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美容カウンセラーの仕事とは?受付との違いや向いている人について

この記事は約7分で読めます。

以前、美容bizでは、美容クリニックで働く看護師、美容クリニックの医療事務として働く方法について解説してきました。

この他にも、美容クリニックには専門資格を持たなくても働ける『美容カウンセラー』という職業があります。

今回は、美容カウンセラーとはどのような仕事なのか、向いている人はどんな人なのかということについて解説していきます。

また、美容クリニックの受付や医療事務との違いについても解説します。

美容クリニックで働きたい方、美容クリニックカウンセラーの仕事に興味のある方は参考にしてみてくださいね!

美容カウンセラーという職業

美容カウンセラーとは、美容クリニックにご来店されたお客様・患者様に対して悩みを聞き出し、その悩みに対して治療内容を提案していく仕事です。

華やかに見える美容クリニックでの仕事ですが、実はハードでやることが多くあります。

具体的には、施術内容の説明や確認、金額や支払方法の確認や相談などがあり、お客様に安心・納得して施術を受けてもらうのが主な仕事です。

美容カウンセラーは美容クリニックの顔であり、基本的なビジネスマナーが求められます。

他の医療事務などの仕事に比べて専門資格なども求められないため、比較的未経験でも働きやすい仕事ですが、入社してから覚えることや勉強すべきことが多いのが特徴です。

お客様のコンプレックスや悩みに対して、専門知識を用いてわかりやすく説明する能力が求められます。

お客様にわかりやすく施術方法や費用、リスクなどを説明し、術後のアドバイスなどをおこなう場合もあります。

美容外科のカウンセラーであれば100万円を超える施術になる場合もあるため、不動産や車の営業と同じように営業力が求められることも。

そのため、クリニックによっては営業職として採用される場合もあるようです。

受付や医療事務との違い

美容クリニックの求人には『受付』や『医療事務』などという仕事とは別に『美容カウンセラー』『受付カウンセラー』と表記されている場合もあります。

美容カウンセラーの仕事は、美容クリニックの受付や美容クリニックの医療事務とはどのように違いがあるのでしょうか。

受付の求人では、電話やメール対応、カルテ整理や請求書・明細書の発行、会計業務、お客様のお出迎え・お見送り、清掃作業などがあります。

受付カウンセラーの場合、上記の業務にプラスしてカウンセリング業務を行うことになります。

その分受付カウンセラーは業務内容が増えるため、基本給が高くなることが多いです。

美容カウンセラーの場合にはカウンセリング業務のみをおこなうクリニックもあるので、応募の際によく確認することが重要です。

「受付の仕事や医療事務の仕事を希望して入社したのに売上ノルマや業務内容が思っていたのと違う」という場合もあるため、求人票の仕事内容はしっかりと確認し、チェックするようにしましょう。

