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旬のフルーツでアンチエイジング!秋が旬のフルーツ8選

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夏の暑さが落ち着き、涼しくなったとともに、以前にはなかったシワ・シミ・たるみなどの肌がなんだか疲れている……ということが起きます。

そんな夏の疲れた肌ダメージには旬のフルーツがオススメです。

前回「秋が旬の野菜の栄養価と特徴とは?美容効果もまとめて紹介♡」で旬の野菜とその効果について解説してきましたが、今回は旬のフルーツについて解説していきます。

旬のフルーツの効果

夏の紫外線や暑さによって人の身体も肌も思っている以上にダメージを受け、疲れています。

そこで活躍してくれるのが、秋が旬のフルーツです。

秋が旬のフルーツには身体や肌にとって良い栄養素が多く含まれているため、いつものスキンケアに加えて旬のフルーツを摂ることで身体の内側からケアするのも一つの美容ケアです。

秋から冬にかけて気温が一気に下がるため、秋は体温維持のため基礎代謝が増え細胞の活性化がおこなわれるため肌ダメージを回復させやすく、ホルモンも活発に分泌されるため、リカバリーケアの結果が出やすくなる時期なのです。

またインフルエンザや風邪が流行るこの時期が旬のフルーツには呼吸器や免疫力を高める効果が高いものが多いのです。

現在ではハウス栽培が盛んに行われているためスーパーに行けば四季に関係なく様々な食材を手に入れることができますが、本来は四季に応じたフルーツが決まっており、それらのフルーツには様々なメリットがあります。

