結婚式を控えている花嫁さんであれば、一生の思い出を一番きれいな状態で迎えたいと思うのは当然のことです。
そんな花嫁さんが気にかけているのが、ブライダル美容ではないでしょうか。
ブライダルエステという言葉を聞いたことがある人は多いかと思いますが、実際にどのような施術をおこなっていくのでしょうか。また、平均費用や期間、注意すべき点についても紹介しています。
結婚式を控えていてブライダル美容に興味があるという人は、参考にしてみてください。
ブライダル美容とは?
ブライダル美容とは、結婚式を控えている方が前提としておこなう美容法です。
結婚式までの限られた期間の中で、式当日に一番きれいな状態で結婚式を向かえるためにエステサロンや美容クリニックでは、ブライダルメニューとしてコースを組んでいるところも多くあります。
ブライダル美容では、ウエディングドレスを着ることを前提としているコースが多く、背中や肩、デコルテ周り、フェイシャルなどの肌を露出させる部分に焦点を当てているものが多いです。
特に、上半身を中心におこなう施術が多いのが特徴。ウエディングドレス姿で写真を撮ることが多く一生の記念に残るものであるため、普段よりケアを入念にするという方も。
また、結婚後は仕事や出産、育児と忙しくなることを前提にして考えている人も多いため、自分にかける最後の時間・お金として惜しみなくおこないたいという人も多いようです。
最近では女性だけでなく、男性用のブライダルメニューを提案しているエステサロンや美容クリニックも増えてきています。
ブライダル美容で人気の施術は?
ブライダル美容として人気の施術は、主に以下の4つです。それぞれどのようなケアを行っていくのでしょうか。
フェイシャル
ウエディングドレスを着る方はもちろん、和装で式を挙げる方でも顔は露出する部分であるため、フェイシャルケアを入念に行う方が多くいます。
普段あまり気にしない人でも一生の記念に残る式であるため、式が決まったら気合を入れてケアをするという人も多いです。
美白、ニキビ、毛穴、たるみ、小顔ケアなどが、ブライダルメニューとして多く取り入れられています。
艶のあるパール肌を目指したいという人は、美容医療の成長因子のパール注射なども人気です。
スキンケア
続いてブライダル美容として人気なのが、スキンケアです。
フェイシャルのスキンケアはもちろんのこと、普段は隠している肩回りや背中の肌悩みをこの機会に改善するという方が多くいます。
自分では手の届きにくい背中のニキビや乾燥ケアなど、肌をキレイにみせるメニューが人気です。
肌のターンオーバーが約28日周期で生まれ変わるため、結婚式の日取りが決まったら早めに準備を始めたい施術の一つです。
痩身・ボディメイク
ウエディングドレスを着る場合は肩や二の腕などは露出の多い部分であるため、気にする方が多くいます。
またウエスト周り、背中のはみ肉をケアするコースも人気となっています。
美容医療や痩身エステだけでなく、パーソナルトレーニングジムでもブライダルコースを取り扱っているところもあります。
ムダ毛ケア
ブライダル美容として、脱毛に力を入れるという人も多くフェイシャルと同じくらい人気なのがムダ毛ケアです。
特に自分では手の届きにくい背中や肩回り、うなじなどはブライダルメニューとして人気です。
ブライダル美容のムダ毛ケアの方法として主な方法は、エステや美容医療でおこなえるマシンを用いて脱毛と、剃刀でケアするシェーディングがあります。
剃刀でシェーディングする場合、美容師免許を持っている人がおこなわなければなりません。
ブライダル美容はいつから始める?
ブライダル美容は、いつから始めるのが適切なのでしょうか。
直前になって慌ててエステや美容医療を始める人もいますが、施術が肌に合わなかったり思わぬトラブルに見舞れたりする場合もあるのでオススメしません。
早い人で半年前から、遅くても3か月前から始めるのが一般的なようです。
余裕を持ってとりかかれば、直前になって焦る必要がなくなります。
半年前から準備を始めるべき施術
ボディメイクやダイエットは効果が出るのに時間がかかるため、半年前からおこなうのがオススメです。
また、シェービングではないエステや美容医療の脱毛を行う場合、複数回通う必要があり最低3回は通っていた方がいいので、半年前に始めるのがオススメです。
また、結婚式の準備で忙しくなるのは3~4カ月前からがピークに忙しくなります。
式が近づいてくるにつれ美容以外のことにも気をつかわなければならないため余裕を持ってブライダル美容に取り組みたいのであれば、半年前からがオススメです。
3~2か月前に始める施術
スキンケア系の施術は2~3か月ほど前から始めるのがオススメです。
肌のターンオーバーが28日周期で起こるのが一般的であり、スキンケアの施術に3か月あればある程度の肌トラブルは改善されるといわれています。
1週間~直前に行う施術
ネイルやヘアカラー・トリートメントの直しなどは、直前でも間に合います。
ネイルサロンや美容室は行きつけのところに行く方も多いと思うので、新規開拓をする場合は慎重に。シェーディングは直前の方がいいですが、肌が弱い方であれば剃り負けしてしまう可能性もあるため、3日前までにおこなうのが望ましいです。
ブライダル美容にかける金額の平均は?
ブライダル美容にかける費用の平均は、8.9万円という統計結果が出ています。
ブライダル美容にほとんどお金をかけない方、結婚前に最後に自分にお金をかけることができるので贅沢に使いたい方と、二極化が起こっているようです。
参考文献:XY_MT21_report_06shutoken.pdf (zexy.net)
ブライダル美容の注意点は?
ブライダル美容をおこなうにあたり、気を付けるべき点にはどのようなことがあるのでしょうか。
直前の駆け込みはNG
美容医療やエステなどを利用する場合、直前に駆け込むのはオススメできません。
直前に施術をおこなってしまうと、肌に合わない、かぶれてかえって状態が悪くなってしまったというような残念な結果になってしまうことも……。
また肌トラブルだけでなく、マッサージなども好転反応によって身体がだるくなったり浮腫んだりしてしまうこともあります。
式の直前になると、普段かからないストレスで疲れてしまうことも考えられます。
いつも行っているネイルサロンや美容室であれば問題ないことが多いですが、初めて受ける施術やサロン・クリニックなどは注意が必要です。
強引な勧誘に注意
ブライダル美容で気を付けなければならない事の一つが、強引な勧誘です。
普段エステや美容医療に行かない人は、特に注意が必要です。
最近は口コミ等も多いので強引な勧誘を受けることは少ないですが、断れない性格の人は気を付けたほうがいいといえます。
心配な場合、問い合わせ時に強引な勧誘を断るように伝えたり、事前カウンセリングに「強引に契約させられるのが不安」と記入したりすることをオススメします。
日常生活にも気を付ける
ブライダル美容でいくらお金をかけても、日常生活が乱れていると効果も半減してしまいます。
ボディハイフや痩身エステを受けても、暴飲暴食をしてしまっては台無しです。
また、寝不足や乱れた食生活を送っていると肌荒れを起こしてしまう場合もあります。
なるべくストレスを溜めず、ブライダル美容をおこなうのであればリラクゼーションも一緒に行えるようなサロンやクリニックを選ぶのがオススメです。
まとめ
今回は、ブライダル美容について詳しく解説しました。
スキンケアや脱毛、ボディメイクなど、できれば半年前から計画しておこなうことがオススメです。
結婚式当日に一番きれいな状態でいられるように、今回の記事を参考にしてみてくださいね!