美容業界の求人をお探しの方は美容bizへ。詳しくはこちら!

予防美容としてできるホームケアは?悩み別にケア方法を徹底解説!

この記事は約6分で読めます。

以前、美容bizでは予防美容について「美容業界で注目の集まる『予防美容』とは?注目すべき点について解説」で解説してきました。

予防美容とは、年齢がと共に目立ちだすエイジングサインを予め対策を取り、老化を遅らせるというコンセプトの美容法です。

10代、20代の若いうちから取り入れていこことで、10年後の見た目年齢に違いができてきます。

今回は、美容予防として意識したい肌トラブル、スキンケアとして家庭でできる注意点などについて解説していきます。

以前に美容クリニックでおこなえる施術について解説しましたが、もっと手軽に、ホームケアを頑張りたいという人は参考にしてみてください。

予防美容としての化粧品

ドラッグストアやデパートなど、様々なエイジングケア化粧品が並んでいます。

これらは予防美容として効果的ですが、そもそもエイジングケア化粧品にできるのは年齢肌の予防だけなのです。

保湿による乾燥対策、肌のキメを整えたり、肌のハリやツヤを出すことはできますが、肌の酸化や糖化によって肌の老化が進んでしまった肌を改善することはできません。

深いほうれい線、シワ、たるみは、一般的なエイジングケア化粧品では改善することができません。

あくまでこれらのエイジングサインを、予防することしかできないのです。

予防美容として、スキンケアで重要なのは『保湿』『紫外線対策』『清潔』の3つです。

これらはエイジングケアとしての基本であり、肌のどんな悩みも、この3つを正しくおこなうことが、予防美容の基本となります。

特に気を付けたいエイジングサイン

予防美容として、保湿・紫外線対策・清潔というのが重要であることは前述しましたが、これらを怠ると様々なエイジングサインが出やすくなってしまいます。

エイジングケアに関するアンケートでは、『たるみ』『ほうれい線』『シミ』『毛穴』『乾燥』に悩みを持っている人が多くいました。

これらを改善・予防するための具体的な方法について、ここからは解説していきます。

たるみ

肌がたるんでしまう原因は、肌の弾力・筋力の低下、皮下脂肪の肥大化や衰え、姿勢の影響などがあげられます。

たるみの目立ちやすい顔のパーツとして、おでこ、こめかみ、まぶた、目の下、頬の外側やフェイスライン、口角のわきやあごの下、首などが目立ちやすいです。

これらはエイジングケアの化粧品では改善できないことがほとんどであり、日常生活の中で予防していくことが大切です。

皮下脂肪が原因となるたるみは、年齢と共に代謝機能が衰え、肥大化することが原因で起こります。

そして重力に逆らうことができなくなり、下に垂れ下がってしまうことが原因で起こります。

また姿勢が悪いとたるみやすくなるのは、顔の表情筋や頭、首と繋がっており、全身へと繋がっています。

そのため、身体のバランスや姿勢が顔の年齢に影響を与えてしまいます。

最近では長時間にわたるパソコンやスマホの使用によって姿勢が悪くなり、たるみの原因となってしまいます。

姿勢が悪いと若くてもたるみが起こる原因となるため、身体全体の姿勢を正すことが大切です。

たるみの改善方法として、かっさや表情筋のトレーニング、美顔器やウオーキングなどがオススメです。

またたるみは食生活に大きく関係しており、タンパク質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂ることが大切であり、足りない栄養素はサプリメントなどを上手に活用して食生活に気を付けることが大切です。

これらのケア一つだけでたるみが予防できるわけではないので、これらを上手に組み合わせ、予防美容に取り組むことが重要です。

ほうれい線

ほうれい線は鼻唇溝付近がたるむことが原因で起こるため、顔のたるみが原因で起こります。

特にほうれい線は、紫外線対策をしっかりとおこなうことで予防美容をすることができます。

ほうれい線ができる原因として、真皮の衰えが原因の一つとなっています。

加齢や紫外線によって真皮のコラーゲンやエラスチンが減少し、肌のハリが失われるとほうれい線の原因となります。

また他のたるみと同様、表情筋を鍛えることによって予防することができます。

スキンケアとして有効なのが、『ナールスゲン』『ネオダーミル』などのコラーゲンやエラスチンに作用する成分の配合されたスキンケアを使用することにより、予防することができます。

