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目にいいだけじゃない!ブルーベリーの驚きの栄養素を徹底解説!

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目にいいフルーツの代名詞として有名なブルーベリーですが、ブルーベリーにはその他にも美容効果が高いのをご存じでしょうか。

実はブルーベリーの美容・健康効果が、今多くの業界で注目されています。

夏のこの時期が旬のフルーツであり、見た目も色鮮やかで、手軽に食べられる美味しいフルーツの代表ともいえます。

今回は、ブルーベリーの栄養素について詳しく解説していきます。

ブルーベリーの栄養価

ブルーベリーには、健康や美容に良いとされる栄養素が豊富に含まれています。

100gあたりの栄養素は、以下の通りです。

●アントシアニン 350mg前後(品種によって変わります)
●ビタミンE 1.7mg
●ビタミンA 55㎍
●ビタミンC 9mg
●食物繊維 3.3mg
●カリウム 70mg
●マンガン 0.26mg
●鉄 0.2mg
●亜鉛 0.1mg

ここからは、これらの栄養素がどのように美容に効果があるのかについて解説していきます。

アントシアニン

ブルーベリーに含まれるアントシアニンとは、紫色の色素であり、ポリフェノールの一種です。

アントシアニンは抗酸化作用が高く、ヒトの身体に様々な害を及ぼす活性酸素の生成を抑える働きがあります。

抗酸化作用はエイジングケアや美肌効果に繋がる働きがあることはご存じの人も多いと思いますが、簡単に説明すると「身体のサビを取り除く」作用のことです。

呼吸によって体内に取り入れられた酸素はエネルギーを作り出すために使われますが、余った酸素は酸化してしまいます。

余った酸素によて身体が酸化し身体がサビつき、身体の機能が正常に働かなくなります。

身体が参加することによって新しい細胞の生成がおこなわれなくなると、肝機能の低下や生活習慣病、脂質異常などを引き起こします。

抗酸化成分を摂取することにより、美肌効果も期待されます。

抗酸化成分によって身体の新陳代謝がスムーズにおこなわれ、肌の細胞の活性化にもつながるため、エイジングケア効果が期待されています。

体内の酸化が進むと老化の原因となってしまうため、できるなら酸化を避けたいものです。

ブルーベリーには、酸化を抑える抗酸化成分が豊富に含まれています。

またブルーベリーが目にいいといわれるのは、このアントシアニンのおかげです。

目の網膜にあるロドプシンに光が当たると分解され、その刺激が脳に伝わりモノを見ることができます。

暗くなるとロドプシンが再合成されますが、アントシアニンにはこのロドプシンを再合成する働きがあります。

また、紫外線によってダメージを受けた目を回復させる効果もあります。

紫外線を直接肌に浴びると肌にダメージを与えることは周知のことと思いますが、実は目から浴びる紫外線にも注意が必要です。

『目肌焼け』という言葉があり、目から紫外線を浴びると視力低下や白内障のリスクが高まるだけでなく、目から受ける紫外線によってメラニンが生成され、日焼けやシミの原因になることがあります。

目から受ける紫外線を防ぐためにサングラスをかけたり帽子を被ることも効果的ですが、身体の内側からのケアとしてブルーベリーを食べることによって、目からのダメージ回復をサポートすることができます。

ナスや紫キャベツなどにもアントシアニンが含まれていますが、ブルーベリーであればおやつ感覚で手軽に摂取することができます。

ビタミンE

ビタミンEには強い抗酸化作用があり、細胞膜を元気にする重要な役割があります。

その他にも血管の強化、赤血球の破壊を防ぐ効果もあります。

また身体に侵入してきたウイルスや細菌を撃退し、LDLコレステロールの酸化を抑えるための脂質異常の予防にも効果があります。

そして抗酸化作用によるエイジングケア効果があるため、美肌効果が期待できます。

ビタミンEが不足すると、抗酸化作用が低下し、紫外線ダメージによるシミやシワの増加、血中コレステロールが酸化されることによって血管壁が詰まり動脈硬化の原因、赤血球が溶血され、ホルモンバランスや自律神経の乱れが起きやすくなります。

