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フィットネスインストラクターに必要な資格一覧!

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スポーツジムやフィットネススタジオだけでなく、介護施設や病院、リハビリ施設など、フィットネスインストラクターが活躍する場所はたくさんあります。

新型コロナウイルスの影響でなかなか体を動かすことができず、体調や体型の管理に気をつかう方にもフィットネスは需要があります。

フィットネスインストラクターは無資格でも求人に応募できますが、より専門的な知識や技術を持って指導をするには資格の取得が欠かせません。

フィットネスインストラクターとして働く上で役立つ資格を紹介しますので、どんな場所でどんな働き方がしたいかを考えつつぴったりの資格の取得を目指しましょう。

インストラクターが資格を取得するメリット

インストラクターになるための必須の資格というものはありません。ですが、今よりもキャリアアップしたい、未経験からチャレンジしたいという方には資格の取得がおすすめです。

資格を取得するとどんなメリットがあるのかについて解説します。

転職や就職に有利

インストラクターの資格があるのとないのとでは、就職や転職のスピードにかなり違いが出てきます。

求人を出しているスポーツジムやフィットネススタジオでは未経験でも採用してくれる大手の企業もたくさんありますが、中途採用や小規模のジムやスタジオの場合は即戦力を求めていることがほとんどです。

スポーツやトレーニングの指導をしてきた経験があっても資格欄が空白だとどれくらいの実力があるのかわかりません。未経験の方だとなおさら採用される可能性は下がってしまいます。

資格をアピールすることで、説明しなくてもある程度の実力を認めてもらうことができます。今後転職、就職を考えている方は、少しでも理想のジムやスタジオなどに採用される可能性を上げるために資格の取得を検討しましょう。

正しい知識を身に着けられる

インストラクターはお客様に正しい知識で指導しなければなりません。

指導方法を間違えると事故やけがの原因になり、子どもや高齢者に対応する場合は取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

非常に責任の重い仕事ですが、きちんと指導すればお客様に満足してもらえます。

正しい知識を身に着けるためにも資格は役立ちます。資格の勉強の際に基礎から体の構造、動かし方、筋肉の仕組みなどを理解することができ、さらに指導方法も学んでいけます。

中には筆記問題だけでなく実技試験、指導試験のある資格もあります。資格の勉強で得た知識はかならず仕事に役立ちます。資格取得後も、お客様や自分自身が安心、安全に体を動かして健康を目指すために、常に正しく最新の知識を取り入れるようにしましょう。

昇給や昇格を目指せる

スポーツジムやフィットネススタジオの中では、資格を取得することで昇給、昇進のチャンスが増えるところも多いです。資格の取得をサポートしてくれるジムやスタジオもたくさんありますので、ぜひ自身が働いているジム、スタジオを確認してください。

また、ダンス系の資格やスイミング系の資格などを取得するとその資格に関するプログラムを任せてもらえるようになります。クラスを受け持つごとにインセンティブが発生するようなジム、スタジオであれば、さらに高収入も目指せます。

資格を取得してもジムやスタジオで昇給、昇格の保証がないという場合でも、資格をアピールすれば今より好条件の職場に転職しやすくなります。

キャリアアップしたい、もっと収入ややりがいがほしいという方にも資格の取得はおすすめです。

インストラクターとトレーナーに違いはある?

似たような場面で使われることの多いインストラクタートレーナーですが、それぞれには微妙に違った意味があることも多いです。

資格を取得する際、自分はどちらの働き方をしたいのか考えておく必要があります。

もちろん、インストラクターもトレーナーもお客様の健康的な体づくりのためには欠かせない存在です。迷っているのであれば、どちらの資格も勉強してみてもいいでしょう。

インストラクターは指導がメイン

インストラクターの仕事は指導がメインです。トレーニング機器の使い方を指導したり、ヨガやエアロビック、水泳など特定の分野の指導をしたり、体づくりの悩みごとにどんなスポーツ、トレーニングが最適かをアドバイスします。

一般的にスポーツジムやフィットネススタジオで働いている方はこのインストラクターの資格を持っている方が多いです。

体の動かし方から指導方法までまんべんなく学べる資格もたくさんあります。改めて知識を確認したい、未経験からスポーツジム、フィットネススタジオで働きたいという方は、まずはインストラクターの資格を取得しましょう。

トレーナーはパフォーマンス向上をサポートする

一方で、トレーナーはお客様のパフォーマンス向上をサポートするのが仕事です。

スポーツでもっとタイムを縮めるにはどうするのか、飛距離を伸ばすためにはどうするのかといった専門的なアドバイスを求められることもあります。

スポーツの分野だけではなく、肩こりを解消してすっきりとした毎日を送るためになにをすればいいのかわからない、ダイエットになかなか成功せずに悩んでいるという方をサポートする場合もあります。

それぞれに専門的な知識が必要となり、インストラクターよりも資格の取得が難しいことも多いです。

その分トレーナーの方が待遇がいい、収入が高い、やりがいがあるなどのメリットもあります。

インストラクターやトレーナーに役立つ資格7選

インストラクターやトレーナーの仕事をする上で役立つ資格を7つご紹介します。

働きたい場所や働き方によっても必要な資格は変わりますので、自分に必要は資格を見極めていくことも大切です。

インストラクターの仕事をより充実したものにしたい、未経験からインストラクターにチャレンジしたいという方は、これらの資格をぜひチェックしてみてください。

健康運動実践指導者

健康運動実践指導者は健康のための運動を指導する能力が高い方に与えられる資格です。

自分で運動プログラムを考えて指導できる資格はたくさんありますが、中でも健康運動実践指導者は多くの人に対して指導をする、自分自身がお手本となって指導をする方に与えられます。

学校や幼稚園、保育園、教育施設など、さまざまな場所でも活躍する機会があります。

この資格をいかしてフリーランスとして活躍している方も多いです。このような多くの方への指導方法を理解していれば、活動できる範囲も広くなり、より多くの仕事を得ることができるでしょう。

この資格に向いている人

健康運動実践指導者と似た資格に健康運動指導士という資格もあります。どちらも健康・体力づくり事業財団が認定しています。

ですが健康運動指導士が運動の内容を考えて指導の内容を調整するのに対して、健康運動実践指導者はさらに自分が見本となって動く、集団に対しての指導の能力が高い方に与えられる資格です。

老人介護施設、福祉施設でのレクリエーション、さらに学校、教育施設などで多くの人に対して運動の指導をする方にもぴったりの資格です。高齢化社会において、高齢者に対して運動を指導できる方の需要は高くなることが予想されます。また、近年はリモートでの指導をおこなう方も増えてきました。フリーランスとして活躍したい場合にもこのような信頼できる資格を持っておくことは大切です。

資格取得の条件

健康運動実践指導者の資格を取得するには9日間で33単位の講習を受ける、または健康運動実践指導者の養成校で学んだあとに試験を受けなければなりません。

試験に不合格になってしまっても単位を取得しなおす、養成校に通いしなおす必要はありません。合格後は5年ごどに登録を更新する必要があります。

また、この資格を認定している養成校は大学や専修学校が多く、全国で175校が対象となっています。

資格の発行元

健康運動実践指導者は健康・体力づくり事業財団が認定している資格です。

健康・体力づくり事業財団では健康運動実践指導者の他に健康運動指導士があり、国民の体力づくりなどに貢献しています。

まずは自分の体について知り、それから健康的な体を目指すための知識、人に運動を指導する方法などを学んでいきます。スポーツの知識や経験がない方でも一から資格について学ぶことができます。

健康・体力づくり事業財団

スポーツプログラマー

文部科学大臣認定のスポーツプログラマーは、健康のためのスポーツを適切に指導する人に与えられる資格です。

より効果的な運動方法、怪我や事故を防ぐアドバイスなどの指導をおこなえるようになります。高齢化が進む日本では健康寿命を延ばす必要性の高さが叫ばれています。高齢者が長く健康的に生活できるよう、さまざまな年齢、体質の方に対しても適切な指導ができるようにしましょう。

試験は筆記のみですが共通科目と専門科目があり、スポーツ社会学、心理学、さらに身体の仕組みを理論的に理解しているかなどの問題が出ます。体やスポーツ、精神面まで幅広く学ぶ必要があります。

しかし文部科学大臣認定という非常に価値の高い資格ですので、今後インストラクターとして長く働きたい方におすすめです。より専門知識が必要なトレーナーになりたいという方にとっても、この資格の勉強で得られる知識は役に立つことでしょう

この資格に向いている人

スポーツプログラマーはスポーツの指導やアドバイスをおこなう方に与えられる資格です。

プログラムでの指導に役立つだけでなく、個人に教えたり、怪我をしやすい高齢者への指導、小さい子どもが安全に体を動かせるような指導についても学ぶことができ、さまざまな場所で活躍できるでしょう。

