美容業界の求人をお探しの方は美容bizへ。詳しくはこちら!

見た目年齢を左右する『髪の毛・頭皮』の予防美容に効果的なのは?

この記事は約7分で読めます。

美容bizでは、ここ数回に渡り予防美容について解説してきました。

予防美容とは、老化が見た目に出る前にケアするという美容方法であり、ここ数年で美容業界で取り入れられるようになってきた考え方です。

ヒトの見た目年齢に関係するのは肌だけでなく、実は髪の毛のツヤやハリ、コシやボリューム、頭皮の状態を維持することも予防美容として知られています。

今回は、髪や頭皮に関する予防美容について解説します。

髪や頭皮の予防美容

実年齢よりも若く見える人、老けて見える人……見た目年齢を決めるのは肌の状態や姿勢、体型などが関係していますが、髪の毛の状態にも大きく関与しています。

特に女性の見た目の美しさの基準は、「髪の毛」「顔立ち」「肌質」の順番といわれるほどであり、顔立ちよりも髪の毛の美しさを優先するという事実があります。

年齢と共に髪の毛が細く少なくなり、ハリやコシの低下、全体のボリュームの低下など、30代を境にこれらの症状が出やすくなります。

髪の毛にボリュームがあるのとないのでは、約5歳ほど見た目年齢に差が出るといわれており、男性では10歳も老けて見えるといわれています。

肌は毎日、化粧水やクリームなどを使用してしっかりケアしている人がほとんどであると思いますが、頭皮や髪の毛のケアは、顔のケアに比べて怠っている人も多いのではないでしょうか。

頭皮も顔の皮も、1枚の皮で繋がっているため、きちんとケアすれば顔の予防美容にも効果があります。

また肌と同じようにしっかりとケアすれば、目に見える形で予防美容の効果を期待することができます。

髪の毛の予防美容とは、髪の毛が生える土台である頭皮や髪の毛をケアし、美しい髪の毛が将来的にも生えてくるように予防することです。

カラーやパーマの回数を減らせばもちろんダメージを減らすことができますが、予防美容で普段から頭皮や髪の毛をケアし、カラー剤などを選ぶ場合も髪への負担が少ないものを選べば、おしゃれを楽しみながらダメージに負けない頭皮や髪の毛を維持することができます。

頭皮・髪にまつわる悩み

髪の毛や頭皮の悩みとして多くあげられるのが、頭皮のかぶれや痒みがあります。

また薄毛や抜け毛などに悩む人も多くいます。

薄毛や抜け毛は中高年の方だけでなく、最近では若い人たちも薄毛で悩む人が増えています。

これらの原因の一つは頭皮や髪の毛の老化が原因であり、その一つとしてシャンプーやトリートメントなどに含まれる、有害物質によって引き起こされることもあります。

また頭皮や髪の毛は、顔ほど手入れをしない人も多いため、年齢がいってから薄毛や髪の毛のハリツヤがなくなってから、焦ってケアをする人が多いのも現状です。

まずは自身の頭皮・髪の毛の状態を知ることが、予防美容の第一歩です。

●頭皮があまり動かず、触ると固い
●頭皮の血行が悪く、冷たさを感じる
●頭皮・髪の毛がベタつく
●フケやかゆみがある
●シャンプー時の抜け毛が増えた
●髪のコシがなくなってきた
●ボリュームがなくなってきた

これらの項目にあてはまるものが多いほど、地肌や髪の毛が老化傾向にあります。

特に3つ以上の項目にあてはまる人は、髪の毛・頭皮の予防美容を早めに始めることオススメします。

また白髪などの質感に関する悩みも多いです。

髪の毛は初めから黒色で生えてくるのではなく、色のない髪の毛に色素細胞のメラノサイトがメラニン色素を生成して色が付きます。

メラニン色素の濃度によって髪の色が決定しますが、メラニンが生成されないと白髪になってしまいます。

黒く若々しい髪の毛はタンパク質によって維持されるため、日々のヘアケアや紫外線などによりタンパク質が抜けるとパサつきや乾燥などの原因になり、白髪が増える原因にもなります。

