「ネイルサロンに行ったことがないけど、キレイな爪に憧れる」
という方も多いのではないでしょうか。
ネイルサロンに行ったことがない方が、初めてネイルサロンに行くのは不安になって当然です。
なぜなら、ネイルサロンのメニューには複雑なカタカナ表記が多かったり、メニュー表記や料金の表示の仕方がサロンによって違ったりするからです。
でも大丈夫!誰でも初めての経験をするのは不安になるものです。
今回は、ネイルサロンでポピュラーなメニュー「ジェルネイル」を受ける流れについて紹介していきます。
また、初心者がわかりにくい専門用語や注意点についてもわかりやすく説明しています。
ネイルサロンに行きたいけど不安という人は、本記事を参考にしてみてください。
ネイルサロンでの流れ
基本的なネイルサロンの流れは、以下の通りです。
現在では数多くのネイルサロンがあります。
個室でおこなっているネイルサロンは、料金が高く接客が丁寧という特徴があります。
反対に、何人ものネイリストが同時にネイルをおこなっているサロンでは料金が安く回転率がいいという特徴があります。
大手ネイルサロンになると安くて回転率がいいネイルサロンが多いですが、流れ作業のようにネイルをおこなうネイリストが多く、接客はあまり期待できません。
また、事前に支払方法が現金のみなのか、クレジットや電子マネーが使えるかどうかも確認しておきましょう。
サロンによっては子連れOK、駐車場完備のサロンもあるので、気になることは問い合わせてみてください。
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予約
まずはネイルサロンに予約を入れます。
「飛び込みOK」のサロンもありますが、ネイルサロン初心者は事前に予約を入れてから行くのがオススメです。
予約は予約サイトやInstagram、LINE、ホームページ、電話などでおこないます。
ネイルにかかる時間は、シンプルなデザインで1時間~1時間半、凝ったデザインのものになると2~2時間半ほどかかると思っておきましょう。
「ネイルサロンに行く前に、自分で手入れしていかないといけないの?」と思う人もいるかもしれませんが、特別なケアをする必要はありません。
爪を短く切りすぎたり自分で間違ったケアをしていくと、施術が難しくなる場合があるからです。
ハンドクリームやオイルなどを塗らず、ある程度爪が伸びた状態で行くのがベストです。
爪が折れてしまっている場合でも、絆創膏を巻いてそのまま行くようにします。
しかし、マニキュアを塗っている場合は落としてから行くのがオススメです。
ネイルサロンによってはセルフネイルを落とすのに別途で料金を取られたり、思った以上に時間がかかったりする場合もあります。
セルフジェルの場合は自分で落とすと爪を痛めてしまうため、プロに任せるようにしましょう。
不安なことや仕上がりの希望について、わからないことや不安な点は何でも問い合わせてみてください。
当日は5分前くらいに着くように向かいます。無断キャンセルは絶対に避けてください。遅刻しそうな場合は早めに連絡しましょう。
サロンに迷惑がかかり、次回から施術をおこなってもらえない場合もあります。
マナーを守ってネイルを受けるようにします。
カウンセリング
ネイルサロンに着いたら、カウンセリングを受けます。
「会話が苦手」という場合には、カウンセリングシートに記入しましょう。
アレルギーの有無や好きな色、良く着る服装や好きなファッション、好みのデザインなどを聞かれます。
また、爪の状態もチェックしてもらえます。
爪や手先の悩みもカウンセリングで相談してみて下さい。
予算が決まっている、ネイル後に予定がある場合にはこの時に伝えましょう。
カウンセリングが終わったら、心配な人はこのタイミングでトイレに行っておきます。
施術が始まると爪にほこりや水分を付くと仕上がりが悪くなる場合があり、途中でトイレに行けない場合があります。
ネイルケア
ネイルケアとは、爪のお手入れのこと。
爪の形や長さを整え、甘皮を処理し、ジェルが馴染みやすいように表面を削ります。
爪の長さや形を整えることをファイリングといいます。サロンによって「ファイリング」「ファイル」「やすりかけ」など呼び方が違いますが、同じ意味です。
甘皮ケアでは、プッシャーという道具を使って甘皮を押し上げたりニッパーで甘皮を切って処理します。
こうすることでキレイな仕上がりになり、持ちが良くなります。
サロンによってはお湯で爪の周りの皮膚を柔らかくしささくれや角質のケアまで丁寧におこなってくれますが、別料金の場合もあるので事前に確認するのがオススメです。