インストラクターとしてもっと成長したい、お客様一人ひとりに寄り添う接客がしたい、トレーナーなどより専門知識が必要な職業に転職したいという方はぜひチェックしてください。

さらに教師、スポーツのコーチ、高齢者施設の従業員、運動、スポーツにたずさわる多くの方におすすめの資格です。

資格取得の条件

4月1日時点で20歳以上の方という年齢制限があります。

他にはとくに厳しい資格はなく、どなたでも試験を受けられます。

受験できる人数は定員が決められており、定員を超えると受験できません。スポーツプログラマーの資格はインストラクターやトレーナーを目指す方に人気の資格で、毎年定員以上の申し込みがあります。申込期間を事前に確認し、早めに申し込むようにしましょう。

資格の発行元

スポーツプログラマーは公益財団法人日本スポーツ協会が認定しています。

スポーツ指導者の育成に力を入れており、フィットネストレーナー、スポーツドクター、コーチングアシスタントなど、さまざまな資格を認定しています。

資格取得のために役立つ養成講習会の案内などのサポートにも対応しています。

公益財団法人日本スポーツ協会

トレーニング指導者

トレーニング指導者は一般の方へ体の動かし方を教えるだけでなく、プロのスポーツ選手へのコーチングにいたるまでそれぞれ3つのレベルに応じて発行される資格です。

相手の年齢や性別、運動をする目的に応じて適切な指導ができるように知識を学びます。

自身で運動、スポーツ、食事といった体づくりに関するスケジュールやプログラムを作り、お客様の体づくりをサポートします。一方的に指示するのではなく自分自身もお手本となって一緒にトレーニングをするのもトレーナーの仕事です。体力的にもハードですし、お客様の体のことを考えたり、常にコミュニケーションが必要で精神的にも疲れる部分が大きいです。

やみくもに指導を続けているとお客様にとっても自分にとってもマイナスの結果を招く可能性があります。そんなときに、このような資格で得た知識を元に正しく指導できれば、お互いに気持ちよく、ストレスを感じることなくトレーニングを楽しめるでしょう。

体の動かし方の基礎からプロの専門的な悩みの解決まで幅広い知識求められます。専門の講習を受けてから試験を受け、その試験に合格してやっと資格を手に入れられます。

資格のレベルによって問題の難易度も変わってきます。一般的なジムのインストラクターとして活動したい場合は低いレベルの資格でも問題ありません。しかし、プロのトレーニングをサポートしたい、専門的な知識が必要な事務やスタジオで働いているという場合はランクの高い資格にチャレンジした方がいいでしょう。

この資格に向いている人

基礎資格はスポーツ全般の指導をおこないたい方、または現在おこなっている方におすすめです。教育施設や介護施設での運動指導にも役立つ知識をたくさん得られます。

特別上級コースは特定のスポーツの指導をしたり、アスリートのケアをしたり、本格的にスポーツ選手をサポートすることを仕事にしている方におすすめの資格です。けがをしにくいトレーニング方法や食事管理方法なども学べるので、指導者だけでなくスポーツ選手、プロのアスリートを目指す方にもおすすめの資格です。

資格取得の条件

日本トレーニング指導者協会に会員である必要があります。

さらに4年生大学か短期大学、専門学校の卒業、卒業見込みのある方。

職業能力開発短期大学、職業能力開発大学、職業能力開発総合大学の修了者、終了見込みのある方。

高校卒業後3年以上スポーツやトレーニングの指導の実績がある方。

など、細かい条件があります。

試験を受ける前に講習を受けなければなりませんが、免除される条件もいくつかあります。

現在保有している資格、過去に保有していた資格、これまでのトレーニング指導者の資格受験歴などによって免除されるケースもありますので事前に確認しておきましょう。

資格の発行元

トレーニング指導者の資格は特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会が認定しています。

特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会は健康な体づくりから本格的なスポーツまで、それぞれの場所でより的確な指導ができる人を育てるために活動しています。

環境に適した指導方法を考えるだけでなく、スポーツ指導者の地位向上や情報共有などの促進も目指しています。

特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会

ストレッチングインストラクター

基本的なストレッチの方法、指導だけではなく、機能解剖学も学び、体の構造に従ったストレッチの方法、目的や悩みに応じた組み合わせ方、お客様にとって無理のない教え方ができる方に与えられるのがこの資格です。

