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SNSで話題の人中短縮とは?美容医療でできる方法を徹底解説!

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コロナ禍の美容整形手術において、今年もっとも注目が集まったのが『人中短縮』です。

美容医療の中では施術件数はまだそう多くはありませんが、SNSで人中短縮とハッシュタグが入るだけで、かなり反響があるといわれています。

人中とは、鼻の下と唇までの溝の部分のことをいいますが、人中短縮とは鼻の下を短くするという手術です。

加工アプリで人中を短くする効果が人気を集めたり、長引くマスク生活により、需要が拡大している美容整形です。

人中を短くする方法には様々な方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

今回は、人中短縮の美容医療について詳しく解説していきます。

人中短縮とは?

人中の長さは、人によって生まれつき違います。

しかし、加齢とともに顔の筋肉が垂れ下がり、鼻の下の長さも伸びていきます。

スマホの写真加工アプリでは、目を大きくする加工、顔を小さくする加工と並んで、人中を短くすることがデフォルト設定になっているなど、顔のパーツにおいて、若くて可愛らしい顔に見せるために、美容において当たり前のように意識されている部分です。

加工後の顔に近づけるために、人中短縮を希望する人がここ数年で急激に増えています。

人中が短いほど顔に若々しい印象を与え、小顔効果もあるため、人中を短く見せるメイクもトレンドとなっています。

美容医療においても、鼻の下を短く見せるための様々な方法が人気となっています。

人中はただ単に短ければいいという訳ではなく、美しく見える黄金比があります。

一般的に人中の黄金比といわれる比率は、人中の長さ:下唇からあご先までの長さが1:2のバランスが美しいといわれており、美人女優といわれる人たちには、この黄金比である場合が多いです。

人中短縮とは、人中を美容医療によって短くし鼻と上唇の間を近づける施術です。

「上唇リフト」「リップリフト」とも呼ばれる施術です。

鼻と唇の間が長すぎるように感じる、老けた印象に見える、可愛らしい若々しい顔にしたいという場合にはオススメの施術ですが、バランスが重要であるため、人中を短くするだけで望む顔になるという訳ではありません。

かえって顔のバランスが悪くなり、顔全体の印象が悪くなってしまう場合もあるため、しっかりとカウンセリングを受けることが重要です。

人中短縮の美容医療施術

人中短縮というと、メスを入れる整形手術をイメージされる方が多いと思いますが、メスを使用する美容手術以外にもいくつか方法があります。

大事なのは、バランスよく人中を短くし美しい顔に整えるということです。

美容医療でおこなえる「人中短縮」の方法を、いくつか紹介していきます。

切開手術

人中を短くするのに、最も効果的な方法であるといわれているのが、切開しておこなう人中短縮手術です。

値段相場は、30万円程度です。

鼻と人中の境目を切り取り、人中を短くなるように縫い付けます。

切開による人中短縮手術の最大のメリットは、確実に人中を短くすることができるという点です。

鼻の穴に沿って切開するなど、傷跡を残しにくくすることが可能です。

しかしメスを伴う手術であるため、リスクやデメリットもあります。

メスを入れる手術であるため、ダウンタイムが長く、術後に一定期間傷跡が目立ちます。

最低1カ月程度は赤みが残り、赤みが2~3か月続く場合もあります。

また、傷跡が固くなってしまうことが多く、人中はケロイドになりやすい部分でもあるため、ダウンタイムの経過には注意が必要であり、ドクターから術後の注意事項や説明を十分に聞く必要があります。

また手術中は麻酔が効いているため痛みを感じることはありませんが、術後は麻酔が切れると痛みを感じたり、しびれ、違和感が出る場合もあります。

また、術後1~2日間は傷跡から出血したり、内出血、腫れが出る場合もあります。

これらは時間の経過とともに引いていきます。

また、メスを使用する手術であるため、傷口から細菌やウイルスが体内に侵入し、膿んだり炎症、感染症を引き起こしていしまう場合もあります。

さらに、皮膚を切除する手術であるため、失敗しても元に戻すことが難しく、理想の仕上がりにならないケースもあります。

人中を短くしすぎて顔のバランスが悪くなると、「上唇が厚くなる」「鼻が広がって見える」「唇がめくれ上がり、笑うと歯茎が目立つガミースマイル気味になる」「口角が下がって見える」といった失敗例もあります。