ジェルが長持ちするように爪の表面に傷をつけることを、「サンディング」といいます。「バッファー」「バッフィング」ともいいます。サンディングで爪の表面をやすり余分な水分・油分・よごれを取り除きます。
汚れが付いているとネイルが浮きやすく持ちが悪くなるため、サンディング後は顔や髪の毛、ほこりなどを触らないようにしましょう。
爪が薄い・爪に傷をつけたくないという場合には、サンディング不要なパラジェルがオススメです。
施術
ネイルケアが終わったら、いよいよジェルネイルの開始です。
基本は、ジェルを塗ってライトで固めるという工程を繰り返します。
まずはベースジェルを塗りライトで固め、終わったらカラージェルをのせていきます。
カラージェルの後にアートを施します。アートの料金は施術の10~20%ほどが追加でかかります。
アートを固めたらトップジェルを塗り、残ったジェルを拭き取るワイプをおこないます。
施術中に爪に触れてしまうと、ヨレてしまったり仕上がりがデコボコになってしまう場合があります。
できれば携帯も触らないようにしましょう。
ワイプが終われば施術は完成です。
オイルケア
完成したネイルのアフターケアがオイルケアです。
仕上がりをチェックし、オイルで保湿します。
塗りムラや引っ掛かりがないか、ネイリストと一緒に確認していきます。気になる場合は直してもらいます。
最後に、手に着いた爪の粉をキレイにふき取って終わりです。
オイルケアでは、ハンドマッサージをおこなってくれるサロンもあります。
ジェルネイルを自分でオフするのは難しいため、施術が終わってから次回予約をして帰るのもオススメです。
ジェルネイルの持ちは3週間~1か月ほどであるため、この時期を目安に次回予約を入れます。
ネイル後のケア
ネイルサロンで爪をキレイにしてもらったら、できるだけ長く持たせたいですよね。
ネイル後のホームケアで、長持ちするかどうかが決まります。
ネイルがすぐに浮いたり剥がれたりする原因の一つは、水分・油分不足による保湿ケアを怠っていることにあります。
ネイルオイルやハンドクリームなどで、しっかりとホームケアしてください。
また、ジェルネイルの付け替えの時期を過ぎると爪とジェルの間に水分が溜まり、カビが生える「グリーンネイル」になってしまうことがあります。
ジェルが浮いてきた、施術から3~4週間経った場合には、無理にはがさずサロンでオフしてもらいましょう。セルフケアで剥がしてしまうとカビや爪を痛める原因となります。
ネイルサロンの注意点
初めてネイルサロンに行くにあたり、注意しなければならないことがあります。
時間には余裕を持って
ネイルサロンの施術時間は、シンプルなデザインで1時間、複雑なデザインになると3時間ほどかかることもあります。
また、セルフジェルのオフには30分~1時間、割れている爪の補強などは5~30分ほど時間を要します。
時間には余裕を持って施術を受けましょう。
時間内に終わらなかった場合、できる箇所だけアートをおこなうということもあり得ます。
サンプルと色味が違うことも
ネイルサロンの色味のサンプルは、透明か乳白色のネイルチップに色味を塗っている場合がほとんどです。
実際の爪の上に乗せているわけではないため、色味に若干違いがでます。
また、持ち込み画像やサンプル写真の光の加減で思っていた仕上がりと違うという場合もあります。
心配な場合は、事前にネイリストに確認してみてください。
頻繁に付け替えすぎない
毎回新しいデザインにしたいからと、頻繁にネイルサロンに行くのはオススメできません。
ネイルの施術は3~4間ほどに1回で十分です。
頻繁にデザインを変えてしまうと、何度も爪を削ることになるため爪が弱くもろくなってしまいます。
爪にトラブルがない場合を除いて、通いすぎないようにしましょう。
場合によっては断られることがある
以下の場合は施術を断られる場合があるので注意していください。
●HIVなどの感染症にかかっている
●爪が施術ができないほど薄い、傷んでいる
●抗がん剤を使用している
ネイル用語
ここでは、初心者がわかりにくいネイル用語について紹介していきます。
●シルク:テープや絹での爪の補強
●グルー:ノリでの爪の補強
●フィラー:粉や粒子による爪の補強
●フローター:爪に厚みを出す工程
まとめ
今回は、ネイルサロンに行ったことがないけど興味があるという人に向けて、ネイルサロンでの予約の取り方から施術の流れ、よくある疑問点について解説しました。
ネイルサロンについて理解できましたか?
本記事を参考に、ネイルサロンでの施術を楽しんでくださいね!