個人への指導だけでなく、集団への指導、介護施設や教育施設での指導も的確にできるようになります。

この資格に向いている人

スポーツの指導やストレッチをおこなっている方だけでなく、体操教室や介護施設などでの指導をされる方にもおすすめの資格です。

基本的には大人数への指導を目的としていますが、個人に対しての適切な指導方法も学ぶこともできます。

資格取得の条件

NPO法人法人日本ストレッチング協会に会員登録しなければなりません。

さらに講習会に参加し、検定試験に合格することで資格を取得できます。

この資格にはいくつかランクがありますが、ますは初級の資格を所有していないと受験できません。

資格の発行元

ストレッチングインストラクターはNPO法人日本ストレッチング協会が認定している資格です。

安心、安全に、年齢を問わず多くの人が楽しめるストレッチを提案しており、それにまつわる資格も多数公認しています。

ストレッチングインストラクターの他にはストレッチングトレーナーパートナー、ストレッチングトレーナーセルフ、さらにストレッチングマスターの資格があります。

それぞれの内容、レベル、条件をチェックして、自身の目的に合う資格を取得しましょう。

NPO法人日本ストレッチング協会

エアロビック指導員

スポーツジムやフィットネススタジオでエアロビックダンスのプログラムが用意されているのであれば、エアロビック指導員の資格もおすすめです。

ダンスの基礎はもちろん、音楽や時間に合わせた振りつけのつけ方、体を動かす順番、さらにはわかりやすく相手に伝えられる指導方法などを学ぶことができ、働き方の選択肢を増やせます。

年齢や目的に応じた指導ができるため、ダンス教室や介護施設などで働くことも可能。

単純な運動はつまらないけど音楽に合わせたエアロビックなら体を動かしやすいと考えている方は年齢を問わず多く、またスポーツ競技としてもエアロビックは現在注目されています。

今後需要が高まることも予想されますので、ダンス系の資格も取得しておきたい方はぜひこのエアロビック指導員もチェックしてみてください。

この資格に向いている人

現在スポーツジムやフィットネススタジオで働いている方、将来そのような場所で働きたい方に全般的におすすめです。

プログラムとしてエアロビックを取り入れているジムやスタジオは非常に多く、ダンス系の資格の中でもとくにエアロビックに関する資格は役立つことでしょう。

ダンスの基礎、体の動かし方の基礎も覚えられるので、他のジャンルのダンスのプログラムを任されたときにも知識を役立てることができます。

また、ジムやスタジオだけでなくその他の施設でもエアロビックを教えることができ、活躍の場を広げられるというメリットも。

ダンスが好き、習っていたという経験がある方はもちろん、まったくの未経験でも基礎から学ぶことができるので安心です。

資格取得の条件

18歳以上の方なら誰でも申し込むことができます。

法制講習会で定められたカリキュラムを受講し、さらに日本エアロビック連盟が用意している専門の試験を受験します。この試験で一定以上の得点を獲得すれば資格が与えられます。

試験は理論、実技、指導実習があり、すべての合格点を取得しなければなりません。

資格の発行元

エアロビック指導員の資格は公益社団法人日本エアロビック連盟が認定している資格です。エアロビックの普及を目指す団体で、エアロビックに関連する資格もたくさん発行しています。

インストラクターとしてエアロビックの資格を活用したい方には今回ご紹介したような指導員の資格がおすすめですが、他にもエアロビックコーチ、エアロビックリーダー、ジュニアエアロビック指導員、スローエアロビック指導員などの資格もあります。

指導員の資格を取得したら、これらのワンランク上の資格の取得を目指してみてもいいでしょう。

公益社団法人日本エアロビック連盟

パーソナルトレーナー

パーソナルトレーナーは一般的なインストラクターとは違い、一人で多数の方に指導するのではなくマンツーマンでの指導に特化した資格です。

パーソナルトレーニングはかつてはプロのアスリートが受けるものというイメージでしたが、近年は一般の方もこのようなパーソナルトレーニングを受けられる場所が増えてきています。一人ひとりに適したメニューを受けることで最短距離で理想に近づくことができます。

その人の体力や生活習慣、目的などから総合的に最適な運動プランを提案するための知識を求められる資格ですが、パーソナルトレーナーの需要は高く、取得しておくと今後役に立つ機会が多いでしょう。

