欧米人やお人形のようなパッチリとした目元に憧れる方も多いのではないでしょうか。
日本人が目が小さく見える理由には目本来の大きさもありますが、まつ毛の長さも要因の一つです。
日本人のまつ毛は欧米人に比べて短く、角度の深さや量も劣っています。
まつ毛が長いと自然に顔に立体感が生まれ目元が華やかに見えるだけでなく、小顔効果も期待できます。
今回は、まつ毛を長く見せる方法について紹介していきます。
自まつげが短くて悩んでいるという方は、参考にしてみて下さい。
まつ毛を長く見せる方法とは
日本人の平均的なまつ毛の長さ、は6.8㎜といわれています。
欧米人の平均的なまつ毛の長さが8.1㎜なので、日本人は欧米人に比べてまつ毛が短いといえます。
また、密度やカーブの度数も欧米人と異なります。
日本人は平均角度が8.9度なのに対し、欧米人は10.2度とカーブがはっきりしています。
欧米人は元々まつ毛がしっかりしているため、はっきりとした目元をしている方が多いです。
欧米人のような長いまつ毛に憧れる方も多いですが、まつエクやまつ毛パーマ、メイクによってまつ毛を長く見せることは可能です。
まつ毛エクステをする
まつ毛エクステ(まつエク)は、まつ毛を自然に長く見せる手段として有効です。
まつエクでまつ毛を長く見せるのにオススメな方は、まつ毛の長さは短いけど生えている方向がそろっているという方です。
まつエクの本数が多ければ、フサフサのまつ毛にすることができます。
まつエクは、長さだけでなくカールの角度も選ぶことができるため、朝のメイクの時間が劇的に短縮できます。
しかし、2~3週間ほどで付け替えをしなければならいため、費用と施術時間がかかるのがデメリットとといえます。
最近では、自分でまつエクのできる「セルフまつエクキッド」も販売されているため、かなり身近なものになっています。
今のまつエクのトレンドでは、まつ毛の先が二重の線にかかるくらいの長さが人気があります。
まつエクでまつ毛を長く見せるには、本数ではなくカールと全体のバランスを見てデザインを決めるのがいいでしょう。
自分の目と似ている目元のモデルを参考に、自分の目に合った長さ、カール、バランスに仕上がるようにアイリストさんにオーダーするのがオススメです。
まつエクの仕上がりよって、かなり目元の印象が変わってきます。
目じりを長めに仕上げるとセクシーな印象、真ん中が長いとキュートで自然な印象になります。
一重や奥二重、ナチュラルなたれ目に仕上げたい方は角度の緩やかなJカーブのまつエクを、華やかでネコのような目元に仕上げたい場合は角度の強いCカールのまつエクがオススメです。
まつエクはゴシゴシと強い力で洗顔してしまうと、持ちが悪くなります。
まつエクをして洗顔をおこなう場合、目の周りを洗うようにするかコットンなどで擦らないように洗うのが正解です。
まつ毛パーマをあてる
まつ毛パーマは、まつ毛の長さは平均程度はあるけれど直毛で長く見えないというまつ毛の方にオススメです。
まつ毛の長さが長くても、角度がない真直ぐなまつ毛は前から見た時に短く見えてしまいがちです。
まつ毛パーマをあてると、3週間~1カ月程度は持ちます。
しかし、長く綺麗なまつ毛を維持するにはメンテナンスが必要であり、費用と時間がかかるのがデメリットといえます。
メイクでまつ毛を長く見せる
上手にメイクをおこなうことで、まつ毛を長く見せることができます。
まつ毛を長く見せるために重要なのは「ビューラー」「つけまつ毛」「マスカラ」「アイライナー」です。
ビューラー
自まつげを長く見せるために、まつ毛を上手くカールさせることは重要です。
特に日本人のまつ毛は直毛の傾向があり、まつ毛がまっすぐだと長さがあっても短く見えてしまいます。
ビューラーはまつ毛に角度をつけ長く見せることができますが、そもそも正しくビューラーが使えないとまつ毛を傷めてしまうことも。
しっかり角度をつけたいからと、全体を強く挟むのはオススメできません。
強く挟みすぎると不自然なカーブになってしまったり、まつ毛を傷める原因になったりします。
ビューラーでまつ毛を長く見せるには、自分に合ったビューラーを使用することも大切です。
根本、まつ毛の中間、先端と3段階ほどに分けてカールし、1回につき3~10秒ほどプレスすると、均等にキレイに仕上がります。
根元をしっかり、先端に向けて徐々に力を抜くように挟むと、よりナチュラルな仕上がりになります。
ビューラーのゴムは2~3カ月に1回交換するようにしましょう。