頭皮・髪の予防美容としてオススメの方法

頭皮や髪の毛の予防美容として、日常生活の中でできる事をまとめました。

頭皮・髪の毛の予防美容として重要になってくるのが、髪の毛の保湿と頭皮の血行促進です。

ドライヤー

ドライヤーは、女性の方でよほど髪の毛の短い方でなければ、毎日かけるという人が多いかと思います。

そのため予防美容において、ドライヤーのかけ方はとても重要です。

まずはしっかりとシャンプー後の水気を拭き取り、なるべく低めの温度で短時間で乾かすのが理想的です。

専用のブラシを使用するのもオススメで、ブラッシングすることで髪の毛の絡まりを摂るだけでなく、髪の毛や頭皮の汚れも取れ、頭皮マッサージ効果もあるのでオススメです。

頭皮マッサージ

頭皮のマッサージも、予防美容として効果的です。

血行促進効果があり、髪の毛に栄養が行渡りやすくなるため、きれいな髪の毛を生やすことができます。

時間がない時はシャンプーの時でもいいので、頭皮をマッサージして血行を促進させます。

生え際から後頭部に向かってマッサージし、爪を立てないように指の腹でマッサージしていきます。

強さはいた気持ちいいくらいの強さでおこない、頭皮を傷つけないようにおこなうのがポイントです。

頭皮マッサージを続けると、顔の皮膚と繋がっているため、小顔効果を感じることもできます。

頭皮の保湿

頭皮の保湿のためにオススメなのが、頭皮用の化粧水を使用することです。

頭皮用の化粧水はさっぱりとした使用感のものが多く、頭皮に使用しても髪の毛がベタつきにくく、使いやすいのが特徴です。

シャンプーすると乾燥しやすくなるため、お風呂上りの頭皮の保湿をオススメします。

頭皮用の化粧水は、ノズルが付いているものやスプレーが付いているものが使いやすくてオススメです。

シャンプー

予防美容として、自分の悩みに合ったシャンプーを選ぶことも、予防美容として効果的です。

ハリやコシが足りない、うねりが気になるという場合には、亜鉛配合のシャンプーがオススメです。

亜鉛配合のシャンプーを使用することにより、体内のミネラルを増やし、髪の毛の主成分『ケラチン』を作り出す効果が期待できます。

本来であれば、レバーや牡蠣、カニやアーモンドなどに多く亜鉛が含まれているため、食事で摂取するのが理想的です。

しかし、毎日摂取するのは大変でり時間のない人もいると思います。

そこで亜鉛配合のシャンプーであれば、毎日のシャンプーで使用することができます。

頭皮の乾燥が気になるのであれば、アミノ酸系のシャンプーがオススメです。

地肌も顔の肌と同じように、加齢とともに乾燥しやすくなり、保湿が重要になってきます。

頭皮も乾燥してしまうと、健康な髪の毛を育てることができません。

年齢が経っても若いころと同じように洗浄力の高いシャンプーを使用していると、頭皮は乾燥が激しくなってしまい、健康な髪の毛を育てることができません。

洗浄力の優しいアミノ酸系シャンプーに切り替えるのも、一つの予防美容です。

『グルタミン酸』『グリシン』『ベタイン』『メチルアラニン』などの成分が配合されているものが、アミノ酸系シャンプーです。

一方で『ラウリル酸』といった界面活性剤を使用した石油系のシャンプーは洗浄力が強いため、オススメできません。

またホルモンバランスの乱れによって、地肌が脂っぽくなったり、ニオイ、ベタツキが気になるという人もいます。

この場合は、余分な汚れや皮脂をしっかりと落とせる石鹸系のシャンプーがオススメです。

石鹸系のシャンプーは洗浄力が高いのが特徴ですが、乾燥しやすいため、洗った後はしっかりと保湿ができる成分のものを選んだり、化粧水でしっかりと保湿できるものをこと使用することをオススメします。

その他

髪の毛や頭皮の予防美容には、肌と同様、生活習慣や食生活も大きく影響してきます。

タバコは血管を収縮させてしまうため、頭皮や髪の毛の健康に悪影響を及ぼすため、できれば控えるようにします。

またバランスの良い食事や規則正しい生活はもちろんのことです。

頭皮や髪の毛の新陳代謝が乱れると、髪の老化がすすんでしまいます。

加齢によるホルモンバランスの乱れ、肩こりやストレスなどによる血行不良、睡眠不足、過度のダイエットなどをおこなうと、髪の毛や頭皮に負担がかかってしまうので注意が必要です。

薄毛を抑制する亜鉛や、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンを多く含む大豆製品などを積極的に摂取するのがオススメです。

まとめ

今回は、頭皮・髪の毛の予防美容について解説しました。

頭皮や髪の毛にツヤがありボリュームがあると、見た目年齢を下げることができるため、予防美容に興味のある人は参考にしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました