労回復に役立つ『ビタミンB群』、美肌効果の高い『ビタミンC』、『マンガン』が豊富に含まれています。

マンガンには骨の形成、エネルギーの供給、活性酸素の分解を促す作用があります。

また『ブロメライン』というタンパク質分解酵素が多く含まれており、肉の消化を助ける働きがあります。

お尻の部分がふっくらしていて、全体的に丸みがあり、葉の色が濃いものが美味しいパイナップルの選び方です。

また持った時に重量がずっしりと重たいものの方が果汁が豊富に含まれています。

ブルーベリー

輸入品のブルーベリーは1年を通して店頭に並んでいますが、国産のブルーベリーは夏が旬のフルーツです。

最近では国産のブルーベリーも多く出回るようになりました。

ブルーベリーには食物繊維、ビタミンE、『アントシアニン』と呼ばれるポリフェノールが豊富に含まれており、疲労回復や活性酸素の抑制に役立ちます。

ブルーベリーを選ぶ時のポイントは皮の色が濃く、ハリのあるものを選ぶようにします。

また粒が大きい方が甘く、ブルームと呼ばれる白い粉が身についているのは新鮮な証拠です。

まとめ

夏の野菜や果物には抗酸化作用が多いものが多くあります。

またむくみ防止のカリウムが多く含まれているのが特徴です。

夏が旬の野菜や果物を食生活に上手に取り入れて、暑い夏を乗り切りましょう!

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