長期間ビューラーを使用していなくても、ゴムは劣化します。
劣化したゴムのビューラーを使用すると、まつ毛が傷んでしまう恐れがあります。
また、化粧水などのスキンケアのすぐ後にビューラーを使うのもオススメできません。
まつ毛が濡れているとせっかくビューラーで持ち上げてもすぐに落ちてきてしまいます。
ビューラーはまつ毛がしっかりと乾いた状態でカールしましょう。
ホットビューラー
目元メイクが苦手という方にオススメしたいのが、ホットビューラーです。
ホットビューラーは初心者でも扱いやすく、熱を使用してまつ毛を上げるためまつ毛を上げやすいという特徴があります。
初心者はカーラータイプのホットビューラーが使いやすく、失敗しにくいのでオススメです。
ホットビューラーに慣れたら、持ち運びに便利なスティックタイプのものでもキレイにまつ毛を上げることができます。
ステックタイプのホットビューラーは、携帯にも便利なため、時間がたつとカールが落ちてくるという方にも向いています。
つけまつ毛
つけまつ毛を付けることも、まつ毛を長く見せるテクニックの一つです。
つけまつ毛は短いまつ毛の方でも簡単にまつ毛を長く見せることができ、メイクの時短にもなります。
つけまつ毛専用のノリで、つけまつ毛を張り付けていきます。
最近では水や洗顔で簡単に落とせるノリも多く販売されており、つけまつ毛がより身近なものになってきています。
まつ毛を長く見せたい方には束感があるものよりも、シンプルなロングタイプのものがオススメです。
益若つばささんプロデュースのつけまつ毛は、どれも自然で美しく仕上がるとメイクのプロの間でも人気があります。
つけまつ毛を付ける際は、ビューラー、つけまつ毛、マスカラの順でメイクしていくと、上手く仕上がります。
マスカラ
まつ毛を長く見せるために、マスカラは欠かせません。
マスカラにはまつ毛を太く見せるボリュームタイプのマスカラと、一本いっぽんを長く見せるロングタイプのものがあります。
まつ毛を長くシャープに見せたいのであれば、ロングタイプのものがオススメです。
短いまつ毛の方も、ロングタイプの方が使いやすく自然に仕上がります。
ブラックのマスカラを選べば、さらにまつ毛を長く見せることができます。
ファイバー配合のマスカラでは、簡単にまつ毛に長さを出すことが可能です。
マスカラを塗る前にファイバーの入ったマスカラ下地を使用すると、よりまつ毛を長く見せられます。
まつ毛そのものは長いけれどまつ毛が直毛でカールが取れてしまうという方には、キープ力の高いマスカラも適しています。
マスカラの塗り方は
①まつ毛の上から優しくなでる
②まつ毛の下から持ち上げる
です。
この方法で塗ると密着が上がり、より長く美しいまつ毛にすることができます。
ブラシは細い方が塗りやすく、コームタイプのものもダマにならず使いやすいです。
マスカラをそのまま塗るのではなく、一度ティッシュなどで余分なマスカラ液を落としてから塗るとダマにならずにキレイに仕上がります。
根元から毛先まで丁寧に塗っていきましょう。
まつ毛の長さがまばらなことに悩んでいる方は、短い部分にだけ下地やマスカラを付けるのも一つの方法です。
アイライナー
アイライナーを目元に施すことで、まつ毛を長く見せる効果もあります。
まつ毛を長く見せたいのなら、アイライナーはブラックのリキッドタイプのものがオススメです。
リキッドタイプのブラックのアイライナーは目元に奥行きを出すことができるため、長く見せることができます。
まつ毛の根元から丁寧にラインを引き、目尻から1㎝ほどはみ出すように細く長く引くのが理想的。
こうすることで、まつ毛が長く広がっているように見える効果があります。
目尻のはみ出したラインを平行にするか跳ね上げるかで、目元の印象がかなり変わってきます。
まつ毛を長く見せたいのであれば平行に引くのがオススメです。
まつ毛とまつ毛の隙間を埋めるようにアイラインを引いていくと、濃密なまつ毛が生えているかのように見せることができます。
上まぶたの内側、眼球すれすれの粘膜にアイラインを引くことによってまつ毛の根元に奥行きが出るため、まつ毛を長く見せる効果があります。
メイク、まつエク、パーマを駆使してまつ毛を長く見せよう
今回は、まつ毛を長く見せるテクニックとして、まつエク、まつ毛パーマ、メイクの効果ややり方について紹介しました。
まつ毛を長く見せることはもちろんですが、自まつ毛を長くするためには食生活や毎日のケアも重要です。
以下の記事も参考に、美しいまつ毛を手に入れてくださいね!