さらに人の身体は元々左右非対称であるため、術後も左右非対称な仕上がりになる場合もあります。

術後6カ月ほどは、見た目には目立たないむくみが残ります。

術後、理想の仕上がりに完成するまで6カ月程度時間を要する場合もあります。

元々の唇の形や鼻の形によっては、理想の仕上がりにするために鼻や唇、たるみの引き上げの施術が必要な場合もあります。

ボトックス

筋肉の動きを抑制するボツリヌス菌(ボトックス)を、上唇に数か所打つことにより、上唇を閉じる力が弱まるため、自然と上唇が上にめくれ上向きになり、人中の長さを短く見せることができます。

料金相場は3万円前後であり、切開手術よりも手ごろな価格でおこなうことができ、3~4カ月程度で効果がなくなるため、手軽に人中短縮できる施術法です。

デメリットとしては、永久的に続く人中短縮法ではない事、ボトックスが強く作用し過ぎると上唇がしっかりと閉じることができず飲み物が飲みづらいという点などがあります。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸を唇に注入し、厚みを持たせることにより人中を短く見せるという方法です。

実際に人中が短くなるわけではありませんが、唇がふっくらすることにより、人中が短くなったように見えます。

値段相場は10万円前後ですが、ヒアルロン酸の種類や量、注入方法などにより持続期間や値段が異なります。

ボトックス同様、メスを使わず注射だけでできる施術であるため、手軽な点が人気を集めています。

デメリットとしては、数カ月~数年かけて少しずつヒアルロン酸が体内に吸収されるため、効果が戻ってしまうという点です。

たとえ仕上がりが気に入らなかったとしても、いずれ元に戻るというのはメリットでもあります。

ヒアルロン酸注入は人中を短く見せるだけでなく、ふっくらとした可愛らしい唇にすることができるため、口元の美容医療として人気の施術です。

アートメイク

アートメイクで唇の輪郭を大きくし、人中の長さをミリ単位で短くする方法です。

口紅のような色素を、入れ墨の要領で唇に入れていくことにより、唇を一回り大きく見せ、人中を短くすることができます。

整形手術やプチ整形などに抵抗がある人でも、メイク間隔で人中を短くすることができます。

アートメイクは約1~2年程度持ちますが、人によっては半年ほどでリップラインや着色が取れてしまうのがデメリットでありメリットであるといえます。

値段相場は15万円程度であり、朝のメイクを楽に済ませたい人にも人気の施術です。

医療用ハイフ(HIFU)

たるみケアや美肌ケアとして人気の医療用ハイフも、人中短縮として効果があります。

超音波によって肌の下の筋膜層にアプローチし、皮下組織を熱で吸収させ、リフトアップさせることができる医療用マシンです。

ハイフを人中に当てることにより、人中の皮下組織を収縮させ、キュッと肌や皮下細胞を引き締め短くする方法です。

エイジングケアとして使用するのであれば、効果の高い施術となり、メスも注射も使わないため、手軽で値段も相場が2万円程度と手ごろであるため、人気の高い施術方法です。

その他

鼻の穴と穴の間の鼻中隔という部分を整形手術によって長くする手術、鼻中隔延長手術によって人中を短く見せる方法もあります。

直接的に人中を短くするというよりは、鼻を高くする相乗効果として人中が短くみえるという手術法になります。

鼻を高くしたいし、人中も気になるという人にはオススメの施術です。

値段相場は60万円程度と今回紹介した中では最も高額ですが、顔のバランスをとるのにはオススメの方法かもしれません。

まとめ

人中短縮の美容医療は、美容整形の施術件数からしても、件数自体はまだまだ少ない施術ですが、ここ数年でかなり人気の高まっている美容医療施術です。

顔のバランスやたるみによって人中が気になる、という人は、参考にしてみてください。

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