ほうれい線は顔のたるみによって引き起こされるため、たるみケアと同様、食生活や生活習慣など、様々な方面からのアプローチが重要です。

毛穴

毛穴悩みと一言にいっても、さまざまなものがありますが、代表的な悩みと言えば皮脂の詰まりによる「毛穴の黒ずみ」があげられます。

特に毛穴の黒ずみに悩むのは10代、20代の若い世代であることが多いのが特徴です。

毛穴の大きさには生まれつきの個人差があり、皮脂腺の大きい人はアイリ―肌であり毛穴が大きく、毛穴が目立ちやすくなります。

遺伝によって、もとの穴の大きさは変えることができません。

しかし皮脂詰まり以外にも、乾燥や紫外線、老化など、様々な原因によって毛穴が目立ちます。

年齢と共に毛穴が黒ずんでいなくても、毛穴の開きやたるみが気になる人も多くいます。

30代を超えると、毛穴がたるんで見えることがあり、これは肌の老化によって引き起こされます。

毛穴が目立つ原因によって毛穴ケアの対策は異なりますが、黒ずみ、開き、たるみなど、どの毛穴悩みにも共通しているのが、ケアとして大切なのは①保湿、②紫外線対策、③毛穴汚れを落として清潔に保つ、ということです。

毛穴の汚れを落として清潔に保つためには、クレンジングや洗顔が重要になってきます。

肌が脂っぽく、古い皮脂が詰まり角栓になっている場合であれば、酵素洗顔を使用して取り除くのもオススメです。

保湿成分としては、セラミドが配合されているものがオススメですが、特にヒト型セラミドが配合されているものが特にオススメです。

毛穴の目立ちや悩みは遺伝や年代、スキンケアや老化など、原因は様々ですが、保湿、紫外線対策、毛穴の清潔を保つということが毛穴ケアのカギとなります。

シミ

シミの一番の原因は紫外線であり、最も重要なシミ対策は紫外線を極力カットすることです。

紫外線は夏だけ気を付ければいいと思っている人も多いと思いますが、紫外線は年中降り注いでいるため、冬場も紫外線対策をしっかりとおこなうことが大切です。

シミを予防するために効果的な栄養素としては、βカロテン、ビタミンC、ビタミンEを摂取するのが効果的です。

化粧水は、ビタミンC誘導体配合の化粧水がオススメです。

乾燥

年齢と共に肌に水分を取りこんでおける量が少なくなり、乾燥肌になる人も多くいます。

乾燥肌対策としての予防美容も、基本は保湿、紫外線対策、清潔を保つの3つになります。

顔のパーツヤ年齢によって肌の特徴が異なりますが、乾燥肌の予防美容には、食生活によっても防ぐことができます。

積極的に取り入れたい食材として、納豆、パプリカ、アボカド、山芋、イワシやアジなどの青魚がオススメです。

また豆乳や青汁、生姜湯なども乾燥肌に効果があります。

反対に、塩分の多い食べ物は肌から水分を奪ってしまうため、注意が必要です。

活性酸素を発生させる食べ物も、肌の乾燥を引き起こしてしまいます。

冷たい飲み物も身体を冷やし乾燥を悪化させてしまうため、避けることをオススメします。

エアコンによる空気の乾燥やお風呂の入り方にも注意が必要であり、静電気を防ぐことも、乾燥予防に役立ちます。

まとめ

今回は、予防美容として気を付けたいエイジングサインや、ホームケアでできるその対処法について解説しました。

予防美容の基本は、『保湿』『紫外線対策』『清潔』がキーワードとなっています。

次回は予防美容として、生活習慣として気を付けるべき点について解説していきます。

タイトルとURLをコピーしました