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美容室の独立・開業に必要な知識とは?美容室物件の種類も解説!

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美容師になるには、美容専門学校を卒業し美容師免許を取得する必要がありますが、美容師になるからには独立したいという人も多いのではないのでしょうか。

美容師になった時からの夢だった、という人も多いものです。

その他にも、閉店や職場の人間関係、開業資金が溜まったなど、多くの美容師が独立を考えているのではないでしょうか。

その反面、独立は先が見えない不安があったり、勇気が必要なものです。

しかし美容師の独立には一定の条件が揃っていて方向性を大きく間違えない限り、美容師の独立は軌道に乗っていきます。

そして独立に大切なのは、同期よりも事前準備が何よりも大切です。

今回は、独立を目指す美容師に向けて、どのような準備が必要なのかについて解説していきます。

特に開業準備の中でも、最も重要で時間のかかる「物件探し」について詳しく解説していきます。

独立準備

美容師の平均年収は30代半ばをピークに、40代からどんどん下がっていくという傾向があります。

若いころ美容室に勤務し、その後独立開業する美容師が大半です。

また、美容業界はテクニックだけでなく、トレンドも重視されるため、若いお客様であればあまりにも自分と離れた歳の美容師に不安を抱くこともあります。

そのため、独立に最適な年齢は、美容師免許を取得し、8~10年経った30歳前後といわれています。

美容師として独立するには、まずは準備を始めなければなりません。

独立して一人で経営を成り立てていく基準として、現時点でスタイリストとして、売上が100万円以上であるというのが最低限の条件といわれています。

安定して月に100万円以上の売上があることが、独立するための第一歩なので、一つの目標としてみてください。

そして実際に独立しようとすると、働きながら独立の準備を始める人がほとんどです。

現在の勤め先を辞めて独立準備をするという人はほとんどおらず、稀に仕事を辞めてから独立にとりかかる人もいますが、準備期間の収入がなくなり、運転資金やその間の余剰金が余計に必要になるため、あまり現実的ではありません。

週に1回しかない休みの状態で、物件探しや融資の調達などをしなければならないため、独立・開業はかなり多忙になると思っておく必要があります。

独立のため具体的にやらなければならないことは、以下のようなことがあります。

●物件を決定する不動産探し
●内装費や運転資金の融資
●店内のデザインを含む内装工事
●シャンプー台や鏡、薬剤などの機材や商材集め
●税金や労務の知識
●ホームページやチラシなどの広告
●雇用時に受け取れる助成金

独立に向けて、知識を身に付けなければならないことも多く、物件を探し始めてから決めても遅くはありませんが、知識として知っておくことは悪いことではないので、独立を意識しだしたら早めに知識や情報を身に付ける必要があります。

実際に物件が決まってからすべての準備が完了し、オープンまでの期間が、約3か月程度といわれています。

数カ月良い物件に巡り合えない可能性も出てくるため、仕事を続けながらいかに効率よく開業準備を進めていくかというのが重要になります。

時間のかかる物件探し

独立において、最も時間がかかるのが、物件探し、融資、内装の3つです。

物件探しは、最初は一人で進めていたとしても、途中から内装業者と一緒に回るなどすると、時間の短縮につながります。

物件の選び方

不動産を決めるにあたり、お店のコンセプト、立地はかなり重要になってきます。

今まで働いてきたエリアで開業し既存のお客様に少しでも多く来てもらう、新天地で始めたり、地元に戻って開業するという人も珍しくありません。

どのような客層に来ていただきたいのかという点も、物件選び(コンセプト)の重要なポイントとなります。

物件を決めるにあたり、必要になってくるのが不動産契約ですが、不動産契約の費用は物件によって保証金や家賃が変わってきます。

一般的には保証金として、テナント物件であれば家賃の10カ月程度の金額が必要になります。

その他に仲介手数料として家賃1か月分の費用、共益費などの物件の環境維持にかかる費用、また駐車場も必要であればそれらの費用も掛かります。

物件探しの際には、初期費用や毎月の費用を金額で把握する必要があります。

また、美容室の物件には大きく分けて「居抜き物件」と「スケルトン物件」の2種類があります。

居抜き物件

居抜き物件とは、以前も美容室として使われている物件であり、シャンプー台や椅子、鏡などの設備や内装がそのまま残っている状態の物件をいいます。

なるべく早く開業したいという場合には、少し手直しだけで開業できる場合もあるためおすすめです。

居抜き物件では、ドライヤーやアイロンなども残っている場合もあります。

また内装のみが残っている場合も居抜き物件として出回っており、自分の出したいお店のコンセプトや家賃の予算など、明確にしたうえで契約する必要があります。

また、居抜き物件には造作譲渡というものがあり、物件オーナーとの賃貸契約以外に、以前の美容室のオーナーとの間で内装や設備を売ることをいいます。

造作譲渡の場合、造作譲渡契約や、資産譲渡契約を交わす必要があります。

タイミングが良ければ質の高い内装で設備が整っている場合もあるので、初期費用を削りたい場合にはオススメです。

もちろん居抜き物件にもデメリットはあり、使えそうだと思っていた内装や設備が実は壊れていた、使えなかったなどという場合には、解体費用や修繕費がかかり、かえって開業資金がかかってしまう場合があります。

これらのトラブルを避けるためにも、不動産に詳しい専門家の話を聞いておくのもオススメです。

スケルトン物件

スケルトン物件とは、内装や設備など、一切何もない状態の物件のことをいい、天井や床もない物件のことです。

居抜き物件の場合、すでに内装が完成しており最低限の変更しかできないため、こだわりの美容室を一から作りたいという人にはオススメの物件です。

一方で、スケルトン物件は工事の費用や期間が長くなり、空家賃を払わなければなりません。

また契約や物件によっても異なりますが、退去時に原状回復をしなければならない場合もあります。

移転の際に解体費用が発生するかどうかも、しっかりと契約時に確認しておく必要があります。

まとめ

40代になると給与が減る傾向のある美容師という仕事は、30代のうちに独立を考える人が多い仕事です。

美容室を独立・開業するにあたり、準備や予算、物件選びなど、前もってコンセプトや事業計画をしっかりと考えておかなければ、独立の計画時代が破綻してしまう可能性もあります。

不動産、内装、融資、助成金や税金など、前もって知識をつけておくことで、スムーズに独立に向けて行動できるようになります。

正しい選択をするには、正しい知識が必要です。

また不動産選びは運やタイミングが必要なこともあるので、いざ独立・開業したいといった時に焦らなくていいように、最低限の知識を持っておくことが大切です。

次回は融資や内装費など、不動産以外の開業準備についても解説していきます。

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