ひとつは味が濃く、うまみが多いという点です。

旬のフルーツは時季外れのものに比べて香りやうまみ成分が豊富に含まれています。

そのため味が濃く、新鮮でおいしく食べることができます。

また旬の時期ではないフルーツに比べて旬のフルーツは栄養価が高く、ビタミンなどが旬ではない時期に比べて5~6倍になることもあります。

そして旬の時期に食べるフルーツは鮮度が良く、自然に取れるものが多いので価格がリーズナブルになり、毎日の食事に取り入れやすくなります。

秋のフルーツは他の季節のフルーツに比べて『実』になるものが多く、これらは消化器系の働きを活発にするため夏の疲れた体や肌を癒してくれます。

秋が旬のフルーツ

ここからは秋が旬のフルーツにはどのようなものがあるのか、またそのフルーツにはどのような美容効果があるのか解説していきます。

イチジク

イチジクの旬は8~10月です。

生のイチジクは低カロリーでビタミンがたっぷり含まれているため、ダイエットにオススメの秋のフルーツです。

ペクチンという食物繊維が多く含まれており、腸内環境を整えるのに効果的です。

腸内環境が整えばダイエットに効果があるだけでなく、肌荒れも改善されます。

イチジクにはポリフェノールの豊富に含まれており、ポリフェノールには抗酸化作用が高く、美肌・アンチエイジング効果が期待できます。

また植物性エストロゲンが豊富に含まれており、これは女性ホルモン「エストロゲン」とにた構造をしており、ホルモンバランスを整えPMSの緩和も期待できます。

美肌に欠かせないビタミンCですが、柿には1個で1日に必要なビタミンCが摂取できるほどのビタミンCが豊富に含まれています。

ビタミンCにはコラーゲンの生成や美白効果が期待できます。

柿はカリウムも豊富に含んでおり、利尿作用や水分代謝、むくみ防止に役立ちます。

抗酸化作用の高いポリフェノールも豊富なため、ぶどうの5倍のポリフェノールを含んでおり、活性酸素を除去してエイジングケア効果も期待できます。

抗酸化作用・血糖値の上昇を抑制するタンニンも豊富に含まれるため、美肌効果に加えダイエット効果もあります。

また寒くなってくると風邪やインフルエンザが流行ってきますが、柿は「秋の臓」といわれるほど肺・鼻・のどなどのトラブルを未然に防ぐ効果が高いといわれています。

栗にはカリウム・亜鉛・カロテン・ビタミンB群・葉酸・タンニン・食物繊維など、数多くの美容や健康に効果的な栄養素が含まれています。

亜鉛には成長ホルモンの分泌を助ける働きがありますが、現代人に不足しがちな栄養素といわれています。

亜鉛が不足すると髪の毛がパサついたり爪に亀裂が入りやすくなったりと、美容に大きく関わるので積極的に摂取したい栄養素の一つです。

カロテンには抗酸化作用がありアンチエイジングに効果的であり、ビタミンB群は代謝の働きを助けるため新陳代謝やダイエット効果が期待できます。

葉酸が不足すると貧血になりやすくなりため、栗は女性にとってとても重要な栄養素が詰まっているといえます。

梨の90%は水分でできており、みずみずしくておいしいフルーツの一つです。

水分の多い梨に栄養価が少ないように感じますが、実は梨には美容に効果的な栄養素がたくさん含まれています。

梨に含まれるアスパラギン酸には肌の新陳代謝を促進し、保湿効果があります。

また梨にシャリシャ感があるのは石細胞といわれる食物繊維であり、この食物繊維には血中コレステロール値を下げる作用があります。

またアスパラギン酸はスタミナアップ効果もあり、クエン酸、果糖などの相乗効果により疲労回復が期待されます。

風邪などで食欲のない時も、水分が多い梨はスタミナアップ効果や脱水を助ける働きがあるので、体調の悪い時でも積極的に取り入れたいフルーツです。

ぶどう

ぶどうには身体に吸収されやすいブドウ糖、果糖などの糖分が多く含まれており、疲労回復に効果的です。

ぶどうの糖分には脳の働きを活発にし、集中力を高める効果もあります。

またぶどうにはポリフェノールが豊富に含まれており、アンチエイジング効果が期待できます。

ポリフェノールの一種であり、ぶどうの色素成分「アントシアニン」には抗酸化作用、動脈硬化の予防、眼精疲労の解消などに効果的です。

そのほかにもタンニンと呼ばれるポリフェノールも含まれており、タンニンには渋み成分が豊富に含まれており、強い抗酸化作用、腸を刺激して引き締める収れん作用があり、これは腸だけでなく毛穴の引き締めにも役立ちます。

またタンニンにはメラニンを抑制させる効果があり、シミを防ぎ美白にも効果的です。

またぶどうには疲労回復・食欲増進・美肌効果のあるクエン酸も豊富に含まれています。

そのほか酒石酸といわれる酸味のある果物に多く含まれる有機酸が含まれており、腸内で悪玉菌が増殖するのを防ぎ、便秘による肌荒れを解消したり、大腸がんのリスクを軽減する効果があります。

レモン

酸味の高いレモンは夏のフルーツのように思われがちですが、実は秋が旬のフルーツです。

ハウス栽培のレモンの旬は6~9月ですが、露地栽培の旬は秋からよく春にかけてが旬なのです。

レモンには豊富なビタミンCが含まれており、免疫力アップ、コラーゲンの生成、抗酸化作用、自律神経を整える働きがあります。

またビタミンPと呼ばれるビタミンも豊富に含まれており、血行促進、免疫力アップに効果的です。

そのほかにもレモンに含まれるクエン酸には疲労回復効果があり、リモネンにはストレスを緩和させる効果があります。

キウイ

日本で流通しているキウイは国産物と輸入物の時期が入れ替わるように出回るため、一年を通して手に入れる事ができます。

国内品種のレッドキウイ、アップルキウイの旬は9月下旬から12月であるため、国産のキウイは秋が旬のフルーツです。

国産のキウイは希少価値があり、少し高めの値段になっています。

キウイには免疫力を高める効果やコラーゲンの生成、抗酸化作用の高いビタミンCが豊富に含まれており、そのほかにもタンパク質分解酵素の「アクチニアジン」は消化の促進を促す効果があります。

りんご

りんごの旬は冬のイメージがあるかもしれませんが、品種によって異なり、アメリカ原産の「紅玉」や「シナノゴールド」「シナノスイート」などは10月から旬が始まります。

リンゴには抗酸化作用の高いポリフェノール、血糖値の上昇を抑え、お通じの改善を促す食物繊維の「ペクチン」が豊富に含まれています。

まとめ

秋が旬のフルーツには抗酸化作用の高いポリフェノール、整腸作用・血糖値のコントロールをしてくれる食物繊維ペクチン、コラーゲンの生成を助け美容効果の期待できるビタミンCが豊富なフルーツが旬を迎えます。

化粧品などで美肌効果やエイジングケアをするのもいいですが、値段もリーズナブルになる旬のフルーツを取り入れ夏の疲れを取り除き、冬に向けて代謝の高い身体を手に入れるのも一つの美容法なのでぜひ積極的に食事に取り入れてみてくださいね!

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