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セルライトはなぜできる?セルライトのできる原因と解消法について

この記事は約6分で読めます。

前回の記事『「セルライト」の正体とは?セルライトのできるメカニズムと種類 』でセルライトの種類や、セルライトのできるメカニズムについて解説してきました。

セルライトとは、肥大した脂肪細胞と代謝が悪くなり排出されなかった老廃物が、一緒に凝り固まったもののことを指します。

お尻、太もも、腰、二の腕、お腹周りなど、脂肪がつきやすい部分にできやすいのが特徴です。

できればセルライトができる前に、何とかしたいと思っている人も多いことと思います。

今回はセルライトができてしまう原因や、できてしまったセルライトを落とす方法について解説していきます。

セルライトができる原因

セルライトのできる原因として、どのようなことが原因となるのでしょうか。

食生活や運動習慣、加齢や遺伝など、様々な要因があります。

運動不足と食生活の乱れによる肥満

肥満はセルライトのできてしまう原因の一つです。

特に運動不足の場合、脂肪が増えるのと共に筋肉量が減って代謝も悪くなり、セルライトができやすくなってしまいます。

筋肉がないとリンパの流れや血流が悪くなり脂肪燃焼効率も下がるため、脂肪に老廃物が溜まりやすく、セルライトが付きやすくなります。

また高カロリー、脂質・糖質過多の食事、アルコールの過剰摂取もセルライトができやすくなります。

揚げ物や砂糖を大量に使用したお菓子などを多くとる人は、摂取カロリーが適切にエネルギーに変換されずセルライトになってしまいます。

アルコールの摂取も代謝の低下につながるため、セルライトのできる原因となります。

加齢・冷え・むくみによる老廃物の蓄積

年齢と共に筋肉の衰えや代謝が低下し老廃物が溜まりやすい身体になると、セルライトが発生しやすくなります。

皮膚にたるみを作り、さらに血管やリンパを圧迫してセルライトを生じさせます。

また身体の冷えやすくむくみやすいという体質の人は血行が悪い人が多く、脂肪燃焼効率が悪く、セルライトを増大・悪化させやすい傾向があります。

むくみはリンパの流れや血行が悪い場合に起こりやすく、この時身体は老廃物や水分をため込みやすくなっています。

特にデスクワークや販売員など、同じままの姿勢でいることの多い人はセルライトになりやすくなります。

遺伝的要因

遺伝や体質によって太りやすいという人も、脂肪が増えて血行が悪くなると老廃物の排出が上手くできず、セルライトができやすい体質の人もいます。

血行が悪い人、晩年冷え症、むくみやすい人は、特に注意が必要です。

ホルモンバランスの乱れ

妊娠・出産・更年期など、女性ホルモンのバランスが大きく変化したり、整理などの周期的なホルモンバランスの変化も、セルライトに関係があります。

またピルの服用により、ホルモンバランスが崩れることがあるため、セルライトの原因になることもあります。

寝不足・喫煙や不規則な生活

寝不足や不規則な生活も、自律神経の働きを阻害し、代謝機能が低下し、セルライトができやすい体質になってしまいます。

またタバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させ血液の流れを悪くします。

すると血行が悪くなり、セルライトのできる原因となってしまうことがあります。

できてしまったセルライトを落とす方法

できてしまったセルライトを自力で除去するには難しいといわれていますが、日常において何かできる事はないのでしょうか。

定期的な運動

運動不足はセルライトを肥大・増加させてしまう一つの原因です。

脂肪が燃焼されやすい身体を作るために、筋トレなどによって筋肉量を増やすことをオススメします。

また水泳やジョギングなどの有酸素運動をおこなうことによって体温を上げ、代謝を良くして余分な水分や老廃物を体外に排出させるというのも効果的です。

食生活の改善

セルライトを減らすには、正しい食生活も大切です。

脂質・糖質の摂りすぎは肥満に繋がり、肥満体質になると脂肪細胞が大きくなり、皮膚と脂肪細胞を繋ぐコラーゲン繊維も引っ張られます。

その分セルライトが目立ちやすくなってしまいます。

糖質・脂質の摂りすぎに注意し、栄養バランスの整った食生活を心がけることもセルライトケアに繋がります。

また過度の飲酒は代謝が下がり、むくみやすくなるため注意が必要です。

身体を温める

入浴にも運動と同じように、新陳代謝を上げる効果があります。

新陳代謝を上げるには、全身の血流を良くすることが大切です。

40度前後のお湯にゆっくり浸かり、20分を目安に入浴することをオススメします。

さらに湯船の中で気になる部分をマッサージするのもオススメです。

しかしブログやSNSでセルライトを自分で潰した方がいいと書いているのをよく目にしますが、実際にはどうなのでしょうか。

セルライトはただの脂肪ではなく脂肪と老廃物が絡み合ったものであり、単にマッサージするだけでは落ちないこともあります。

無理なマッサージは内出血を起こしアザになってしまうこともあるため、注意が必要です。

エステやクリニックに通う

いろいろ試したけどなかなかセルライトが落ちないという場合、専門家に頼るのも一つの手段です。

セルライト除去には、エステサロンやクリニックに頼るのもオススメです。

痩身エステには、セルライトに効果を発揮するメニューもあります。

以前に『話題の「エンダモロジー」とは?その効果とメリット・デメリット 』で紹介した『エンダモロジー』や『キャビテーション』には、脂肪細胞自体を減らすことが可能です。

キャビテーションには、セルライトになってしまった脂肪細胞を分解し、蓄積された老廃物と一緒に体外に排出されやすい状態にすることも可能です。

キャビテーションは超音波を当てた脂肪部分にだけ作用するため、太ももやお尻など、セルライトの気になる部分にだけ施術をすることもできます。

キャビテーションに合わせて痩身エステではマッサージをおこなうことも多く、脂肪細胞を老廃物と共に効率よく体外に排出しやすくすることができます。

一方クリニックでは専門医が医療機器を用いて脂肪吸引をしてセルライトを除去する手術を行うこともできます。

荷重に蓄積されたセルライトは脂肪吸引でないと落ちない場合もあるので、日ごろからセルライトの予防をしておくことも大切です。

まとめ

できてしまったセルライトをそのままにすると、「オレンジピールスキン」と呼ばれるほど目立ってしまいます。

セルライト自体に健康的害がないものの、見た目が悪くハリやツヤが失われるため、早めに対処したいものです。

セルライトができてしまう原因として、乱れた食生活や生活習慣、喫煙やストレス、運動不足をはじめ、遺伝的要因も含まれます。

入浴や定期的な運動、食習慣や生活習慣の見直しをおこない、セルライトのできにくい生活を送ることも大切です。

できてしまったセルライトを落とすには、エステによるエンダモロジーやキャビテーション、脂肪吸引などが効果的です。

しかしエステや美容医療ばかりに頼って生活習慣や食生活を正さなけければ、いずれセルライトとして戻ってしまいます。

体脂肪を減らし、代謝を上げるための生活習慣を改善するとともに、プロの手を借りることによって滑らかな美しい引き締まった身体や肌にすることができるのです。

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