美容カウンセラーの仕事は多くの業務内容がありますが、一番重要なのはお客様とドクターとの橋渡し役です。

お客様の悩みや施術後の理想の姿を正しく聞き出し、ドクターに正確にわかりやすく伝えることが求められます。

美容カウンセラーがいるからこそ、お客様が満足のいく施術を受けることができるのです。

美容業界で働きたい人には特にオススメ

美容カウンセラーの仕事は、美容業界に働きたい方にオススメの仕事です。

新卒で化粧品業界へのビューティアドバイザーは特に女性にとって人気の職業となっていますが、美容カウンセラーの仕事も検討してみてはいかがでしょうか。

美容クリニックは化粧品業界と違い、基本的にはサービスを扱う業界です。

そのため、化粧品業界や他の美容業界の職種と比べても収益性が高く、高待遇の職場が多いからです。

また、美容クリニックの数や需要も増えてきており、国内だけでなく海外からも日本の美容クリニックの評価は高く、今後もさらに需要が伸びていくことが予想されます。

美容業界で高待遇で働きたい、化粧品会社のビューティアドバイザーの採用倍率が高くて挫折しそうな人でも、オススメの職業となっています。

美容カウンセラーの仕事内容

ここからは、美容カウンセラーの主な仕事内容について紹介していきます。

受付カウンセラーとして求人が出ている場合には、受付業務に以下の業務が加えられると思っておくとわかりやすいと思います。

治療内容の確認

美容カウンセラーの仕事は、施術前の事前カウンセリングをおこなう事も仕事内容の一つです。

電話やメールでの受付で要望を聞く場合もありますが、来店後にカウンセリングをおこなう場合もあります。

事前カウンセリングでは、お客様の抱える問題や悩みに対し、専門的な知識をわかりやすく説明します。

お客さんの理想を的確に引き出すためには、傾聴力の高い人、相手の気持ちに寄り添うことができる人が向いています。

お客様の悩みにしっかりと耳を傾け、施術後の理想の姿を明確にする必要があります。

治療内容の説明

事前カウンセリングでお客様の望む施術が理解出来たら、実際に行う施術方法や費用、症例などについて説明します。

どのような方法で、リスクや副作用、ダウンタイムや費用など、施術に関しての説明をわかりやすく伝えることが重要です。

また、お客様の希望や症状、どのような治療法を提案したのかなどを、ドクターや看護師に説明し伝えます。

お客様が望んでいても、医学的観点から治療をおこなえなかったり、施術が難しい場合もあります。

そのため、最終的な施術の判断はドクターとお客様との間のカウンセリングで決まります。

美容カウンセラーに向いている人とは?

美容カウンセラー特有の仕事内容が分かったところで、美容カウンセラーに向いている人について紹介していきます。

どのような仕事でも同じですが、職業には向き・不向きがあります。

美容カウンセラーの仕事に興味を持った人は、ぜひ参考にしてみてください。

慎重な人

美容カウンセラーの仕事では、慎重さが求められます。

美容クリニックは医療機関であり、一般企業よりもちょっとしたミスが命に関わることもあります。

ドクターや看護師が慎重さを求められるのと同時に、美容カウンセラーにも高い信頼性や安全性が求められられます。

お客様のプライバシー、大幅な予算を超える提案など、慎重で丁寧に業務やカウンセリングをおこなう必要があります。

そのため、美容カウンセラーを目指す人には慎重さが求められます。

共感力・傾聴力のある人

美容カウンセラーは、共感力や人の話を正しく聞き理解できる能力が求められます。

美容カウンセラーの主な業務はカウンセリングです。

美容クリニックに来られるお客様は、キレイになりたいという思いや見た目のコンプレックスを抱えてご来院されます。

お客様の悩みに共感し、悩みを解決できる施術を提案し、クロージングまでおこなうことが求められます。

提案した施術内容が要望とずれている、予算とあまりにもかけ離れていると、カウンセリングのみで終わってしまう場合もあります。

美容カウンセラーの仕事では、どのくらいの予算で、どのようなコンプレックスがあり、理想の仕上がりがどのようなものかを聞き出す能力が必要です。

お客様の悩みに共感できる、相手の話を正しく理解して聞き出すことができる人は、美容カウンセラーの仕事が向いているといえます。

コミュニケーション能力のある人

美容カウンセラーという職業は、主に事前カウンセリングをおこなう仕事です。

お客様の本当になりたい姿や困っていることを聞き出すために、相手のことを理解し、知る必要があります。

相手のことを知ることができればできるほど、お客様が満足のできる施術の提案をすることができます。

お客様の最初のカウンセリングをおこなうのは、医師ではなく美容カウンセラーとなるため、美容クリニックの顔といえるほど重要な仕事です。

お客様とのコミュニケーションを取り、信頼関係を作ることが求められます。

また、患者様とのコミュニケーションとはもちろん、ドクターや看護師ともコミュニケーションを取る必要があります。

お客様にわかりやすく施術内容を伝える能力、ドクターと患者様を円滑につなぐコミュニケーション能力が求められます。

美容カウンセラーは、お客様ともドクターや看護師とも円滑にコミュニケーションを取り、上手に橋渡しする能力が求められます。

美容が好きな人

美容カウンセラーの仕事は、入社してからたくさんの美容施術について学ばなければなりません。

施術の名前やマシンの特徴など覚えなければならないことが多く、美容に興味のない人では勉強するのが苦痛になってしまうでしょう。

また、一度知識を付けて終わりではなく、新しい商品や施術を勉強し続けることが必要です。

美容に興味があれば、楽しみながら仕事をおこなうことができます。

まとめ

今回は、美容クリニックで働く美容カウンセラーという仕事について詳しく解説しました。

美容カウンセラーになるには特別な資格はいりませんが、事前カウンセリングをおこなうことが主な仕事です。

高額な施術になることも多く、慎重さやコミュニケーション能力が求められる仕事であるといえます。

美容クリニックでの医療事務や受付業務のみを行いたいと思って応募した人にとっては、イメージということになりかねません。

美容カウンセラーという仕事に興味がある人は、求人票をしっかりと確認してみてくださいね!

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