また、パーソナルトレーナーはインストラクターよりも体力面での負担が少ないため、年齢を重ねても長く働き続けられるというメリットがあります。ジムで働くだけでなくスポーツチームと契約したり、フリーランスで活動したりと働き方の幅も広がるため、インストラクターとして働いているものの行き詰っている、もっと将来性のある働き方をしたいという方は、このようなトレーナーの資格を取得することもおすすめです。

この資格に向いている人

パーソナルトレーニングスタジオで働いている、将来そのような場所で働きたいと思っている方には役立つ知識がたくさん詰まっています。就職や転職の際にもこのような資格は役立つでしょう。

プロのスポーツ選手のトレーナーになりたい、スポーツチームをサポートしたいという方にもおすすめです。

個人への指導方法を理解していれば大人数への指導方法も同時に考えていくことができるので、将来パーソナルトレーナーとして働かなくてもこの資格を取得する上で得た知識は無駄になりません。

資格取得の条件

パーソナルトレーナーの資格を取得するには、この資格の認定元であるNSCAジャパンの会員になる必要があります。

満18歳以上、高等学校卒業者の方という条件もあります。

これらの条件を満たした方は特定の講座を受け、さらに試験に合格することで資格が与えられます。

資格の発行元

パーソナルトレーナーの資格を認定しているのはNSCAジャパンという機関です。

NSCAジャパンはアスリートの能力向上だけでなくすべての人の健康増進を目指しています。さまざまな視点から知識や情報を収集し、NSCAジャパン会員に即座に情報を共有します。

最新の技術や発表などを多くのスポーツ指導者にいきわたらせることでスポーツ界全体の地位向上も目指します。

NSCAジャパン

アスレティックトレーナー

プロのスポーツ選手のトレーニングをサポートしたり、リハビリのプログラムを作成したり、万が一のけがの際に速やかに対応するなどの仕事をするのがアスレティックトレーナーです。

プロのスポーツ選手やお客様が安心して体づくりができるよう、徹底的にサポートするために豊富な知識と経験、臨機応変な対応が求められる仕事でもあります。

アスレティックトレーナーの資格の中でもとくにおすすめなのが日本体育協会公認の資格です。

アスレティックトレーナーの資格は取得するのが難しく、内容も複雑なものが多いです。しかしその中でもこの日本体育協会が認定している資格は仕組みがわかりやすいので、初心者の方にもおすすめです。内容が簡単というわけではなりので、きちんと時間をとって勉強できるように準備しておきましょう。

この資格に向いている人

人をサポートするのが好き、インストラクターよりももっとスポーツ選手やお客様に寄り添える仕事がしたいという方におすすめです。

インストラクターは基本的に指導するのみですが、アスレティックトレーナーの資格を取得するとさらに体づくりやけがの対応など、もう一歩踏み込んだ対応ができるようになります。

国内だけでなく海外のスポーツ選手をサポートしているアスレティックトレーナーも多く、働き方の幅を今以上に広げることもできるでしょう。

資格取得の条件

日本体育協会が定める講習を受けるか、認定されている養成校に通う必要があります。

その後試験を受けて合格すれば資格が与えられます。

試験は共通科目の他に専門科目と理論、実技の試験があり、それぞれに合格点を取得しなければなりません。

受験費用の他に教材の費用なども必要です。お金、時間がかかりますので、根気強く資格取得を目指しましょう。

資格の発行元

アスレティックトレーナーの資格は日本体育協会が発行しています。

この資格を取得したあと、さらにワンランク上の資格の取得を目指すこともできます。

アスレティックトレーナーはまだ日本ではあまり知名度は高くありません。本場で高い専門知識を身に着けたい場合は、アメリカの全米アスレティックトレーナーズ協会が認定するアスレティックトレーナーを目指すことも視野に入れなければなりません。この資格は日本では取得できず、アメリカで英語で学び、英語の試験に合格する必要があります。

本格的にアスレティックトレーナーとして世界で活躍したいという方にはぜひチェックしておいてほしい資格です。

日本体育協会

インストラクターやトレーナーの資格を取得しよう

健康や美容のためにスポーツジムやフィットネススタジオへ通う方は多いです。店舗のコンセプトや用意されているプログラムによって、インストラクターにはさまざまな能力が求められます。

求人に応募する際に今回ご紹介したような資格があれば有利になることでしょう。

インストラクターに関連する資格を取得すれば、指導方法や体の仕組み、無理のないプログラム構成などを考える力も身につき、インストラクターとして長く働き続けることができます。

スキルアップしたい、未経験からインストラクターにチャレンジしたいという方は、ぜひこれらの資格をチェックしてください。

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