ビタミンEは、ブルーベリー以外にもナッツ類や緑黄色野菜に多く含まれています。

ビタミンA

ビタミンAには、皮膚や粘膜の健康をサポートする栄養素です。

他にも目の網膜にあるロドプシンは、ビタミンAによって合成されます。

ブルーベリーが目にいいとされる理由は、アントシアニン以外にも、ビタミンAによる効果もあるのです。

ビタミンAが不足すると、肌の乾燥や角質化、免疫機能の低下、暗いところで目が見えにくくなるということが起こります。

ビタミンC

ビタミンCは美肌効果が高いことを、美容bizでも以前に取り上げてきました。

ビタミンCには抗酸化作用があり、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、ストレスや病気に対する抵抗力を高めます。

ビタミンCが不足し抗酸化作用が低下すると、敗血症や皮下出血、さらには骨の形成不全を引き起こします。

またビタミンCは鉄分の吸収に必要不可欠であり、不足すると貧血を引き起こします。

ブルーベリーにはビタミンCと鉄分がどちらも含まれているため、貧血にも効果があるといえます。

またコラーゲンの生成を助ける効果があり、美肌に効果があるといわれるのはこのためです。

食物繊維

食物繊維が便秘解消や腸の作用に影響するということは、多くの人が知っていることと思います。

食物繊維には便通を整え、不要な老廃物を吸収して体外に排出される働きがあります。

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、ブルーベリーには不溶性食物繊維が多く含まれています。

不溶性食物繊維は水に溶けにくく水分を吸収すると数倍にかさが増し、便秘予防に効果があります。

カサを増した不溶性食物繊維は腸を刺激し、排便が促されます。

食物繊維が不足すると不要な老廃物が排出されず、便秘になり、肌にとっても悪影響を及ぼします。

マンガン・カリウム・亜鉛・鉄分などのミネラル類

ブルーベリーには、マンガン・カリウム・亜鉛・鉄分などのミネラル類も含まれます。

鉄分が不足すると赤血球の数が減り、全身への酸素の供給が不十分となり、集中力の低下や息切れ、立ち眩みなどが起こり、貧血状態となります。

女性は月経があるため、男性よりも多くの鉄分を必要とします。

ブルーベリーなどの植物性鉄分は非へム鉄と呼ばれ、吸収率が悪いため、ビタミンCや動物性たんぱく質と一緒に摂ると吸収率がアップします。

ブルーベリーはビタミンCも豊富に含まれているため、理にかなったフルーツであるといえます。

マンガンは骨や肝臓、腎臓などの臓器に存在し、骨の発育、糖・脂質の代謝に関り、皮膚の健康などにも関与しています。

マンガンが不足すると骨や皮膚の代謝に異常をきたします。

カリウムは全身の細胞内に存在し、水分量を調節する働きがあります。

余分な水分やナトリウムを排出し、塩分の多い食生活の人やむくみが気になる人は積極的に摂取したいミネラルの一つです。

血管内の水分量を調整する働きがあるため、不足するとむくみや不整脈、脱力感などを引き起こします。

亜鉛は身体の酵素を作る成分となり、DNAやインスリンの合成に関与しています。

味覚を感じる代謝にも関与しているため、亜鉛が不足すると味覚障害が起こることがあります。

また免疫機能の低下や成長障害、皮膚炎などの症状が出ることがあります。

まとめ

目に良いとされているブルーベリーには、高い抗酸化作用による美容効果、豊富なビタミンや食物繊維、ミネラルが含まれています。

このため美容やエイジングケアに効果があると、特に近年注目を集めているフルーツです。

紫外線に効果があり、暑い夏に旬なフルーツであるため、この時期積極的に摂取したいフルーツの一つです。

次回は、ブルーベリーの具体的な美容・健康効果、より効果的にブルーベリーを摂取する方法について詳しく解説していきます。

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