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あなたの腎臓は健康?セルフチェックと腎臓機能アップ方法について

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前回の記事「腎臓の美容の関係とは?腎臓の働きと美容への影響について徹底解説 」で腎臓と美容の関係について解説しました。

腎臓は水分代謝や血液の生成に大きく関係する器官ですが、肝臓と同様、腎臓の働きは血液検査などでは見つかりづらく「病院で異常が見つかった時には手の施しようがなかった……」なんてことも。

腎臓は健康だけでなく、美容にも影響をもたらす器官です。

今回は自分の腎臓が元気に働いているかの知る簡単な方法や、腎臓を正常に働かせる方法について詳しく解説していきます。

あなたの腎臓は大丈夫?

腎臓病は『サイレントキラー』といわれるほど、自覚症状や早期発見が難しいといわれています。

「なんとなく疲労がとれない」「調子が悪い」というのは、腎臓が十分に機能していない可能性があります。

あなたの肝臓が正常に働いているかどうか、以下の項目で知ることができます。

□身体がだるい、疲れやすい
□むくみやすい(特に起床時に目の周りがむくむ)
□肌が乾燥しやすい
□水分摂取量に比べて、トイレの回数が多い/少ない
□虫歯になりやすい
□髪の毛にツヤやハリがない/抜け毛・薄毛が気になる
□家族に糖尿病・高血圧の人がいる
□腰痛・吐き気・肌荒れが気になる
□車に酔いやすい
□尿の色が濃く、泡立つ
□顔色が黄色っぽい
□肌の黒ずみが気になる

これらの症状や体質である場合、もともと腎臓の機能が弱かったり、腎臓が弱っている可能性があります。

腎臓は、腎臓の本来の機能の3割も働いていれば、病気として見つかりにくく、異常が出ない場合もあります。

また血液検査や人間ドックなどで異常がなかったとしても、今後腎臓に異常が出てくる場合があります。

腎臓には肝臓のように、自ら自分の細胞を作る能力がないため、腎臓が機能しなくなると一生人工透析をしなければならない可能性も出てきます。

人工透析は一度始めると一生続ける必要があり、人工透析を週に3回ほど、1回で4時間ほどかかるため、人工透析のために仕事を辞めてしまったという人もいるほどです。

腎臓をケアする方法

医師の中には「腎臓が寿命を決める」という人がいるほど、心臓や脳と同じように、ヒトの身体にとって重要な臓器です。

腎臓の機能が低下すると、むくみや肌荒れや疲労など、健康面だけでなく、美容面にも大きく影響します。

美容のためにも、腎臓にはずっと元気に働き続けてほしいものです。

では、どのようにして腎臓をケアすればいいのでしょうか。

睡眠

美容や健康のために睡眠は重要であるということは、皆さんご存じの事実かと思います。

寝る前にスマホやパソコンを見ない、照明を暗くし寝る前2時間は飲食を控え、できれば6・7時間程度の睡眠時間を確保するということは、美容や健康にとってとても大切です。

もちろん、腎臓にとっても睡眠は重要です。

腎臓は心臓や脳と同じように、24時間休まず働き続ける臓器です。

腎臓は老廃物をろ過するために、昼夜問わず働き続けています。

例えば胃であれば、食事をしていない時には休めることができます。

しかし腎臓は、身体の中に老廃物をため込むわけにいかないので、休めることが難しい臓器といわれています。

そんな腎臓にも、唯一活動代謝を低下させる時間帯が、睡眠時です。

特に時間帯としては、深夜0~2時がもっとも腎臓が休まる時間といわれています。

この時間に働いていたり起きている人は、腎臓を休ませることが難しく、むくみや肌荒れ、だるさや疲労が取れないなどの症状が現れます。

腎臓を休めるためにも、できれば深夜0時なる前に就寝するのが望ましいのです。

食事

腎臓は身体の老廃物をろ過する役割がありますが、日常生活の中で特に腎臓への負担がかかる原因は、タンパク質と塩分です。

炭水化物や脂質は尿などによって排出されるため、実は老廃物がほどんどありません。

一方、タンパク質は尿素・窒素、尿酸など、人体に害を及ぼす老廃物が残ってしまいます。

腎臓にはこの老廃物を無毒化する働きがあり、タンパク質の多い食事は腎臓に負担をかけることになります。

また、塩分の多い食事を摂取すると、血中の塩化ナトリウムの濃度が高くなり、腎臓が必要以上の塩分を排出しようと腎臓を酷使します。

つまり塩分の摂りすぎは、腎臓に負担をかけることになります。

タンパク質というと、肉や魚、豆腐などをイメージするかもしれませんが、米やパン、野菜やフルーツにもタンパク質が意外と多く含まれているものです。

タンパク質を摂取するのであれば、卵や肉などの良質なたんぱく質を摂取するように心がけます。

外食やジャンクフード、濃い味付けや醤油、みそ、ソースなどの調味料が好きな人は気を付けたほうがいいかもしれません。

また腎臓の働きを良くする食べ物には、クルミ、松の実、栗などの木の実は腎臓の働きを助けます。

セロリや黒豆もオススメです。

しかし腎臓にいいからと食べ過ぎると身体が火照ったり、腹痛を起こすこともあるので、適量をバランスよく摂るということが大切です。

運動

運動不足は美容や健康に大きな影響を与えますが、運動のし過ぎも注意が必要です。

20年ほど前は、腎臓病になったら「安静第一」が常識でした。

腎臓が悪い人が運動をすると、たんぱく尿が出ます。

たんぱく尿が出るということは、腎臓が疲労し、たんぱく尿自体が腎臓の負担になるため、運動は厳禁と考えられていました。

しかし、最近の研究で適度な運動は腎臓の薬と同等の効果があるということが明らかになっています。

もちろん、過度の運動をしている人は身体を休めてあげることが必要であり、運動を全くしていない人は適度な運動を取り入れると、腎臓の機能を高めるのに効果的です。

疲労は腎臓の働きを悪くするため、休息も大切です。

疲れたら休む、滞りそうなら循環のために動くということを、自分のペースを見ながら取り入れることができると、自分自身の身体を上手に付き合っていくことができます。

その他、腎臓のためにできる事

生活習慣や食生活を見直そうと思っても、なかなか仕事や付き合いなどでできないという人も多いと思います。

腎臓は、冷えに最も弱い臓器といわれています。

忙しくて食生活や運動習慣を取り入れるのが難しいという人は、入浴や足湯、白湯を飲んだり、腎臓の近くをカイロで温めたりすることも、腎臓ケアに繋がります。

また腎臓・肝臓を温めることにより代謝が30%も上がるといわれており、ダイエットにも効果的です。

じんわりと温めるのがポイントです。

また足の裏の真ん中辺りには、腎臓に関わるツボがあり、そこを軽く押して刺激することにより、弱った腎臓の働きを助け、身体がスーッとするのを実感することができます。

まとめ

むくみや老廃物のろ過に関わる腎臓は、美容にも大きく関係しています。

チェックリストを活用し、自身の腎臓が健康かどうか、チェックしてみてください。

腎臓は適度な運動や身体を温めること、十分な睡眠によって機能を回復させることができるので、むくみや顔色、薄毛や抜け毛が気になる人は、試してみてください。

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