美容業界の求人をお探しの方は美容bizへ。詳しくはこちら!

今更聞けない正しいシャンプーの仕方とは?方法・手順を徹底解説!

この記事は約6分で読めます。

高級なシャンプーを使ってもイマイチ効果を実感できない、ダメージが改善されないという場合は、シャンプーのやり方自体に問題がある可能性があります。

本来、シャンプーの目的は髪の毛を洗うためではなく頭皮の汚れを落とすのが目的です。

正しくシャンプーができていないと毛穴詰まりや炎症、ニオイの原因となってしまいます。

今回は、正しいシャンプーのやり方について解説していきます。

正しくシャンプーをおこなうことで、ツヤのある美しい髪の毛に変身させることができます。

正しいシャンプーのやり方

正しいシャンプーのやり方は

①ブラッシング

②予洗い

③泡立て

④シャンプー

⑤洗い流し

の順序でおこないます。

「シャンプーは夜洗うのと朝洗うのではどちらがいいの?」と悩む方もいることと思います。

正しくは、夜寝る前におこなうのが理想的です。

夜は成長ホルモンの分泌が活発になり、髪の毛の成長を促進させます。

せっかく成長ホルモンが分泌されるの夜にシャンプーしないで寝てしまうと、毛穴が詰まったまま成長ホルモンが分泌され、髪の毛に栄養が十分に回らなくなります。

朝に寝ぐせ直しのついでに、シャンプーもう一度する習慣がある方も多いことと思います。

しかし、朝にシャンプーをすると必要な皮脂まで洗い流してしまい紫外線ダメージを直に受けてしまうため、おすすめできません。

ブラッシング

ブラッシングは、髪の毛を濡らす前におこないます。

目の粗いブラシで毛先から丁寧にとかしていきます。

無理に根元からといしてしまうと、抜け毛の原因となるため注意が必要です。

ブラッシングをシャンプー前におこなうことにより、髪の毛に着いた汚れを落としほつれを解くことができます。

髪の毛の絡まりを取ることで、洗髪中に髪の毛が引っかかるのを防ぎ、抜け毛を防止することができます。

また、シャンプー前にブラシをかけることで血行を促進し抜け毛予防になり、シャンプーの泡立ちもよくなります。

予洗い

シャンプーの目的は、頭皮の汚れやスタイリング剤を洗い流すことにあります。

髪の毛を洗うことが目的ではないため、髪の毛ではなく頭皮を洗う意識を持って行うのが良いでしょう。

38~40度のぬるま湯で、指の腹で揉み込むように洗います。

お湯で洗い流すだけで汚れの8割が落ちるといわれているので、入念におこなう必要があります。

お湯で頭を洗い流すことは「プレシャンプー」とも呼ばれる大事な工程です。

38度以下の水で洗うと、皮脂汚れが落ちずニオイや炎症の原因となります。

反対に、熱すぎる熱湯だと髪の毛が乾燥し傷みの原因になったりカラーの色落ちの原因になったりします。

また、熱すぎるお湯で洗うと頭皮ストレスの原因となるため、必ずぬるま湯でおこなうようにしましょう。

シャワーヘッドを頭皮に当てながら、反対の手でマッサージするように指の腹で洗います。

指の腹で2~3分程度、急いでいる時でも最低1分は洗うようにしましょう。

泡立て

ぬるま湯での予洗いが終わったら、シャンプーを泡立てます。

直接シャンプーを塗るのではなく、軽くシャンプーを泡立ててから洗います。

シャンプーを泡立てずに塗ってしまうと刺激が強く、シャンプーが密着する場所とそうでない場所の洗いムラができてしまうため、必ず泡立ててから乗せましょう。

シャンプーの量は、適量で泡立てていきます。

シャンプーの量が少ないと泡立ちが弱く、多すぎると頭皮に残ってしまうため適量で泡立てることが大切です。

適量とは、ショートで半プッシュ~1プッシュ、ボブで1プッシュ、ミディアムで1~2プッシュ、ロングで2~3プッシュが目安です。

しかし使用するシャンプーによって適量が変わるため、シャンプーの説明書き通りにおこないましょう。

シャンプーを泡立てるときは、シャンプーと空気とお湯を混ぜるように泡立てると上手く泡立ちます。

3プッシュでも泡立ちが悪いと感じる場合は、シャンプーではなくお湯を足してみてください。

泡立てるのが面倒であれば、泡で出てくるシャンプーがオススメです。

シャンプーをしっかりと泡立てることで、摩擦などの刺激を抑えることができるのでしっかりと泡立てましょう。

シャンプー

シャンプーを髪の毛になじませたら、頭を全体的に洗っていきます。

ゴシゴシとテキトーに洗うのではなく、髪の毛を持ち上げるように洗っていきます。

泡立てたシャンプーを頭頂部、両サイド、後頭部に乗せます。

シャンプーをする際にシャンプーブラシを使用する方もいると思いますが、シャンプーブラシを使用しなくても丁寧にシャンプーすることで、同じレベルの効果があります。

そのため、無理にシャンプーブラシを使用しなくても大丈夫です。

毛量の多い方やネイルをしている方にはオススメですが、メンテナンスが悪いと雑菌が溜まり頭皮の衛生環境にとってよろしくありません。

シャンプーブラシを使用する際は余分な水気を切り、清潔に保つことが大切です。

シャンプーを頭に乗せたら、頭皮をマッサージするように洗っていきます。

髪の毛ではなく、地肌の汚れを取るイメージで洗います。

爪を立てて洗うと地肌を傷つけてしまうため、指の腹で地肌から指を離さないように洗っていきます。

自分が気持ちいいと思う強さで、血行を促進しながら洗っていきます。

下から上に向かって洗うイメージで、耳の後ろ、襟足、耳上、後頭部から頭頂、前頭部と生え際の順で洗います。

耳の後ろにリンパがあるため、まず耳の後ろから洗うことで頭全体の血行が良くなります。

耳上、こめかみから頭頂部に向かって円を描くように洗っていきます。

つむじ、後頭部から頭頂部にかけては、指をジグザグさせながら洗います。

頭頂部は特に紫外線ダメージや物理的ダメージを受けやすいため、念入りに洗いましょう。

最後に前頭部と生え際を洗ってシャンプーの終了です。

汚れがひどい場合は、2回に分けてシャンプーをおこないます。

無理に汚れを1度で落とそうとすると、髪の毛が傷んでしまうためです。

基本は1回のシャンプーで十分です。

すすぎ

シャンプーの洗い残しは、かゆみやフケの原因となってしまいます。

ヌルヌル感がなくなるまで、しっかりとすすぎます。

シャワーヘッドを頭皮に当てながら、予洗いの時間にプラス1分の時間を追加して洗い流しましょう。

特に、耳の後ろや生え際はシャンプーが残りやすい場所です。

入念にすすぎましょう。

正しいシャンプーで理想の髪を手に入れよう

今回は、正しいシャンプーの仕方について紹介しました。

シャンプーの仕方を正しく丁寧におこなうだけで、髪の毛のダメージを軽減し見違えるようにきれいなツヤ髪にすることができます。

本記事を参考に、美しい髪を手に入れてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました