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美容クリニックの医療事務として働く!メリット・デメリットとは?

この記事は約6分で読めます。

前回「美容クリニックの医療事務として働きたい!仕事内容を徹底解説!」で美容クリニックの医療事務の仕事内容について解説してきました。

人気の高い美容クリニックの医療事務の仕事ですが、憧れだけで美容クリニックに就職してしまうと、理想と現実のギャップを感じやすく早期退職の原因となってしまいます。

そのため、美容クリニックの医療事務として働くメリット・デメリットをしっかりと理解しておく必要があります。

美容クリニックの医療事務として働く、メリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

美容クリニックへの転職を考えている人は、参考にしてみてください。

美容クリニックの医療事務として働くメリット

施術・化粧品の社割

美容クリニックの医療事務員として働く場合、スタッフに対する施術は基本的に院内研修として無料でおこなわれることが多いのが最大のメリットです。

職場にもよりますが、無料ではなくても施術練習として社割価格で受けることができます。

またクリニックで取り扱うメディカルコスメを社割で購入できることも、大きなポイントです。

話題のどくくたーずコスメ、ボディケア、ヒアルロン酸や美容点滴、美容外科であればプチ整形など、普段手の出ない高額なコスメや施術に挑戦できるのは、美容クリニックの医療事務ではのメリットです。

さらにクリニックによっては、補助金制度がある場合もあります。

美容業界の中でも高収入・残業少なめ

美容クリニックでおこなわれる施術の多くが、高額な場合が多いです。

そのため利益率が高く、従業員のお給料も高水準です。

月収25~30万円ということも珍しありません。

クリニックにもよりますが、個人のノルマがなくクリニック全体のインセンティブを設けているところ、個人のインセンティブを設けているところもあります。

自分のカウンセリングなどで契約が取れた場合、給与に上乗せして歩合をもらうことができます。

美容部員やエステティシャンなど、資格がなくても働ける美容系の仕事は初任給が安く、ブラックといわれがちですが、美容クリニックは基本給だけでも高待遇な場合が多いです。

他の美容業界の仕事では、個人のノルマを達成してやっと月収20万円になった、ということも珍しくありません。

また美容クリニックでは基本的に予約制でおこなわれるため、お客様も決まった時間に来られ一般病棟のように急患などの対応も少ないため、比較的残業が少なく、プライベートを充実させたいという人にもオススメです。

最先端の美容知識が身に付く

美容クリニックで働くには、最先端の美容医療の知識が必要です。

新人研修では美容知識の基礎、クリニックでおこなわれる施術の内容や治療法など、美容の知識と医療知識をしっかりと学ぶことができます。

美容の知識が豊富になるため、セルフケアにも力が入るようになります。

さらにご来院されるお客様は美意識の高い方ばかりなので、自身の美意識も高くなります。

ハイレベルな接客スキルやマナーが身に付く

美容クリニックの施術は高額であることが多く、お客様は比較的裕福な人が多いです。

また容姿にコンプレックスを抱えていたり美意識が高いなど、繊細なお客様が多いのが美容クリニックに来られるお客様の特徴です。

そのため美容クリニックでは、接客やマナーの教育を徹底しているクリニックがほとんどです。

言葉遣いや表情の作り方、声掛けのタイミングや所作など、高水準の接客スキルを学ぶことができ、身に付けることができます。

医療事務未経験でも働きやすい

受付業務や会計、クラーク業務などは他の一般病棟などの医療事務の仕事と大きく変わりません。

しかし美容クリニックの場合、診察はほとんどが保険適応外の自由診療となるため、レセプト業務がありません。

レセプト業務の経験のない人や、知識のない未経験の人でも、美容クリニックの医療事務は比較的仕事を始めやすいといえます。

美容クリニックの医療事務のデメリット

土日・祝日の休みが取りずらい

美容クリニックは完全予約制のクリニックが多く、営業終了間際の駆け込み受診なども少なく、急な残業なども比較的少ないところが多いですが、ゴールデンウイークやお盆、年末年始などが繁忙期となります。

そのため世間一般の長期休暇シーズンにまとまった休みが取りずらい、というデメリットがあります。

また土日祝も施術を行っている美容クリニックがほとんどであり、暦通りの休暇が取りにくくなります。

しかし休日制度の整っているクリニックも多くあります。

個人経営のクリニックであれば、土日祝を定休日としているクリニックもあります。

休みにこだわりがあるのであれば、応募求人をしっかりと確認する必要があります。

施術練習で失敗しても自己責任

美容クリニックで働くにあたり、施術が無料や社割価格で受けることができるのはメリットですが、医療事務スタッフはお客様ではないため、契約書などの文書の取り交わしがない場合がほとんどです。

そのため施術の失敗や肌トラブルなどが起こったとしても保証がなく、自己責任となってしまいます。

研修が大変

どんな仕事も働き始めは大変ですが、美容クリニックの医療事務として働く場合、美容・医療の知識をしっかりと身に付ける必要があります。

覚えなければならない知識が膨大なため、自宅学習や復習・予習が必要という場合が多いです。

研修制度の充実しているクリニックがほとんどですが、相当な努力が必要であることは覚えておかなければなりません。

未経験で不安があるのであれば、研修制度がしっかりと整っている美容クリニックを選ぶようにします。

3~6カ月程度の研修を行っているクリニック、先輩がマンツーマン指導をしてくれる、自宅学習用のテキストが用意されている、研修終了後も定期的な実習などがあるクリニックであれば、安心です。

求められる接客レベルが高い

美容クリニックの施術メニューは、基本的に高額な施術になります。

高額な料金を払っている分、施術やサービスにこだわりのあるお客様が多くおられます。

中途半端な接客や対応や接客をしていると、クレームにつながる可能性もあります。

また美容クリニックの医療事務は、クレーム対応も多くあります。

クレーム対応などでメンタルがやられてしまう方は、気を付ける必要があります。

女性の多い職場・医療現場ならではの人間関係

美容クリニックで働く多くの人は、医師や看護師など、医療資格を持つ人がほとんどです。

美容クリニックの医療事務であれば特別な資格は必要ありませんが、資格のない医療事務がお客様の要望を伺い、担当の医師や看護師に正確に伝えなければなりません。

仕事に慣れてきたら、カウンセリング業務を担当することもあります。

その後医師が診察し、看護師の補助のもと施術を行います。

チームワークの悪いクリニックであれば、患者様と医療従事者、医師と看護師の板挟みになることもあり得ます。

仕事に慣れないうちは、立場の違いに悩むことも多くあります。

全国展開をしている大きな美容クリニックであれば、派閥があるなんてこともあるようです。

また女性が多い職場であることが多く、お客様も女性のお客様が多いです。

女性同士のいざこざなど、医療現場ならではの人間関係に疲れてしまうという人もいます。

しかしすべての美容クリニックが人間関係が悪いという訳ではありません。

医療資格がある・ないに関わらず、お客様の満足を第一にサポートしあえる職場も多くあります。

面接時に職場の雰囲気を見たり、実際に働きたい美容クリニックにお客さんとして見学に行ってみるのもオススメです。

まとめ

今回は美容クリニックの医療事務として働くメリット・デメリットについて解説しました。

華やかに見える美容クリニックでの仕事ですが、美容や医療についての知識が求められます。

入社後も日々新しくなる情報をアップデートするために、常に努力が求められる仕事です。

一般の医療事務に比べると未経験でも採用されやすいため、興味のある人は参考にしてみてください。

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