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【ネイル初心者必見!】ネイルサロンでできる施術とネイルの形

この記事は約7分で読めます。

前回美容bizでは、初めてネイルサロンに行く方に向けて、ネイルサロンの選び方について紹介しました。

今回は、実際にサロンに行った際、どのようなネイルメニューがあるのかについて紹介します。

既にネイルサロンに通っている方でも、「今更聞けない……」と思っている方もいらっしゃることと思います。

ネイルサロンに初めて行く方、用語がよくわからないという方は今回の記事を参考にしてみてくださいね!

ネイルの種類

ネイルサロンで受けれる施術にはジェルネイルやスカルプなど、様々なメニューがあります。

現在定番のネイルメニューといえば “ジェルネイル” ですが、他にもポリッシュやチップなど、サロンによって様々なメニューがあります。

ジェルネイル

ネイルサロンで受ける定番のネイルメニューが “ジェルネイル” です。

自爪の上にアクリル樹脂(ジェル)を塗り、UVライトやLEDライトで固めるネイル施術のことをいいます。

マニキュアでは出せないツヤや透明感があるのが特徴で、爪が弱い人にとっては自爪が強化できると人気のあるメニューの一つです。

ベースコート、カラーコートトップのコート順にジェルを重ねていきます。

UVとは紫外線のことであり、アクリル樹脂を固めるのに9W、12W、36Wと光の強さがあります。最近では家庭でUVジェルネイルを楽しめるキットも出ていますが、サロンで使用するUVライトの強さは36Wのところがほとんどです。

多くのサロンがUVライトを使用していますが、LEDライトはUVよりも強度が高くライト自体も半永久的に使えるため、取り入れているサロンも多くあります。

ジェルネイルには、“ソフトジェル”と“ハードジェル” の2種類があります。

それぞれの特徴について、以下で説明していきます。

ソフトジェル

ソフトジェルは、柔らかく扱いやすいという特徴があります。

カラーバリエーションも豊富で、1度施術すると3~4週間ほど持ちます。

アセトンで簡単に落とすことができ爪を削り落とす必要がないため、爪に優しく人気があります。

ソフトジェルの中でよく使用されるのが “カルジェル” と “バイオジェル” です。

カルジェルを使用したソフトジェルネイルでは、ナチュラルでソフトな仕上がりになります。

また、水に強く柔軟性や密着性に優れているため、カビの発生を防ぎやすくネイル初心者にオススメです。

ただしバイオジェルに比べて強度が弱いため、長さ出しには向いていません。

また、LEDライトに対応していないものが多く、施術単価が少し高い傾向があります。

一方、バイオジェルはヨーロッパで人気のジェルネイルであり、カルジェルよりも強度が高いのが特徴です。状態が良ければ1カ月は持ちます。仕上がりが上品な仕上がりになることで人気があります。

しかし、定着性を高くするために自爪を削ってから施術をおこなう必要があるため、爪を絶対傷付けたくないという方には向いていません。

ハードジェル

ハードジェルの特徴は、ソフトジェルより硬くスカルプよりも柔らかいため馴染みやすいという点です。

アセトンで落とさず削って落とすジェルであるためオフが面倒であり、プロでないと上手く落とせないという点がデメリットです。

しかし、強度が高く爪の長さ出しに適しています。

強度が高いため、最近ではベースジェル・カラージェルにはソフトジェルを使用し、トップコートとしてのみハードジェルを使用するネイルサロンも増えています。

スカルプネイル

スカルプネイルは別名「スカルプチュア」ともいわれる、ネイルメニューの一つです。

自爪にジェルやスカルプを使用して、長さを出すネイル施術のことをいいます。

スカルプネイルには “アクリルスカルプ” と “ジェルスカルプ” の2種類があります。

アクリルスカルプはアクリル樹脂のパウダーやリキッドを使用し、自爪の長さを出すことができます。強度が高く長さ出しに優れているため、自爪を伸ばす必要がありません。

アクリルスカルプでは、アクリルパウダー(ポリマー)とリキッドを混ぜて使用する場合もあります。

パウダーとリキッドを混ぜたアクリルスカルプを「ミクスチャー」といい、一つのミクスチャーを「ワンポール」二つのミクスチャーを「ツーポール」といいます。

一方、ジェルスカルプはアクリルスカルプに比べて強度が弱いのですが、爪に優しいと最近取り入れるネイルサロンが増えています。

強度が弱いため長さ出しが5㎜以下の場合にはオススメで、仕上がりはアクリルに比べてナチュラルな仕上がりになります。

ポリッシュ(マニキュア)

ポリッシュは、別名「ネイルエナメル」「マニキュア」ともいわれます。

マニキュアというと自宅で簡単におこなうネイルケアであり、わざわざサロンに行くまでもないと思う人も多いかもしれませんが、アメリカのネイルサロンといえばポリッシュがメジャーです。

ポリッシュとは厳密にはネイルケアからカラーリングまでの工程のことをいうため、海外のネイルサロンでは人気があるのかもしれません。

エナメル塗料を塗り、ジェルネイルやスカルプネイルに比べてライトも必要なく、手軽にできるというメリットがあります。市販の除光液で落とせるという手軽さから、一時的にネイルをしたいという人に向いています。ジェルネイルに比べて所要時間が短くリーズナブルなのがポリッシュの魅力です。
カラーバリエーションも豊富なため、気軽にネイルを楽しみたい人にオススメです。

一方、ポリッシュは持ちが悪く1週間もすると劣化します。ジェルやスカルプは状態が良ければ3週間~1カ月程度もちますが、ポリッシュでは塗り直しが必要になります。

また、硬化するのに時間がかかり乾燥させるまでにぶつけてしまうと塗り直しが必要になり、キレイに仕上がらないという場合もあります。

チップ

チップネイルとは、アクリル樹脂の人口爪をネイルグルーで張り付けて使用する “付け爪” のことです。

つけ外しが簡単で仕事柄、成人式や結婚式などの特別な日にしかネイルができないという人にオススメです。

低価格で1度作ると繰り返し使うことができます。

簡単に取れてしまうため、強度は高くありません。

ネイルの形

ネイルサロンでおこなう施術が決まったら、ネイルの形を決めていきます。

スクエア

爪の角を残した四角い形に仕上がるネイルを「スクエア」といいます。

爪の先が太いため強度が高く、長さ出しをしたネイルやゴージャスな雰囲気に向いている形ですが、引っかかりやすいというデメリットがあります。

「スクエアにしたいけど、引っ掛かりが心配」という方は、四角の角を落とした「スクエアオフ」という形がオススメです。スクエアオフは定番のネイルの形で人気があります。

ラウンド

爪のサイドがストレートで、先端のみが丸い形の爪の仕上がりを「ラウンド」といいます。

長い爪にも短い爪にも良く似合い、自然で優しい印象の爪先になります。

ネイル初心者にオススメの形です。

オーバル

角の取れた丸みのあるシルエットで人気なのが「オーバル」です。

オーバルとはたまご型や長円という意味であり、爪の先端が丸くカーブになっています。

女性らしく、指や爪の長く細く見せる効果があります。

先端が少し尖ったような形で強度があまり高くないため、スクエアやラウンドに比べて折れやすいので注意が必要です。

バレリーナ

爪の形がトゥシューズに似ているため「バレリーナ」と名前の付けられたネイルですが、アメリカでは棺桶ネイル(コフィンネイル)とも言われています。

スクエアに近い形で、指先をエレガントに見せてくれます。

爪が短くても長くても似合うので誰でも挑戦しやすく、折れにくいという特徴があります。

ポイント

別名「アーモンド」ともいわれる「ポイント」は、大人の女性らしさを感じられる形です。

爪の横幅が広い方、指を縦長にスラっと見せたいという方にオススメです。

先端が長くとがっているため強度が弱く、指先をよく使うという方は注意が必要です。

まとめ

今回は、ネイルサロンで実際におこなわれているネイル施術とネイルの形について紹介しました。

ネイルサロンでおこなっている定番のネイルはジェルネイルであり、ネイルサロン初心者には爪を傷めにくいソフトジェルがオススメです。

爪の形は強度が高く、どんな指やデザインにも合いやすい「スクエアオフ」か「ラウンド」から始めてみるといいでしょう。

本記事を参考に、ネイルサロンでの施術を楽しんでくださいね!

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